経験談から考える、推しが結婚したときの精神的対処法!
挨拶と前置き
こんにちは!届木ウカ様のファンをしております、音宮 二郎(おとみや じろう)と申します。
こちらの記事は「届木ウカ Advent Calendar 2021」の21日目の記事です。企画概要については、1日目の記事をご覧ください。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私が応援させていただいているVTuber、届木 ウカ(とどき うか)様が2021年12月10日、ご結婚の発表をされました。
動画はコチラ↓
文章で読みたい方はコチラ↓
もうビックリしました。というのは、一度置いといて
この記事の目標は、「推しの結婚発表を受けて私がどうなったか」を記載して、それを読んでもらい「結婚していない推し」を持つ全ての方々に対して「推しが結婚したときに どうするか考えておこうね!!」というメッセージを心から伝えることです。
また、時すでに遅しで、推しが結婚する覚悟をしておらず、もう推しが結婚を発表した方々に向けても、何かしらの参考になるように善処して書いていきます。
あと、私自身まだ脳内の整理ができていないので、この記事を書きながら整理していければと思っています。
宜しくお願いします。
なお、くれぐれも勘違いしないでいただきたいのですが、VTuber「届木ウカ」様は、決して結婚しないことをファンに約束しているVTuberさんではありませんでした。(というか、そんなVTuberさんいるのでしょうか)
ですから単純に私が大変申し訳ないことに「ウカ様は結婚しないタイプの方」と愚かな思い込みをして、特に予防もせずに、今回の結婚発表を受けて、精神が爆発しただけなんです。だから本当にウカ様は悪くないですし、私が全面的に悪いので、その点は本当にお間違えなきよう宜しくお願いします。
※「推し」という言葉は対象の相手をどこかモノ扱いしているような気がして、私は滅多に使わないですが、この言葉を避けると「私が応援している人」という表現になり、書くのも読むのも面倒ですので、便宜上 使うことにします。
結婚発表の動画、プレミア公開!!
「ご報告」と題された動画のプレミア公開を私は寒空の下、人気のないベンチに座って待っていました。イヤホンは持ち歩かない主義ですので、人がいないところを選んで音を出して聞くことにしました。動画のタイトルは「ご報告」ですから、何かの祝い事には違いないと思っていました。「おめでとうございます!」と言おうと予め決めていました。また、ウカ様は過去に所属していたVTuber事務所「ENTUM」が消滅する際に「重大発表」という言葉をお使いになられていましたから、当時は、「ENTUM消滅よりも大きいことではない」なんて思っていました。さて、やっと流れ出すクソデカカウントダウン君、「最近オシャレになったなぁ」と思いながら、動画は始まりました。
届木ウカ「この度、届木ウカは以前よりお付き合いしていた方と結婚いたしまして(以下略)」
……!?!?!?
クラっとしました。多分あれが目眩。初めて経験しました。立ちくらみとは少し違う、なんていうんでしょう。本当にクラっとしました。そういう表現しかできません。視野がグッと狭くなりました。それからウカ様は何か言葉を続けていらっしゃいましたが、「というのは嘘で」というウカ様が絶対に言わないであろう言葉を言うはずもなく、動画は終わりました。動画の最中、私は「とにかく、祝い事には違いないのだからスパチャしよう」と普段はパソコンからしかしないスパチャをスマホから送り、「おめでとうございます!」と振り絞りました。
それからnoteでも結婚発表されたことで、拝見しました。なんと、そこには結婚指輪をされているウカ様とお相手様のリアルアバターの画像が……!!「嘘じゃないのかぁ」と当たり前のことを思い、スマホの画面を閉じました。
また、動画とnoteどちらにも「届木ウカガチ恋勢はどうすれば良いですか?」という質問に対して、「思想の自由の範囲でお好きにどうぞ」と仰っていました。ウカ様は過去に「ガチ恋は、そのカルマが背負えないから、ダメ!」と仰っていたのに、何を仰っているのだろうかと本当に混乱しました。
とりあえずその日は早めに寝ることにしました。結局、頭がパニックになってましたので眠れたのは26時半頃でしたが、横にはなっていたお陰か身体には、あまり不調が出ませんでした。
皆様も、もし推しに結婚発表など、重大な祝い事が起きて、思考回路がショートしたときは、早めに寝ようとするだけでも大分後が楽になると思いますので、参考にしてください。
ここで一旦、結婚発表を受けたときの感情を1つ1つ挙げていってみます。
①おめでとうございます!!
基本のキですよね。結婚なんて誰でも出来るわけではありませんから、本当におめでたいことです。
②ウカ様が結婚!?そ、そんなぁぁ!!
これは決して「結婚したのか。俺以外のヤツと」という感情ではなく、先述の通り、そもそも私は大変申し訳ないことに、ウカ様が結婚するようなタイプのお方とは、思っておりませんでした。(←めちゃくちゃ失礼)
ですので、自分の知っている届木ウカ様と実際の届木ウカ様が乖離し過ぎていたことへのショックが、とても大きかったと思います。「俺は届木ウカについて何も分かっちゃいなかったんだ……」というような感情です。自分自身のこともよく分かっていないのによく言えたものです。
③届木ウカ様に先を越された……!!
いや、私自身、今恋人がいたり、片想いの人がいる訳でもいのですが、ウカ様は2021年に多摩美術大学の卒業をされたお方です。ですから人間換算で考えれば新卒社会人1年目にしての結婚ということになります。
私のそれなりの交流関係の中では、社会人1年目で結婚をされている方は一人もおらず、「未婚だが同棲していた(今は結婚している)」という条件なら1人だけいらっしゃいますが、まさかあのウカ様がそんなお早い時期に結婚されるとは、②のこともあり、夢にも思いませんでした。
④届木ウカ様ってガチ恋OKの人だっけか?
先述の通り、ウカ様はガチ恋勢を許容しないタイプの人だったと記憶していたので、もう何が何だかでした。
この他にも、おそらくあるのでしょうが、感情を全て言語化できるほど私は賢くないです。申し訳ありません。以上4点が主な私の感情でした。
また、おそらくなのですが、1つだけの感情であれば、「泣く」とか「笑う」とか、そういった形で溢れた感情を出してスッキリすることができるのでしょうが、複数の感情が同時に極大的暴発をしたことで、もう何をどうしたいのか自分でもよく分からない状態に陥りました。
配信だ!配信だ!
ウカ様は、結婚発表の翌日に「視聴者からのマシュマロを受け付けて、それに答える配信」をしてくださいました。私も気になる点をいくつか混乱しているなりに送りました。
当日は、「どうしてこちらの心の整理がつかない前に配信をなさるのか」と思う私と「いや、早めにやらないと 尾ひれはひれ が付くから、とっととやった方がいいんだよ!」と思う私などが、もみくちゃなって、「うわぁぁあああ!!」ってなってました。語彙力がなくなったといことです。
この配信で、ウカ様は大まかに下記のことを仰っていました。私の耳と脳を通って書かれているので、ニュアンスの違いや大事な点の抜けがある可能性があることはご了承ください。
①結婚はしたい人がするものであって、しないとダメなヤツではない!推し活をしている自分を責めないように!
②ガチ恋のカルマは、昔は背負えないと言っていたけれども、精神の自由、思想の自由は憲法で保障されているので、それを考えたら「ガチ恋をしてはいけない」と断定できないと思ったため、ガチ恋OKということになった。
③会話の至る所で、相手を褒めると心を開いてくれて、結婚への道になるかもしれないよ!
④ウカ様のママ上様が、ICU(集中治療室)にお入りになったとき、パパ上様は既に離縁済みのため、法律的に家族ではないため入れず、それを見て「これはキツイなぁ」と思って、(中略) 結婚するに至った。
情報整理からまとめへ
はい。もうおおよそ必要な情報は出揃いました。
なんと私を混乱に陥れていた3つの感情(「おめでとうございます」以外の感情)のうち、2つもスッキリしました。
まず、「先を越された……!!」という感情についてですが、冷静になってみれば、ウカ様の仰る通りで、まぁ無理に私が結婚しなくても良いなと思いました。
また「ガチ恋OKになったの!?」という感情は、「まぁ確かに憲法に書いてあるからな」と納得しました。
最後に「届木ウカ、結婚するタイプの方だったのか……」については、自身の中でも半分くらい未解決なのですが、もう起きてしまったことですし、何より結婚は本当におめでたいことですので、考えないことにします。
少し話が変わりますが、「分人(ぶんじん)」という概念があります。これは、簡単に言えば「『趣味をしているときの自分』『友達と話しているときの自分』『仕事をしているときの自分』などは、それぞれ違う人だよね」という概念だと記憶しています。
(先ほど調べたら、何故か少しニュアンスの違う意味のものが出てきたので、言葉を濁させていただきます)
ここから考えると、私が観測できる「届木ウカ」という人は、「届木ウカ」が「届木ウカ」として活動している分人でしかありません。それは当然のことです。ですから、他の届木ウカの分人を一視聴者である私は知ることはできない訳です。
さらに言えば、私が知っている、その分人の一人「届木ウカ」は、常に過去の記憶から「知っている」と認識しているに過ぎません。
もっと言えば、そもそも私は「人の心を考えたり、配慮したりすることが性質的に苦手な傾向がある」と、ちゃんと精神科のお医者さんに言われたことがあります。ですから、元々私が認識している「届木ウカ」すら違うものである可能性すらあるのです。
別角度から考えると、ウカ様の結婚は本当に喜ばしいことだと思います。凄くサイコパスだと思われるかもしれませんが、何かあった時に助けてくれたり、逆に助けてあげたいと思える人は多いに越したことはありません。
私は所詮、届木ウカの一人のファンでしかないのですから、ウカ様に何か一大事があったときにできることは、何一つありません。そんなときにウカ様を助けてくれる人が周りにいることは本当に素晴らしいことだと思います。また、ウカ様が本当に心から一人の人を好きになり、その方と共にありたいと思えたことは、本当に嬉しいことで、また素晴らしいことだと思います。それは心の豊かさに繋がって、きっとウカ様にとってより良い影響を与えてくれるに違いありません。
私にできることといえば、配信のコメント欄でガヤになるか、Twitterでウカ様のツイートに「いいね」と「リツイート」をするくらいなものです。あとは精々スパチャくらいでしょう。
バーチャルYouTuberと一視聴者として出会ったからには、これより多くを望むことなどできなければ、与えることもできない訳です。
もしかしたら、もしかしなくても、私を含めた多くの人の応援の継続によって、ウカ様が結婚できたとも考えられなくもない訳で、それをウカ様が隠すこともなく発表してくださったことは本当に有難いことです。
なんか、書いていたら自己解決しましたね。お騒がせしました。申し訳ございません。(本当にTwitterで騒いでいたので、本当にお騒がせしました。申し訳ございません)
とにかく、私が伝えたいことは、「推しが結婚したときに、自分がどうするのかは予め決めておこう!!」ということです。未来のことは誰にも分かりませんから、できるならば、推しの結婚以外にも「引退が決まったときはこうする」「出産発表があったときはこうする」などと色々決めておいた方が良いと思います。これは自分が不安になったときにも使えるので、オススメです。
また、もし既に推しが結婚発表して混乱に陥っている方は、「とにかく寝て、落ち着いたら情報を整理して自分を納得させる」ことをオススメします。逆にそれしかできないですし、申し上げられません。ごめんなさい。
今回、予期していなかったためにかなりのダメージを受けてしまいましたが、それでも、私は比較的軽症だったかと思っておりまして、なぜなら「推しを推せるときに推していたから」です。「推しは推せるときに推せ!」ですね。できる限りの推し事をしてきたと自負があります。「もっとああすれば良かった」とか、「あの言い回しは最悪だった」とか色々凄まじい後悔がありますが、やったことの後悔なので、やらない後悔よりはマシです。たぶん。
「推しは推せるときに推せ」これは至言ですね。本当に。やれるだけやったつもりです。ある意味、過去の剥製だった音宮二郎は死んでしまったとは思いますが、心機一転、今後とも音宮二郎は届木ウカ様を勝手に応援させていただきます。各位、宜しくお願いします。
以上、アドベントカレンダー21日目の記事でした。明日は、音宮二郎さんで、「ふーん。ウカ様、結婚したんだ。じゃ、俺は作曲するね。」です。
(まだ1文字もnoteを書いてないのですが、大丈夫でしょうか)
お楽しみに!!
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