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【MTGA】黒単コンボコントロール(2022/1スタンダード ミシック到達)

こんにちは。MTGアリーナ配信チャンネル「アグロスペース」のプレイヤーです。MTGアリーナのランク戦(BO1)で2022年1月もミシックへ到達できましたので、デッキをご紹介いたします。

1. デッキ概説

デッキ
4 ウォーロック・クラス (AFR) 125
20 冠雪の沼 (KHM) 280
3 ネファリアのグール呼び、ジャダー (MID) 108
3 病的な日和見主義者 (MID) 113
3 食肉鉤虐殺事件 (MID) 112
4 蜘蛛の女王、ロルス (AFR) 112
3 雪上の血痕 (KHM) 79
4 不詳の安息地 (KHM) 255
4 ひきつり目 (STX) 70
4 よろめく怪異 (AFR) 119
3 スカイクレイブの災い魔 (ZNR) 122
3 スカルポートの商人 (AFR) 120
2 検体探し (STX) 73

サイドボード
1 壊死放出法 (STX) 78
1 封印突破法 (STX) 125
1 過去対面法 (STX) 67
1 アルカイックの教え (STX) 57
1 環境科学 (STX) 1
1 殲滅学入門 (STX) 3
1 マスコット展示会 (STX) 5

このデッキは、現在BO1でトップメタ入りしている「黒単コントロール」をコンボ寄りに改変したものです。そのコンボとは「ウォーロッククラス」と「スカイクレイブの災い魔」を組み合わせたもので、ウォーロッククラスの最終章が起動した状態で、スカイクレイブの災い魔をキックキャストすると、一撃で相手を葬れるというものです。災い魔のキックキャストは特殊で、クリーチャー本体を打ち消しても能力は起動しているので、コンボが成立します。

元々黒コンを気に入って使用しており、昨年11月も黒コンでミシックへ到達したのですが、フィニッシュへの遅さは不満でした。コントロールデッキもむやみに試合を長期化させるのはリスキーであり、最も確実なリスク排除は「最短での勝利」と考えるからです。特にコントロール系や、ライフゲイン系のお相手ですと、最終的には押し負ける可能性が高まります。今回のコンボデッキは、相手のライフに関係なく勝利できますので、落ち着いてプレイすることができました。

このコンボを成立させるためのドロー源ですが「スカルポートの商人」「病的な日和見主義者」を軸に、ここへ「ネファリアのグール呼び、ジャダー」を加えることで、とてつもないドローの量を達成することが出来ます。ここにウォーロッククラスのドローや、ロルスのドローを合わせることで、ほとんどの試合で望むカードを手中に収められます。このドローエンジンは環境屈指ではないでしょうか。ドロースペルを準備しないというメリットもございます。

そして、このデッキの本質は「コンボが成立しなくても、そのうち勝てる」という黒コンならではの地味ながら確実なダメージソースにあります。ここまで何度も登場している「ウォーロッククラス」、クリーチャー除去に使える最強のエンチャント「食肉鉤虐殺事件」とこれらを並べるだけで、毎ターン相手のライフを詰めることが可能です。ロルスのトークンでブロックしながら、コンボを待つだけで良いです。また災い魔もコンボだけではなく、クリーチャーとしても申し分ない性能で、緑系のお相手にはタフネス6を超えたあたりから、完全なる壁として役立ってくれます。

2. 戦績

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今回は珍しく、ダイアモンドランクではこのデッキ一本で勝負しました。ランク戦では44戦34勝(勝率77%)という好成績で幕を閉じることになりました。

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各ランク帯での戦績ですが、序盤こそ苦戦したものの、ダイアモンドランクのティアー2以降は勝率92%という、とんでもない成績を叩き出しております。BO1のガチ環境デッキである白や緑などのクリーチャーデッキにめっぽう強いことがわかります。

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マッチアップを見ると、最低でもイーブンの成績で、どのようなデッキでも対応できていることがわかります。クリーチャーデッキにはコントロールで、クリーチャー以外にはコンボでワンショットという、戦略の選択肢が多いことで、最適解を選びやすくなっておりますし、それを実現できるドローソースの良さが持ち味と言えるでしょう。

3. 最後に

2022年1月25日のスタンダード禁止改定で「アールンドの天啓」「ゼロ除算」「不祥の安息地」が禁止になりました。これは私の軸足である黒ユーザーにとっては非常に喜ばしいことです。このおかげで黒ユーザーがプレイしやすい環境に変異していくのではないかと期待しています。特に黒のミシュラランドである「目玉の暴君の住処」が、ほかの土地より明らかに使いやすいからであり、これだけで黒を使う理由にもなり得ます。今後は変化そのものを楽しみながら、次のエキスパンションのリリースを楽しみに待ちたいと思います。

それでは、今後ともアグロスペースの動画をご視聴くださいませ。引き続きよろしくお願いします。


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