見出し画像

The 10 Best Albums of 2021

 明けましておめでとうございます。年が明けたということで2021年のベストアルバムを20作紹介したいと思います。


画像1

第1位『SOUR』 Olivia Rodrigo

 今も昔も我々を惹きつけるのはSad Girlたちであり、Sad Songだ。その流れの中でも楽曲の評価的にもセールス的にも大成功した彼女に第1位の称号を与えたいと思います。

画像2

第2位『Jubilee』 Japanese Breakfast

 柿は熟せば熟すほど甘くなる。本作も聞けば聞くほど味わい深くなる。イインディ・ロックサウンドを軸にしっかりとドリーム・ポップ要素もあって、何より聞きやすい。彼女のキャリア屈指のアルバムだ。

画像3

第3位『Sometimes I Might Be Introvert』 Little Simz

 壮大なオーケストラサウンドをバッグに彼女のラップが冴えわたる名盤。時にシリアスで時にユーモアあふれる曲センス。さすがの一言です。

画像4

第4位『Blue Banisters』 Lana Del Rey

 ラナは"Mariners Apartment Complex"という曲で「みんなが噂していたら 自分の立場をはっきりさせればいい」と高らかに宣言していたが、本作はまさにその主張をはっきり自分自身で証明したアルバムだろう。傷いた心は彼女は家族や友達に癒しを求めたように、私はこのアルバムに癒しを求めました。

画像5

第5位『Home Video』 Lucy Dacus

 過去のビデオを観返し、そこに映る自分を見ると必ず激しい羞恥心に襲われると同時にこのビデオにうつっている自分はなんてワイルドなんだろうと一種の憧れ的な気持ちを持つ。そんな複雑な気持ちを追体験させてくれる素敵なアルバムだった。

画像6

第6位『star-crossed』 Kacey Musgraves

 アーティストの使命というのは時に残酷である。いい時も悪い時もその気持ちを書き留めておきたいという気持ちになるのだから。アーティストとリスナーの関係性こそ本当にstar-crossedなのではないだろうか。

画像7

第7位『Ancient Dreams In A Modern Land』 MARINA

 彼女のポップスは犯罪レベルで過小評価されていると思う。ポップを保ちながら政治やフェミニズムを語る彼女の姿勢にブレるということは全くない。

画像8

第8位『30』 Adele

 お手柔らかに。我々がつい忘れてしまう他人に対しての感情だ。特に去年は。そう、大事なのはBe Kind, Be SweetだけでなくEasy On Meも忘れてはいけない。たとえ離婚でボロボロな時でも。

画像9

第9位『Daddy's Home』 St. Vincent

 "ただいま"そんな言葉が意味する明るさ、暗さ、陰鬱さ。少なくともSt. Vincentはその言葉に希望を抱いている。

画像10

第10位『Blue Weeknd』 Wolf Alice

 陰鬱な週末、でも知ってるそんな気持ちを抱く地球最後の人間になろう。


以下紹介するアルバムは惜しくもトップテンを逃したアルバムだ。すべて良かった。名前だけ紹介します。

『a touch of the beat gets you up on your feet gets you out and then into the sun』 Aly & AJ

『Wary + Strange』 Amythyst Kiah

『Collapsed In Sunbeams』 Arlo Parks

『Vulture Prince』 Arooj Aftab

『DEMIDEVIL』 Ashnikko

『The Yearbook』 Baby Queen

『Happier Than Ever』 Billie Eillish

『Young Heart』 Birdy

『In These Silent Days』 Brandi Carlile

『Not Your Muse』 Celeste

『Screen Violence』 CHVRCHES

『Planet Her』 Doja Cat

『Yellow』 Emma-Jean Thackray

『Under Twenty Five (EP) 』 ENNY

『I Know I'm Funny Haha』 Feye Webster

『if i could make it go quiet』 girl in red

『On All Fours』 Goat Girl

『If I Can't Have Love, I Want Power 』 Halsey

『HEAUX TALES』 Jazmine Sullivan

『Boy From Michigan』 John Grant

『Little Oblivions』 Julien Baker

『Donda』 Kayne West

『Fatigue』 L' Rain

『Chemtrails Over The Country Club』 Lana Del Rey

『Californian Soil』 London Grammar

『Solar Power』 Lorde

『You Signed Up For This』 Maisie Peters

『'Til I Start Speaking』 Morly

『Who Am I ?』 Pale Waves

『damnshestamil』 Priya Ragu

『An Evening With Silk Sonic』 Bruno Mars,Anderson .Paak,Silk Sonic

『Valentine』 Snail Mail

『CALL ME IF YOU GET LOST』 Tyler, The Creator

『lately I feel EVERYTHING』 WILLOW

『Dawn』 Yebba

『Stand For Myself』 Yola


いいなと思ったら応援しよう!