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ラグビーが教えてくれたこと19

【自分が壁にぶつかった時ほど、そこから学ぶ事が多い】

これは、まさに今この「ラグビーが教えてくれたことシリーズ」をやっている時に感じる1つの大きな学びです。

今回に関しては、このシリーズのほぼ全てのエピソードが、自分が壁にぶつかってもがいている時に感じたことなので、具体的なエピソードは省きますが、

自分にできるかできないかわからないチャレンジや、難しいだろうなと思う選択をして、もがいている時。その時にその現実から目を逸らさずに向き合った時に、ポロっと「学び」の当たり玉が転がって出てくる感じ

もはやラグビーがそんなことを教えてくれるもんだから、なにかアクシデントや上手くいかない時とかも、「さて、ここにはどんな学びがあるんだろうかね」と没頭せずに考えてしまうクセがついてしまっているのが、ちょっと自分の良くないと思うところです
年齢が上がってくると、与えられた試練の意味を考えるクセがついてきますね。

はい、さて、
壁にぶつかった時というのは、
つまりは
「想定外の出来事が起きる時」
想定外の出来事というのは、当たり前だけど想定している外の出来事なわけで、それが起こった時点で、次からは「想定内の出来事」に昇格するわけですね。想定内の世界が広がります。これには思考を凝らさずとも自然とそうなります。
ただ、そんな想定外の出来事に対しても、「そこから何を学ぶか」っていうことを少しだけでも考えるクセがつくと、似たような想定外の出来事も想定内の世界に取り込めることができるんですね。考えずに経験値上がるよりも、もっと拡大させてくれます。

一方で、壁にぶつからずに上手くいっている時というのは、起こることが想定内である時。

ラグビーで言うと、どれだけこの想定内の世界の領域を広げられるか、ということが選手としての深みや上達につながるポイントになるんじゃないかなと。
それは、
試合での経験値もそうだし、自分の身体作りもそう、さまざまなカテゴリーで経験した選考されるプレッシャー、チームメイトや指導者とのコミュニケーションにおいても、
想定内の世界(身体がわかってる、頭がわかってる、心がわかってる)の領域をどれだけ広げられるか

そんなわけで、ラグビーでも、それ以外の世界に行こうとも、目標に向かう過程の中で壁(想定外の出来事)にぶつかった時は、
「ようこそ 想定内の世界へ」
ウェルカムに、思考を凝らして肥やしにしていきたいと思います。

そんな話です。


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