真面目に映画レビュー『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、終結』を鑑賞させて頂きました。
おはこんばんにちわ。ぽんずです。
今回は、「ザ・スーサイドスクワッド”極”悪党、終結」(2021)を鑑賞してきたので、一丁前にレビューとやらに挑戦していきたいと思います。
⚠(少しネタバレを含むかも)
あくまでも、本作品の感想と、ちょっとしたプチ情報などお届けできれば幸いです。
〈映画を観てない方・観た方にも有益な情報をお届けしますよ!〉
あらすじ
超簡略にまとめると、南米のとある国で秘密裏に行われている実験を阻止するため、極悪人で結成されたチームがミッションに挑むといった話。
人類存亡の危機に極悪人達がどう立ち向かっていくか!!みたいな感じです。クセのあるヒーロー映画となっており、そここそ本作の魅力です。
予告編でも分かる通り、個性豊かなキャラクターが沢山登場します!!
そして、本作品はR15指定作品ですので、振り切ったゴア描写や下ネタなどが割と多めです。(それが良かったりする。) そのため、デート向きではないと思います。なんなら友達も選んで見に行かないと若干惹かれます。
Q.ちなみに、2016年版の「スーサイド・スクワッド」の続編なんですか???
A.いいえ!違います!
本作は、リブート作品になっており、2016年に公開された「スーサイド・スクワッド」とは別物です。ただ、少しややこしいのは2016年版と同役同俳優も何人かいらっしゃいます。ですが、皆さん大好きなウィル・スミスは出演してませんので悪しからず。
次に、監督・俳優さん(主要キャラ)について軽くご紹介していきたいと思います。
監督・俳優(関係者各位)
まずは監督からです。
ジェームズ・ガン
映画好きなら一度は名を見聞きしたことはあるでしょう。本作では監督・脚本を手掛けております。
MCU好きならご存じ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで有名な監督さん。「アベンジャーズ」作品の製作総指揮も務めるなど、ヒーロー映画・アメコミ映画には定評があります。
今作では、より「リアル」を追及したそうで、極力CGを使わずに撮影するところを拘ったそうです。演者から軒並み絶賛を受けるなど、今作ではその才能を遺憾なく発揮。
また、約10年前のTwitterでの過激な投稿(不謹慎なジョークなど)が問題視され、一時「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の監督を解任されています。その後復帰する事は決定していますがどうなるか。
個人的にはワーナーブラザーズと手を組んで、DCコミック映画をどんどん作ってほしいんですけどね。。
主要キャラ(俳優さん)
ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)
2016年版と同様、マーゴット・ロビーが続投。「ハーレイ・クインの華麗なる逆襲」でも主演務めてたので、ここは確実でしたよね。
マーゴットといえば、「ウルフ・オブ・ストリート」や「ワンス・アポン・イン・ハリウッド」など多くの有名作品に出演。自身の会社を持つほどの才女でありますが、すっかりハーレイのイメージがついちゃいましたね。
とにかく美人。(Youtubeの73個の質問するやつとか大好き)
ブラッドスポート(イドリス・エルバ)
ヴィランでありながらも一番まともな奴でした。娘のために戦う姿は2016年版のデッドショットとほぼ一緒でしたね。。(笑)
イドリス・エルバといえば、「ワイルドスピード」っていうイメージが強いですね。あまり、彼の出演映画は見たことないんですけど、とにかくイケオジですよね。今作のイケオジ枠です。また、DJやミュージシャンとしても名をはせており、マルチに活躍されています。
ピースメーカー(ジョン・シナ)
見た目からして「嫌なキャプテンアメリカ」みたいな感じですよね。本作では、ブラッドスポートとは戦い方で被る部分があり、ライバルのような立ち位置でもあります。
演じているのは、プロレス界のスーパースターであるジョン・シナさん。映画プロデューサーや経営者などのいくつもの顔を持ちながら、「ドクター・ドリトル」や「ワイルドスピード」にも出演していますね。また、ガン監督がピースメイカーのスピンオフ作品を示唆していますので、ジョンシナの今後の活躍にも大いに期待できますね。
リック・フラッグ(ジョエル・キナマン)
2016年版のリックフラッグ同様、今作もジョエルキナマンが担当しております。ただ現在、スウェーデン人モデルがジョエルにレイプされたと刑事告訴をしているみたいで、レイプ容疑で捜査中らしいです。映画で一番まともな立ち回りなのに、現実では一番やばいやつかもしれないという皮肉が起こるかも。
ポルカドットマン(デヴィッド・ダストマルチャン)
正直、一番掴めないキャラでした。弱そうなキャラほど舐めちゃダメですね。能力がとにかくすごかった。
あと、彼が本作のコメディ要素の大部分を背負ってます。
デヴィッド・ダストマルチャンですが、「プリズナーズ」でやばい奴役で出てましたよね。瞳の奥が桎梏と言いますか、精神病んだ表情がお得意そうですよね。すみません、ただの悪口です。
キング・シャーク(シルヴェスター・スタローン)
彼が登場したからR15になったのかと思わせるほど、今作のゴア描写に多大なる貢献をしております。おバカキャラ的な立ち回りで非常に愛くるしいやつです。基本打撃銃撃無効化のチートキャラでもあります。
なんと、彼の声優をシルヴェスター・スターローンが担当しているっていう驚きね。。ガン監督が頼み込んだらしいんですが、よくオファー受けたよな。
ラットキャッチャー2(ダニエラ・メルシオール)
ねずみを操るだけ?? 操るだけなんですけど彼女が良い働きをするんですよ。右肩のセバスチャンも可愛くてね。こやつも良い働きしますんで。
演じているのは、ポルトガルのTVなどで活躍されている女優さん。おそらく本作が大作映画デビューだと思います。(たぶんね)しっかりと美人さんで無事惚れました。今後の活躍に超期待です。
アマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)
特殊能力もってないですが、今作で一番恐ろしい人だったと思います。2016年版よりも迫力勝ってた印象。とにかく演技がすごかった。
こちらも、2016年版と同キャスト。嫌な役に磨きがかかってました。黒人俳優として初めて演技の3冠(アカデミー賞・エミー賞・トニー賞)に輝いただけに演技の迫力は半端なかったです。
その他のキャラクター
その他、キャプテン・ブーメラン(2016年版と同俳優)、サバント、ヴィーゼル、ジャベリン、TDK、ブラック・ガードなど、個性豊かなキャラクターが沢山出演しております。
個人的にですが、TDKの能力に唖然としましたね。
また、その他でまとめた理由は何となく察してください。。。決して面倒くさいとかじゃないです。
個人的感想
映画の評価としてはかなり高いです!!すごい好き。性癖に刺さりました。
開始10分で心をガッツリと掴まれました。やはり、ジェームズ・ガン監督、ヒーロー映画を作るのがお上手です。視聴者が何を観たいかを分かってらっしゃる。ユーモアに富んでいながらも、R15を生かした痛烈ゴア描写や、そこそこの下ネタのぶっこみなどもあったり(私の気のせいだと良いんですけど男の人のイチモツが映ってたような?)。特に、戦闘シーンは当たり前ながら見ごたえ抜群でした。2時間あっという間に終わった印象です。
たまに、エモいシーンでメッセージ性を伝えるなど場面場面で緩急をつけていたのは、受け手を飽きさせない上手なつくりでした。
上記で述べたように沢山の個性豊かなキャラクターが出てきます。どのキャラも粒が立っていて見せ場がありました。でもやっぱり、
ハーレイクインが一番輝いていたかな~。
個人的には、2016年版よりもはるかに好きです。ただ、興行収入的の勢いは2016年版より劣るようです。今作は、ウィルスミスなどのビックネームが出演していないこともあると思います。俳優陣が馴染みがないと、やはり多くの集客にはつながらないので。ただ、マイケル・ルーカ―やタイカ・ワイティティなどちょい役でも有名な俳優さんが出てるんですよ。なんで、ドカンと大物俳優を主要キャラとして使うのも良かったのかもしれないですね。
まとめ
観るか迷っている人はこの予告編見てください!
今作がいかに作りこまれた映画かわかりますんで。百聞は一見に如かずですので。
明らかに、今作でDCコミックス作品の今後の大きな可能性が広がったと思います。まずは、「スーサイド・スクワッド」のシリーズ化。そこから派生していって、DCコミックを題材にした映画が今後も増えてってほしいですし、MCUといい感じに競い合ってもらえれば、作品の質もどんどん上がって尚良いですよね。(偉そうなこといってすみません。)
打倒マーベル!!打倒ディズニー!!(言いすぎですね)
今後も気になった作品を紹介していきますので、お暇があれば見ていただけると嬉しいです。(もし面白かったらいいねもお願いします。)
コロナで苦境の映画業界。本記事で少しでも映画業界の力になれれば、それ以上の喜びはありません。とどけ!!
ではまた。
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