冥府の花が見つめる先は
詳しくはありませんが、イギリスにはブラックドッグと呼ばれる伝承があるそうです。これは大きな黒い体と赤い目を持つ犬で、不吉の象徴とされています。地獄や死を司る神の使者と見なされ、死神のような存在ともされているようです。
それがどうしてそうなったか、古代ギリシャ神話の女神ヘカテーと結びついたという話しを見かけました。中世以降のヨーロッパでは、ヘカテーが「松明を掲げて犬を従え、夜の三叉路に現れる」という伝承があり、この犬がどうやらブラックドッグと結びついたのではないかと推察します。
歴史的事実かどうか怪しさはありますが、面白い伝承だなと思いました。
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