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「君に染まる、恋の軌跡」
あの日、君と出会った瞬間のことを今でも鮮明に覚えている。
偶然なんて言葉じゃ片付けられない、運命みたいなものを感じたんだ。
君の瞳に映る世界は、どんなふうに輝いているんだろうって、
知りたくなって、もっと近づきたくなって、気づいたら君のことばかり考えていた。
何気ない会話の中に、君の優しさが滲む。
何かを決めるとき、迷うとき、君はいつだって誰かのことを一番に考えてる。
そんな君が大好きで、尊敬していて、
「この人を幸せにしたい」って、心の奥で強く願うようになった。
だけど、ふと不安になることもある。
僕なんかが君の隣に立っていていいのかなって。
君の未来に僕は必要なんだろうかって。
弱気になりそうな夜、ふとスマホを開いて君の言葉を探す。
画面の向こうで笑う君の姿に、また頑張ろうって思えるんだ。
君がいるだけで、世界は鮮やかに変わる。
朝日が昇るたびに「今日も頑張ろう」って思える。
夕陽が沈むたびに「また明日も笑おう」って願う。
そんな風に、僕の人生に君が溶け込んでいく。
夢がある。叶えたい未来がある。
でも、それは僕だけのものじゃなくて、君と一緒に見る景色でありたい。
一緒に過ごす時間、一緒に食べるごはん、一緒に眺める景色。
君の好きなものを知って、君が大切にしているものを大切にしたい。
同じものを見て、感じて、分かち合うことで、
もっと君のことを理解できるんじゃないかって思うんだ。
だから、君が選んだものを僕も手に取る。
君が大切にしていることを、僕も大切にする。
同じ香りを纏えば、君の近くにいる気がするし、
同じ味を知れば、君の好きなものを分かち合える気がする。
そうやって、少しずつ、君と重なる部分を増やしていきたい。
だけど、無理に同じになりたいわけじゃない。
君は君のままで、僕は僕のままで、
それでもお互いに寄り添える存在でいたい。
違うところがあっても、違う道を歩んでいても、
ふとした瞬間に「同じだね」って笑い合えたら、それだけで嬉しい。
いつか、もっともっと近づけるかな。
もっと深く、君のことを知れるかな。
そんな未来を想像しながら、今日も君のことを考えている。
この気持ちは、まだ伝えられないけれど、
いつかちゃんと、言葉にして伝えたい。
「君の隣で、同じ景色を見ていたい」って。
それまでは、君のおすすめをそっと手に取るよ。
君の好きなものを知って、少しずつ、君に近づいていくから。
君が笑っている未来を、僕はずっと見ていたいんだ。