才能を強みに(才能を使いこなすポイント)
こんにちは「MUNE」です。
前回、才能(資質)を強みに変える方法を書きましたが、今回は、”才能(資質)を使いこなすため”のポイントについて書きたいと思います。
前回、ストレングスファインダーで分かる才能を強みに変えるには「使ってなんぼ」という話をさせて頂きましたが、今回はその使う時の3つのコツについて書いていきたいと思います。
(前回の記事は末尾にリンクを貼っておきますので。まだ、読まれていない方はご参考まで。)
■才能(資質)を使いこなすためのポイント3つ
①強い「才能」も暴れると弱みになる
②一つの「才能」だけではなく他の資質と組みわわせて使う
③自分がもっていない「才能」は潔くあきらめる
大きく分けて上記の3つです。どれもとても重要な事なので、それぞれ解説したいと思います。
①強い「資質」も暴れると弱みになる
ストレングスファインダーのTOP5の才能は、ほぼ無意識で使っている才能です。一見パワフルに見えるのですが、制御が効いていない状態とも言えます。
車の運転に例えるなら「ブレーキの利きが悪い車」のような感じです。
才能が暴れ始めると、才能の要求するままに行動してしまい、ちょくちょくと非合理な行動や生産性が下がる事があります。
例えば、僕は「学習欲」が上位にあるのですが、面白そうな勉強会やセミナーがあると、業務そっちのけでも行きたくなり通常業務に支障が出る事がちょくちょくありました。しかも、その勉強会はそんなに業務に関係ない内容だったりするので、周りの人からはまったく理解されない事が多いです。
ストレングスファインダーと出会う前は、「しょうがないよね、性分だから。」ということでモヤモヤしていましたが、今は「学習欲」が暴れ始めているんだね、と冷静に自分の事を見れるようになりました。
自分の事を俯瞰してみれると不思議なもので、自分の事を冷静に見えるようになりました。「今は業務の方が大事だから、あきらめよう」とか、「早く業務を終わらせて、勉強会に参加しよう」など時と場合によって冷静に判断できるようになりました。
自分を第三者目線で見れるような感覚です。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
自分の才能を使う事が強みにする第一歩なのですが、その際に才能が暴れてしまっていないか是非チェックしてみて下さい。
②「資質」は他の資質と組みわわせて使うもの
才能は単独ではなく、他の資質と組み合わせて使う事によりよりパワフルにすることができます。
何かしらの課題解決のアクションプランを考える時に、
「なんかやる気がでないぞ。」とか
「どこから手を付けてよいのか分からない。」
といったこともあると思うのですが、二つの才能の組み合わせて実行プランを考えると行動がより具体的になり体が動きやすい事があります。
例えば、「個別化」、「アレンジ」、「達成感」といった才能がTOP5にあるような方で、”プレゼン資料を作成する”アクションプランを考えるような場合、下記のようなアクションプランを考える事ができます。
・「個別化」x「アレンジ」
「個別化」でプレゼン相手の刺さるワードを探しながら、資料の構成を「アレンジ」する。
・「個別化」x「達成感」
既存プロジェクトとの違いを「個別化」で分析し、「達成感」を使いリスト化する
など。
ちなみに、5個の資質の2個の組み合わせは10通りにもなるので、5つの資質だけで対応するよりも倍のアクションプランを検討することができます。
ヒーローもののテレビで、悪役一人にヒーローがグループで戦うようなイメージにも近いかな。。
一つの資質で対応せず、複数の資質を刺激できるアクションプランを検討するとより強力なアクションプランになりますので、おすすめです。
③ない「資質」はあきらめる
ストレングスファインダーの本にも書いてありますが、
「いばらの道は選ぶな」
この事がストレングスファインダーを活用する場合のもっとも大切な事だと僕は考えています。
目の前の課題を解決する方法は、一つではありません。人と同じ方法で成功する必要もありません。
目の前の課題が解決されれば、手法にこだわる必要もありません。
自分には自分にしかない才能があり、他者には他者の才能があります。
ない才能が必要な時は素直に人に頼りましょう。
僕自身、”ない才能はない”と諦める事によって人に頼りやすくなりました。他の人に何をお願いすれば良いのか、何を助けて欲しいのかが明確なので非常に助けを求めやすいんです。
しかもそれは、その人にとって得意な事が多いので、喜んで引き受けてくれることも多く、WINWINの関係を築くことができます。
不慣れな才能使いこなす事を考えるよりも、自身の才能を活用し、短時間で解決する事を考える方が何倍も効率的でしかも本人も気持ちよいです。
「ないものはない」と開き直る事が出来る事が、ストレングスファインダーの最大のメリットとなのかもと思います。
以上です。
皆様のパフォーマンス向上に多少なりともお役にたてば幸いです。
■【ご参考】前回記事:才能を強みに(自分のパフォーマンスを最大化する)
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