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【MTGA】黒単ハンデス (2021/4ミシック到達)

アグロスペースのプレイヤーTim Sakamotoです。このTimという愛称はアメリカで仕事をするときによく使っており、前職でアメリカでお世話になったデイブさんが、私の「剛(Tsuyoshi)」という名前の発音がしにくいので「つよし」が「ティモシー(Timothy)」に似ているということで、ティモシーの愛称である「Tim(ティム)」という名前で呼び始めた、というところに由来します。

さて、おかげさまでアグロスペースは現在登録者が912人でございまして目標の1000人まであともう少しというところでございます。本人もまさかここまで視聴いただけるとは思ってもおりませんでしたので、本当にありがたい限りです。この場も借りて、みなさまに御礼申し上げます

このNoteでは構築戦の月間ミシックに到達したデッキをテキストベースでご紹介しています。今回は2021年4月にミシックへ到達できた「黒単ハンデス」を紹介します。

デッキ
2 悪夢の詩神、アショク (THB) 208
4 闇の掌握 (M21) 102
18 沼 (STX) 371
2 恐怖の神、ターグリッド (KHM) 112
1 オニキス教授 (STX) 83
2 悪ふざけの名人、ランクル (ELD) 101
4 真っ白 (STX) 72
4 残忍な騎士 (ELD) 97
2 凶兆の果実 (ELD) 88
3 セッジムーアの魔女 (STX) 86
4 苦悶の悔恨 (THB) 83
3 スカイクレイブの影 (ZNR) 125
4 強迫 (M21) 96
4 清水の小道 (ZNR) 260
3 ロークスワイン城 (ELD) 241

このデッキは前回紹介した3月のデッキの「黒単ハンデス ローグ」を改変したものになります。この改変は構築ランク戦におけるダイアモンドランクのメタゲームを考慮したものです。

当初、ローグを使用したデッキを用いていたのですが、ちょうどタイミングがストリクスヘイブンの発売直後であったこともあり、環境が不安定な状態にありました。誰もが適切のデッキを選ぶことができなかったのです。そうなるとどうなるかと申しますと、一般的なティア1デッキから使用デッキが選択されることになります。つまりこの時点では「根本原理系」「白単」「赤単」「サイクリング」「ラクドスサクリファイス」などが再び盛り返してきたように感じておりました。

しかし「根本原理系」「白単」「赤単」など明らかに強いデッキを使うプレイヤーはすでにその時点でミシックに到達しており、ティア2と目されるデッキがダイアモンドランクで活躍することになります。また上記のデッキを少し改変したデッキなどが現れていました。

そして、私のマッチング環境では「サイクリング」「ラクドスサクリファイス」「根本原理亜種」と多く対戦することになります。これらのキーワードは「墓地利用」でした。サイクリングは天頂の閃光、ラクドスはクロクサ、根本原理亜種はポルクラノスを投入しておりました。そこに、積極的に切削を行う私のローグは完全に逆効果で、敵に塩を送る形となっていたのです。

そこでストリクスヘイブンで登場した黒のハンデスカード「真っ白」を軸にしたデッキを検討します。これはハンデスの後、墓地を追放するという優秀なカードです。この変更を加えるためローグの採用をやめ、長期戦に備えてアショクに加え、ストリクスヘイブンからオニキス教授を迎え、安定感のあるハンデスデッキへと進化させることができました。そのおかげもあって、月末ギリギリではございましたが、なんとかミシックへ到達することができました。

昨月も3月と4月をハンデスデッキで戦い抜いたわけですが、根本原理やイゼットテンポ系などスペルを主体にするデッキにかなり刺さる印象です。ローグにもそこそこ強いです。もちろんサイクリングデッキには超がつくほど好相性です。逆に単色アグロやグレートヘンジなどハンド補充が優秀なデッキにはめっぽう弱いです。自分のマッチング環境をしっかり意識することの大切さを感じました。

前回のデッキもそうですが、このデッキは「ハンデスコントロール」というよりは「ハンデスアグロ」ということができます。そのため、各マナ帯にハンデスカードとクリーチャーカードを散らすことが大事で、プレインズウォーカーもクリーチャー生成のできるアショクが最適です。更にアショクはパーマネントをバウンスさせ、それを強迫などで抜くムーブもかなり強力です。

現在アグロスペースでは2021年秋のスタンダード更新の時期に向けて、次の環境でのデッキ構築を検討しているのですが、実は黒単ハンデスデッキは消滅する可能性がございます。今のところ、ハンドを見て捨てる「強迫」「苦悶の悔恨」に変わるカードがリリースされていないばかりか、その手のカードは「精鋭呪文縛り」「侮辱」など白のカード群へと展開されているからです。今後白でハンデスデッキがデザインされるようになるのでしょうか。少し心配です。

それでは次回は5月のミシックデッキを紹介させていただきます。細々とですがYoutube動画配信者でもございますので、なるべくオリジナリティのあるもので勝負していきたいです。今後とも宜しくお願いします。


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