【MTGA】ラクドス コントロール(2022/4スタンダード ミシック到達)
こんにちは。MTG配信チャンネル「アグロスペース」のプレイヤー「Tim Sakamoto」です。2022年4月もミシックランクへ到達できましたので、デッキを紹介させていただきます。
デッキ
4 よろめく怪異 (AFR) 119
2 山 (SNC) 269
3 血の長の渇き (ZNR) 94
3 ひきつり目 (STX) 70
3 敵対するもの、オブ・ニクシリス (SNC) 206
9 沼 (SNC) 267
2 嘘の神、ヴァルキー (KHM) 114
2 冥府の掌握 (MID) 107
3 穢れた敵対者 (MID) 124
4 鏡割りの寓話 (NEO) 141
2 不笑のソリン (VOW) 131
4 絶望招来 (NEO) 101
3 食肉鉤虐殺事件 (MID) 112
3 命取りの論争 (AFR) 94
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 (NEO) 278
2 目玉の暴君の住処 (AFR) 258
1 バグベアの居住地 (AFR) 254
1 反逆のるつぼ、霜剣山 (NEO) 276
4 荒廃踏みの小道 (KHM) 252
4 憑依された峰 (MID) 263
サイドボード
1 過去対面法 (STX) 67
1 壊死放出法 (STX) 78
1 ご破算 (STX) 114
1 封印突破法 (STX) 125
1 殲滅学入門 (STX) 3
1 環境科学 (STX) 1
1 マスコット展示会 (STX) 5
2022年4月29日よりMTGの新しいエキスパンション「ニューカペナの街角」が実装されました。前回の神河リリース後、ランク戦でなかなか成績を残せないでいた今月末にリリースされたニューカペナですが、リリース前から強烈にインパクトを発しているカードが注目されていました。プレインズウォーカー「オブ・ニクシリス」です。赤黒3マナのPWでキャスト時にクリーチャーを生贄にすることでコピーを生成でき、一度に2体のPWを場に並べることができます。
プレリリースの段階から「禁止待ったなし」と言われていたパワーカード。ここは藁をも縋る気持ちで、自身の黒単色デッキに「鏡割りの寓話」とともに入れ込んでみました。特にシナジー形成はないのですが、このデッキはどれも雑に強いカードばかりで、どのタイミングでどのカードを引いても基本的にはなんとか回せる構成になっています。
とくに、前回ミシックへ到達した時の黒単コントロール時代から大きく変わっているのが4マナ以降の構成です。これまでは「ロルス+雪上の血痕」が定番でしたが、最近は「ソリン+絶望将来」に置き換わっております。守りというより、やや攻撃的な構成が、一般的にも増えている印象です。とくに「絶望将来」のカードパワーがよく「最も雑に強いカード」と言われています。いつ使っても、どこで使っても腐らないどころか、良質なアドバンテージをもたらしてくれるからです。
絶望将来を軸に据える以上、5マナで被るロルスは採用しにくく「4マナの段階でドローを得られる」「奥義が魅力」のソリンの方が、私の評価が高まってきております。単体では一長一短ですが、絶望将来を構えるならソリンの方が魅力です。デッキの構成的もソリンと絶望将来のドローでマナが伸びやすいため、7マナ以上のマナの使い先も必要です。そういう時こそ「ティボルト」や「穢れた敵対者 」が役に立ちます。「食肉鉤虐殺事件」を敷いた状態で「穢れた敵対者 」にて大量の腐乱ゾンビを生成し、一気にフィニッシュしていくことも可能です。
さて、5月より本格的にニューカペナのカードがスタンダードランク戦にも登場してくるでしょう。印象としては「マナ拘束が強い分、かなり強力なカードが多い」という点です。特に「隆盛系」のエンチャントカードは強力であり、環境を変えうるパワーを持っていると思います。これまでの環境でもそうでしたが、ここからは特に「トークン横並べ」というのが鉄板戦略になっていくでしょう。通常のクリーチャーアグロは、ルーンデッキなど一部を除いて、あまり成果を残せなくなっていくような気がしております。
個人的には、そのような環境に対して、特にオブ・ニクシリスなどの直接ダメージ系が生きてくる予感がしておりますので、このPWを利用した直接火力デッキなども力をつけるかもしれません。少し楽しみではございます。個人的には黒が大好きなので、黒赤のニクシリスにはしばらく環境で暴れてもらいたいところです(禁止は勘弁してください)。
以上でございます。今後ともアグロスペースの動画を何卒よろしくお願いします。