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Re:0から始めるドイツ生活 部屋探しとWG

ドイツで生活を始める人なら誰しもがかならずぶち当たる鉄壁の如く困難な部屋探し。
もうみんないろんなところ探してるけどぜんぜん見つからない。。。
こんな話を私も良く聞きます。
私が実際に経験した体験と、他の日本人が経験したことをまとめてみましたので良かったら参考にしてみてください。

ドイツでは、家賃と部屋の需要の高騰からWG(ルームシェア)で探す人が多いです。
特に一年だけ滞在予定の人は特にWGの方がコスト的に望ましいですよね。

ドイツでの部屋探しはWGアプリを使用するのが1番便利です。
we-gesucht
このアプリがおすすめです。

まず、WGでの部屋選びのポイントです。
女性限定、男性限定だけ、または学生だけ、就職してる人だけなど条件があるWGもあります。
この辺の情報にも注意して部屋を探してみてください。
またWGの人数に対してトイレ、キッチン、バスルームがふさわしくないところもあります。
実際、私含めて5人のWGで住んだ時はトイレ、バスルームが合体してて、一つしかなく、トイレを我慢する、シャワーを我慢するなんてよくありました。
やはり5人だとバスルームは二つ必要ですね。

気になる部屋が見つかったら掲載者へ軽く自己紹介の文章を送りしょう。

ここで注意すべき点がいくつかあります。

  • 名前

  • 出身地

  • ドイツで何を目的として、何をしているのか。追加で日本で何をしていたか追加で書いても良きかも

  • プライベートの時間では何をしているか、自分はどのような性格であるか (綺麗好きだとアピールすると良き!)

  • ドイツ語、英語を話すことができるかどうか。

ざっとこのくらいのことをドイツ語、もしくは英語でアピールしましょう。

私も実際に上記のことを省き手抜きの文章で手当たり次第送っていくと、全然返事すら返ってきませんでした。。。

そして実際の内見予約を取り付けましょう。
ここまで来るのに大変時間がかかるかと思いますが、諦めずに何度もチャレンジです!!!

さて、内見予約を取り付けたら、現地へ行って実際に見学しましょう。
ここでのポイントは、部屋の見学はもちろん大家さんの人柄などを感じ取ってみましょう。
大家さんがなんの仕事をしていて、家賃は現金なのか振り込みなのか、、、、そして。。。

ちゃんと契約書を用意してくれるのか!!!

これが本当に重要です。
大家さんの中には日本人は良い人、優しい人、そしてつけ入りやすい人だと思ってる人たちもいます。
「あー!日本人ね!前住んでた人も日本人でとっても優しかったの!だからあなたを信頼して契約書なんて必要ないわ!ビザとか困ったことがあれば助けてあげるし!」

と、問題が起きた時に証拠を残さないようにする人たちがいます。

絶対に契約書を用意してもらいましょう!

私の契約書はこんな感じでした

話は少し戻って、内見のポイントです。
基本的には日本での内見ポイントと同じですが、ドイツは古い家が多く、ドアや窓がちゃんと閉まらなかったり、窓のシャッターが壊れてたりするので確認してくださいね。
あとは水周りです。
洗濯機、乾燥機、シャワールームはきれいかどうか確認しましょう。

そして、もし入居した時、掃除はどうしているのか。雇っているのかそれともみんなで協力してしているのか。
WGにおいての掃除問題は本当に大変です。
特に日本人以外の多国籍のWGだととにかく使い方が汚い。
以前住んでた5 人WGにおいても誰も掃除しないので、当番表を私が作ってみんなでやろうと声をかけても結局私がバスルームもキッチンも廊下も掃除する羽目になりました。
大家さんには感謝されましたが何の得もありません笑
私はお前らの母ちゃんじゃねーんだよっ!とキレたこともありました笑笑

さて、内見が済んだら、後日改めて大家さんから正式な契約かお断りのメールが届きます。
冒頭でも書きましたようにドイツでは住居の需要が高く、他にも部屋を探している人がたくさんいます。
そんな中でいかに、自分たちがこの部屋に住むにふさわしいか、そして問題を起こさないかを、アピールし他の候補者と差をつけましょう。

最後に家賃についてです。
家賃はどこも高い。。。そんなもんです笑
そしてデポジット(die Kaution)は日本で言う敷金ですので最初に家賃の約3ヶ月分を支払うのが常です。
そして、入居日当日に、ガスメーター、電気メーター、水道メーターを大家さんと一緒に確認し、退却日にその差を計算します。
後日大家さんからガスと水道代の不足をデポジットから引かれて、残りを私たちの元へ返金するといった流れになります。
なぜ、このような流れかと言いますと、ドイツでは光熱費は年に一回まとめて支払うからです。
そのため人によって入居日が異なるためデポジットがなかなか返ってこないなんてことともあるかと思います。
そんな時に安心なのが契約書です。
契約書に大家さんは必ず差額のデポジットをお返ししますと記載してあるはずです。
契約書にそう書かれていたらほぼ絶対に返金されます。

入居日に記した光熱費の数値

私は960€を最初に支払い、退去日当日に約620€、3ヶ月後には302€が返金され、38€が不足の光熱費に使用されたことになります。


ドイツに住み始めると絶対にぶち当たる住居探し。さらにWGに住むと国際的な交流を得ることができるのでとても良い経験になります。 
ですが、その点やはり文化の違いで価値観が合わなかってり、他人に対しての敬意の表現が違ったりと悩むこともあると思いますが、その時にしか得られないとっても価値のある経験ですのでドイツ生活を楽しんでみてください!


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