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The 100 Best Songs of 2024
2025年も当に明けて2月も終わりそうですが、個人的に好きだった曲をランキング形式で紹介したいと思います。私の知識の限界で主に洋楽のロックとポップスが中心になりますが、念のため1人のアーティストが被らないように1人1曲ずつの選曲になっております(例外もあります)。ランキングですが20位以降はほとんど順不同だと思っていただいて構わないです(それゆえコメントが無いのもあります)。
"Life Is" Jessica Pratt
カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とするシンガーソングライターのJessica Prattです。アルバム自体は4枚目で今までは実直にフォークを奏でていたのですが、本作でとうとう花開きましたね。カリフォルニアっ子らしく、大先輩のThe Beach Boysにオマージュを捧げるサウンドでかつ本作でドラムとベースを大胆に取り入れていますが、それでもしっかり基礎にフォークがあります。そんな大胆な変化を一番感じられるのがこの曲です。「time is time and time and time again」という耳に残るフレーズ、少し不吉だけど次の時代を生きるためのヒントがこの曲にはあります。
2."TEXAS HOLD 'EM" Beyonce
カントリーだけどしっかりBeyonce流のダンスナンバーになっていて、しっかりルネッサンスというテーマを表現できています。どんな背景や思想や音楽を嗜好しても、心から踊りたいと思わせる魅力があるって素敵なことだなと思わせてくれる。
3."Good Luck, Babe!" Chappell Roan
あれだけ1年を通して話題の中心にいたChappellですが、それをたった1曲だけのリリースで実現したというのがどれだけ異端であることが分かります。シンセのリズムから始まりコーラスでそれが絶好調を迎える曲構成も見事ですが、やはり歌声がとんでもないですね。歌詞も別れた相手に「まあ頑張ってね」とどこか達観しているのも余裕を感じます(リスナーによって相手の性別を置き換えることができるのでしっかりクィアな魅力も持っている)。Chappell Roanの名刺代わりの曲だと思います。
4."BIRDS OF A FEATHER" Billie Eilish
Billie史上1番希望に溢れている曲でかつとてもダンサブル。フワフワ飛んでいくような魅力があるのに、しっかり生演奏で地に足がついているというのも素晴らしいと思います。
5."360" Charli xcx
話題をかっさっらったアルバム『BRAT』の魅力を1曲に集約したような曲です。曲の分数が3分にも満たないのに、あまりにも大きな自信とサウンドに溢れた強気な曲ですね。
6."Burn Alive" The Last Dinner Party
去年"Nothing Matters"を聞いたときの衝撃は忘れられませんが、もちろんリリースしたアルバムは本当に最高でした。アルバム構成でインタールードを除いて一番最初に流れてくる曲が"Burn Alive"です。もうこの曲聴いた瞬間、「ああ、このアルバムは名作だ」と思いましたね。
7."we can't be friends (wait for your love)" Ariana Grande
"yes, and?"が不評だった中でリリースされたアルバム『eternal sunshine』の中で、リリースされた瞬間から話題になっていたのがこの曲。最初のフロアをドンドンする音から始まりキラキラと光りながら終わる曲。悲しいのに喜びが溢れている曲。
8."All Born Screaming" St. Vincent feat. Cate Le Bon
『All Born Screaming』のラストを飾るのが表題曲であるこの曲。St. VincentとCate Le Bonってよくよく考えると音楽性において共通点がいっぱりあるアーティスト同士なんですよね、そりゃ2人が組んだら最高な訳だ。曲の構成もラストに相応しい2部構成で、ラストは皆で「all born screaming」と合唱するのも曲の魅力を後押しています。
9."Alter Ego" Doetchii with JT
2024年の後半のアルバムリリースとそれに伴うプロモーション活動とライブを中心に話題の中心にいたのがDoetchiiです。この曲はアルバムに収録されていませんが、City GirlsのJTと組んだこの曲を私はオススメしたいですね。2人のラップスキルも良いですが、特にコーラス部分の盛り上がりが異様というかちょっと変態的と言うか、でもすごくそれがかっこいいんですよね。
10."Not Like Us" Kendrick Lamar
この曲がリリースするまでの経緯はもう触れませんが、とにかくこの曲のリリースによって1人Big 1状態にあるKendrickです。もちろんそれはしっかりこういうバンカーを作っているからですし、何よりやはりヒップホップって人々がどうして惹きつけららるのか、それをしっかりKendrickは体現しているからなんですよね。
11."All in Good Time" Iron & Wine feat. Fiona Apple
Fiona Apple経由で知ったのがこの曲です。2人の良い掛け合いに耳に残るコーラス、そして「all in good time…」という歌詞。リリースされた直後からずっと聞いていましたね。
12."Spring Is Coming with A Strawberry in the Mouth" Caroline Polachek
実はこの曲はOperating Theatreが1986年にリリースした曲のカバーです。CarolineとA.G. Cookが見事2024年に魅力あふれる曲として再現してくれましたね。囁くような歌い方からコーラスで何度も同じ歌詞を繰り返す構成から、まるまる"Welcome to My Island"と同じです。でもしっかり桜が風で舞っているような雰囲気が視覚的にも感じられるのは本当にさすがです。
13."Thinking About You" Faye Webster
基本的に女性のシンガーソングライターは無条件に好きになるのですが、その中でも取り分けリズムに力を入れているので強烈に個性があるのがFaye Websterです。ドラムだけじゃなくてピアノがはねている感じがクセになります。
14."I Got Heaven" Mannequin Pussy
いきなり吠えるように始まりサビになると耳に残るメロディ。聞いた瞬間誰もがHoleを頭に思い浮かべると思います。インディですが女性主導のバンドでHoleの後継的バンドが出てきて、それが多くの人に受け入れられるのもメジャーなシーンで女性のロックが人気である現象の裏返しのようですね。
15."Loneliness" Pet Shop Boys
アルバムリリース情報と共に先行で発表されたこの曲。初見で聞いたときに「これは久しぶりにキャッチーで何度も繰り返し聞きたくなるな」と思いましたね。しかも曲の構成の仕方が静と動を上手く切り替える巧みさもある。
16."Sexy to Someone" Clairo
聞いた瞬間すぐ分かる「あっ、この人は進化したな」と感じる瞬間がある曲は必然的に私は惹かれるのですが、まさにこの曲が「そう」です。ギター一本で作っているというのはいつも通りですが、リズムがあって彼女自身何か前進しようという吹っ切れた感じが素晴らしいです。
17."Glasgow" Pale Waves
この曲を聞いた瞬間、「やっと本来のPale Wavesが戻ってきたな」という感じで。ロックとシンセを上手に組み合わせたバンドサウンドこそこのバンドの強みであるわけで、遠回りしたけどやっと本来のPale Wavesのサウンドに帰ってきたという感じです。明るいのにどこか悲しいというのも完璧です。
18."Death & Romance" Magdalena Bay
男女デュオのMagdalena Bayです。エレクトロなのにしっかり生演奏のエネルギーを感じる一曲です。年末の音楽メディアがこぞって彼らをベストにあげていた訳が分かります。
19."Silence Is Loud" Nia Archives
イギリスのドラムンベースのシーンを代表する存在になりつつあるNia Archivesの一曲。ドラムンベースが基礎にありますがしっかりポップで聞き込めるのが良いですね。サマソニで彼女に歓声をあげる観客を見て
20."Disease" Lady Gaga
"Die with A Smile"のヒットに甘んじず自らの原点を回帰するようなダンスポップで新しい時代を迎えるのはLady Gagaです。出演した映画の不評も年末ごろには巻き返せてるのがスターの凄いところです。この曲で「病気を癒す」と繰り返されるフレーズも説得力があります。
21."Training Season" Dua Lipa
よりさらに進化したダンスポップをということで作られたであろう曲。歌詞も"New Rules"を発展させた内容なのも嬉しいですね。
22."Some Type Of Skin" AURORA
AURORAの新作からの一曲。静かな感じで始まりコーラスで絶頂になるAURORA流エレクトロが炸裂している曲構成です。歌詞も「これぞAURORA」と思うような希望に溢れています。
23."Lights Camera Action" Kylie Minogue
”Padam Padam”の成功を受けて作られたであろう曲です。癖になるというか、やはり「light, camera, action, that' it…」というセリフが最高ですね。
24."I'm The Drama" Bebe Rexha
Kylieに引き続きBebeも最高にクセになるセリフが繰り返される曲を作ってきました。BebeってEDM時代の要請で出てきたところがあるけど、未だに堂々とEDMをクセになる形で挑戦し続けているって職人芸ですよね。
25."Ego" Halsey
"New Americana"で「ニルヴァーナを聞いて育った」と高らかに歌っていたHalsey。聞いた瞬間すぐ分かる90年代ロック!しかも女性ボーカルたちにオマージュを掲げているのが嬉しいです。
26."Mamushi" Megan Thee Stallion feat. Yuki Chiba
最初聞いたとき奇怪な気分になっていましたが年末には何も疑問に持たず、ひたすら「お金稼ぐ 私はスター」って頭の中で何度も歌っていました。
27."Noid" Tyler, The Creator
Tylerが突然リリースした新作から1曲。エレクトロなビートから耳に残るコーラス。さすがですね。「ガンバ、ガンバ」っていう空耳も日本リスナーとしては応援歌のようでこれもまた嬉しい。
28."Not My Fault" Renee Rapp feat. Megan Thee Stallion
ミュージカル映画『ミーン・ガールズ』の主題歌です。Renee Rappの存在は知っていたのですが、私の琴線には触れずスルーしてたのですが、やはりこの曲のディスコ調で軽快に入るMeganのラップ、無視するなんてできませんでした。結果1年を通して聴きまくっていましたね。
29."Ruined" Adrianne Lenker
Big Thiefとしてのバンド活動の傍らソロでも毎回と言っていいほど名作を作るAdrianne Lenkerです。静かだけどしっかりAdrianneの世界観に浸れる素晴らしい曲です。
30."Bored" Waxahatchee
乾いた歌声に良い感じのカントリーをベースにしたインディロック。相変わらず素晴らしいですね。
31."Alibi" Hurray for the Riff Raff
Waxahatchee同様にアメリカのカントリー界の良心というか、2人のようなアーティストがいるからカントリーを聞けます。
32."Child of Mine" Laura Marling
Laura Marlingが自身の子どもに捧げた一曲。優しい子守歌ですね。
33."Don't Forget Me" Maggie Rogers
前作のロック路線からさらに派生してカントリーを基準としたインディロックの雰囲気になったMaggie Rogers。元々こういう曲が好みだったと思うので、自分の音楽を貫いてほしいと思います。
34."Sun Girl" Julia Holter
何度も繰り返される"Sun Girl"というセリフにスピリチュアルなサウンド。不思議な魅力に溢れた曲です。
35."obsessed" Olivia Rodrigo
『GUTS!』デラックス版からの1曲。剥き出しなロックやガレージサウンドに畏怖すら感じます。もうOliviaのことをポップガールと呼ぶのはやめましょう。
36."Running" Norah Jones
アメリカーナやジャズなどループ間隔で音が違うアルバムをリリースしているNorah Jonesが本作ではアメリカーナに帰還。コーラスの部分で伸びやかに歌うあたりの貫録はさすがです。
37."DEEP HOLES" Rahim Redcar
Christine and The Queensとして知られていましたが、現在は改名しRahim Redcarとして再出発を果たしています。曲自体はChristine名義でリリースしていた曲と遜色ありませんが、エレクトロを多用した技ありな曲はさすがです。
38."Chama" Arca & Tokischa
ArcaとTokischaのコラボ曲です。とりあえず一度聞けば耳から離れないArcaの「タマタマ….」というフレーズ。そして鞭を打つかのようなビート。
39."Die with A Smile" Lady Gaga & Bruno Mars
The職人芸って感じで、ヒットを約束されたっていう感じの曲です。
40."APT." ROSE & Bruno Mars
日本でも久しぶりに洋楽関連でヒットした曲です。老若男女問わずBruno Marsの名を知らしめたのでもう彼は殿堂入りすべきだと思います。
41."Punteria" Shakira feat. Cardi B
曲の雰囲気もMVの質感もDoja Cat & SZAの"Kiss Me More"を彷彿とさせるけど良い曲だからね…
42."You and I" London Grammar
映画のような壮大な世界観、かつてのFlorence and The Machineを彷彿させる1曲です。
43."Jealous Moon" Sarah Jarosz
2024年は女性のカントリー&アメリカーナのシーンが熱かったのですが、実はその先陣を切っていたのがSarahでしたね。
44."Play God and Destroy The World" Amythyst Kiah feat. SG Goodman
ギター弾いてカントリーやアメリカーナを演奏するシーンがもっと注目するきっかけになればなと思うのですよね、Amythyst Kiahのような存在を知ると。
45."Gemini" Haley Heynderickx
エレクトロギターの音を使わず弦楽器の音だけで放つ生のエネルギーと剥き出しの歌声が素晴らしい1曲。
46."Dancing In The Flame" The Weeknd
実は新しいアルバムには収録されなかったのですが、中期のポップなThe Weekndを思い出させる曲で私は素敵な1曲だと思っています。
47."It's ok I'm ok" Tate McRae
疑似Britney Spearsというか、鼻声で歌ってコーラス前で声が裏返る辺りはもろBritneyです。癖になって何度も聞いていました。
48."Espresso" Sabrina Carpenter
ニンテンドーとエスプレッソで韻を踏もうと思った人がどこにいるでしょうか。ここにいます。
49."Too Much" girl in red
girl in redにしてはかなりポップによった曲ですが、なぜか聞きこんでしまう魅力があります。
50."Fortnight" Taylor Swift feat. Post Malone
なんでこの曲がそんなにヒットするのかよく分かりませんが、その理由を探るためにずっと聞きこんでいた1曲です。
51."I LUV IT" Camila Cabello feat. Playboi Carti
確かにアルバムの内容は悪かったですが、何か新しいことをやってみようという意欲は評価したいですし、けっこう中毒性ある曲だと思います。
52."LIFETIMES" Katy Perry
何週目のEDM&ハウスだよって感じですが、ただキャッチーなのは事実。
53."Somebody Else's" Gwen Stefani
正直Gwenにこの路線は取って欲しくないのですが、相変わらずこの声と何かを求めるような雰囲気の曲調の相性の良さは素晴らしいです。
54."Off With Her Tits" Allie X
歌詞がバカバカしくて笑っちゃいますが、ダークで過剰なまでのシンセな世界が本当に素晴らしいです。
55."Munekita" Kali Uchis
聞いた瞬間に「ROSALIA?」って感じですが、面白くて何度も聞いてしまいましたね。
56."What Now" Brittany Howard
ソロに転向して早速2作目のアルバムをリリースしたBrittanyです。やはりソロだと良い意味で開放的になって凄くゴージャスな曲を作ってくれるんですよね。
57."Keep On Dancing" Nilufer Yanya
Brittany Howard同様にNilfer Yanyaもリズムを大事にしながらインディロックを奏でてくれるのが良いですね。それに加えてSoccer Mommyのような擦り切れたギターが入ってきて、本当にクールだと思います。
58."Take A Bite" beabadoobee
Rick Rubin大先生と組んだのはbeabadoobeeです。意外だと思うかもしれませんが、いつも90年代ロックの「そこそこ」っていう部分を付いてくるbeaなので、Rick Rubinと組むのだって自然な流れだったと思います。
59."Only One" Cassandra Jenkins
フォークなのにスピリチュアルな感じが組み合わさった曲。
60."BYE BYE" Kim Gordon
2024年はKim Gordonがトラップを誰よりも上手に使いこなした年として記憶しておきましょう。
61."Floating On A Moment" Beth Gibbons
不穏な雰囲気の曲ですが、コーラス部分で入る子供の声にどこか未来への希望を感じます。
62."Afterlife" Sharon Van Etten & The Attachment Theory
Sharon Van Ettenの新たなプロジェクト。バンドを名乗っているからこそ、しっかりバンドの音がするのにアルバムへの期待が加速します。
63."Perfect Stranger" FKA twigs
新しいアルバムも期待できそうですね。
64."Saturn" SZA
本当にSZAは外さないというか。こんなに高クオリティのシングルを単発できるのに、なぜあんなに新しいアルバムのリリースは渋るのでしょうか。勿体無い。
65."One Wish" Ravyn Lenae feat. Childish Gambino
Ravyn LenaeもFoushee同様にもうロックとして紹介していいでしょと私は何度も言っているのですが、それはこういう曲を作れるからなんですよね。Childish Gambinoの新作も絶対彼女から影響を受けていますよ。
66."feel like home" Foushee
冒頭の音を聞いた瞬間の高揚感は素晴らしい。Fousheeもインディロックとしてもっとロック系のメディアで紹介されても良いと思うのですが。
67."S P E Y S I D E" Bon Iver
ソフトなインディロックですが、Bon Iverの良さが爆発していると思います。
68."That's How I'm Feeling" Jack White
「ガレージロック最高!」って思わずガッツポーズしたくなった。
69."Lithonia" Childish Gambino
毎度のことながら音楽の変性に驚かされますが、最近のインディロックの影響をまさかChildish Gambinoから感じるとは。
70."Can't Be Still" illuminati hotties
まあもっと騒がしい感じのilluminati hottiesが好きな人は物足りない曲かもしれないけど、子どもみたいな歌声が凄く良いんですよね。
71."Boom Boom" Hinds feat. Beck
4人組バンドからコンビになりましたが、バンドが持つエネルギーは変わりません。少しポップになりましたね。Beckが参加しているのが頼もしいです。
72."Let's Go Back" Jungle
"Let's Go Back"なんてまさにJungleに相応しいタイトルじゃないだろうか。
73."My Serotonin" Bishop Briggs
強烈な歌声を持っているBishop Briggsですが、それゆえなのか自分が奏でたいサウンドがコロコロ変わるのが心配でしたが、この曲はけっこういいのではないかと思います。
74."Cinderella" Remi Wolf
底抜けに明るいファンクにやられましたね。ベッドルームポップの流れで出てきたRemi Wolfですが、本曲ではしっかり大所帯のバンドの音がするのが進化を感じて嬉しいです。
75."Mercy" Rachel Platten
ブルーアイドソウルというか白人の女性でソウルを歌うというのが実は今のシーンの中で珍しいのではないかな。"Fight Song"のワンヒットメーカーという看板に負けず自分の音楽を貫いてほしいです。
76."Neva Neva" Shenseea
「スキドゥバ」というあの有名な曲のサンプリングで冒頭に笑っちゃいますが、コーラスの「ネバネバノー」で完全に壺をつかれましたね。
77."Abigail" Soccer Mommy
擦り切れるギターで一瞬でSoccer Mommyだと分かります。レトロゲームにインスパイアされたというのも面白いです。
78."Punish" Ethel Cain
ダークなサウンドで愛によって身を滅ぼしてしまう自分自身を歌っている曲。切ないのに力強い。
79."Lunch At Dune" Gordi & SOAK
荘厳な感じが素晴らしくて。
80."You Hear Yes" Destroy Boys, Mannequin Pussy & Scowl
女性がリードボーカルを務めるバンドが集まっています。
81."Back There Now" Charly Bliss
アメリカにもこういうバンドがいるのは嬉しいですね。底抜けに明るい感じが良いです。
82."Golden Hour" Luna Li
83."Alone" The Cure
The Cureの再評価が高まった今だからこそ聞くべき1曲です。
84."You Ain't The Only One" Mary J. Blige
王道のR&Bというか、オールドスクールというか、思わず笑みがこぼれますね。こういうの歌わせたらMary J. Bligeの右に出る人はいませんね。
85."HEAT" Tove Lo & SG Lewis
MVのサムネからR18感がありますが、曲はもう最高です。キラキラしたディスコ作らせたらSG Lewisは職人ですね。そこにTove Loの魅力が素晴らしい雰囲気を作り出しています。
86."Deeper Well" Kacey Musgraves
カントリーというかフォークというかKacey Musgraves流のインディロックの雰囲気です。
87."JOYRIDE" Kesha
真面目な路線を行ったり、ちょっとふざけた路線に戻ったり、中々突き止めたい音楽が決まらないKeshaですが、この曲はやはり無視できない魅力があると思います。
88."Holy, Holy" Geordie Greep
日本人からしたら無視できないアルバムジャケ写がきっかけでもありますが、この曲を聞いた瞬間この人は凄いと思わせてくれる、そんな1曲です。
89."Crying In The Night" Andrew Bird & Madison Cunningham
定期的にコラボレーションしているAndrew BirdとMadison Cunninghamの新しい曲です。冒頭のバイオリンの音と2人の掛け合いが素晴らしいです。
90."I'm on your team" Romy & Sampha
Romyからしたら意外なコラボレーションというか、曲調はどっちかというとSamphaに寄せた感じです。でも二人とも溶け合うようなハーモニーが素晴らしく、Romyにとっては新たな境地を見せてくれた感じです。
91."Heaven In Your Arms" salute feat. Jessie Ware
saluteというDJの曲でJessie Wareが参加しています。ハウスの中にjessieのゴージャスな歌声が乗っかてるので良い曲じゃないわけがないです。
92."FTCU" Nicki Minaj
アルバム聞いたときは「どこがPink Fridayの再来なんだと」思いましたが、そんなことよりゴリゴリのラップを披露してくれたこの曲の方が全然良いと思いましたね。
93."Next 2 U" Kehlani
MVの中でパレスチナの旗を堂々と掲げているKehlaniの勇ましい姿を見てくださいな。
94."Nasty" Tinashe
しかしTik Tokというのは意外な曲がバズるんだなと。
95."Smoke" Ari Lennox
王道のR&Bについ笑みがこぼれてしまいます。
96."Goddess" Laufey
まさに"Goddess"な歌声で歌うLaufeyに相応しいタイトルの曲です。
97."cut!" Maren Morris & Julia Michaels
遠いようで実は他ジャンルとのコラボレーションが多いという点で共通点が多いMarenとJuliaのコラボレーションです。実は後日リリースした2人の"Scissors"と姉妹的な作りですが、両作とも何を切り落とすのかは明白ですね(笑)
98."crystallized" Poppy
メタルに傾倒しているPopyですが、やはりこういうハイパーポップがベースにあってどこか日本のパラパラを思い出させるスタイルを歌うPoppyが個人的には好きですね。
99."Pull the Rope" Ibibio Sound Machine
個人的にはもうちょっと派手目でもいいかなと思うのですが、バンドスタイルで黒人女性がリードボーカル務めるっていうだけで他にはない強みがあるバンドです。
100."ALIBI" Sevdaliza feat. Pabllo Vittar & Yseult
ファンクやレゲトンなど多様なジャンルを1つのポップスに落とし込む手腕はやはりSevdalizaはさすがだと思います。