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【意外なデータ40連発】池上彰のニュースそうだったのか!!の復習用教材

こんにちは!やまつよです。

普段はXで、本の紹介やAI、デザインに関する情報を発信しております。

本日は、テレビ番組「池上彰のニュースそうだったのか!!」の「意外なデータ60連発」がめちゃくちゃ勉強になったので、60連発を40連発に厳選してご紹介いたします。

※すべての項目において、ChatGPT SearchやPerplexityでファクトチェックを実施しております。

※また、ファクトチェックを実施した際に、誤っている内容が一部があったので、その部分については内容を修正しております。


1. 曲のイントロが短くなっている


近年、楽曲のイントロが短縮される傾向があります。1980年代には平均約20秒だったイントロが、2010年代には約5秒にまで短くなっています。

この変化は、音楽ストリーミングサービスの普及に伴い、リスナーが短時間で楽曲の核心部分を求める傾向が強まったことが一因と考えられます。

2. 本のタイトルが長くなっている


ライトノベルのタイトルは、2000年代後半から長文化が進み、特に2008年の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のヒット以降、説明的な長いタイトルが増加しました。

この傾向は、オンライン書店や小説投稿サイトの普及に伴い、作品内容を即座に伝える必要性から生じています。

また、海外でも副題が長くなる傾向が見られます。

3. 多くの若者が海外旅行に興味がない


近年の調査によれば、Z世代(15~24歳)の約9割が海外旅行の予定がなく、約5割が海外旅行に興味を示していません。

主な理由として、経済的負担、治安や言語への不安が挙げられます。

一方で、海外旅行経験者の多くは再度行きたいと考えており、興味の度合いは個人差があります。

4. 日本人の平均身長は昔と変わっていない


この主張はおおむね合っておりますが、念のため、
・Perplexity
・ChatGPT Search
・ChatGPT o1-preview
・Felo
・Genspark
でファクトチェックを実施いたしました。

■Perplexity

江戸時代の日本人男性の平均身長は155~156cm、女性は143~145cmでしたが、現代(2021年)では男性170.8cm、女性158.0cmです。

ただし、1994年以降は横ばい状態が続いています。

■ChatGPT Search

日本人の平均身長は、戦後から1990年代半ばまで顕著に伸びましたが、それ以降はほぼ横ばいで、近年ではむしろ低下傾向が見られます。

したがって、「日本人の平均身長は昔と変わっていない」という主張は、時期によりますが、現在の傾向を踏まえると必ずしも正確ではありません。

■ChatGPT o1-preview

日本人の平均身長は戦後から高度成長期にかけて増加し、その後は横ばいです。

昔と比べて変わっていないという主張は事実と異なります。

■Felo

部分的に正確です。

日本人の平均身長は1994-2000年頃にピークに達し、その後30年近く横ばいが続いています。

男性は171.5cm、女性は158cm前後で安定しています。

■Genspark

日本人の平均身長は、歴史的に大きく変化してきました。

特に戦後から現在にかけては顕著な伸びが見られ、

1950年には、
・男性160.3cm
・女性148.9cm
だったのが、

2010年には、
・男性171.5cm
・女性158.3cm
に達しました。

近年は横ばいまたはわずかな減少傾向にありますが、過去と比べると大きく変わっています。

5. 日本人の漏洩したパスワードのランキングについて


株式会社ソリトンシステムズが2024年1月から8月に発見された情報漏洩データを分析した結果、

日本人が使用するパスワードの上位は「123456」「password」「123123」など、推測されやすい単純な文字列が多いことが明らかになりました。

6. ネット炎上に参加する人は高収入である


ネット炎上に参加する人は、参加しない人に比べて世帯年収が平均80万円高いという調査結果があります。

また、炎上参加者の約7割が男性で、主任や係長以上の役職者が多い傾向も報告されています。

7. 料理を撮影してから食べると美味しさが増す


「料理を撮影してから食べると美味しさが増す」という主張は、

食事前の写真撮影が期待感を高め、味覚体験を向上させるとする研究によって支持されています。

8. 納豆が美味しくなるかき混ぜ回数は400回


味覚センサー「レオ」を用いた実験では、納豆を400回かき混ぜると旨味が最大になると報告されています。

しかし、個人の好みによる差も大きいため、最適なかき混ぜ回数は一概には言えません。

また、納豆を混ぜる回数が栄養価に大きな影響を与えることは確認されていません。

9. 野菜から食べても痩せるわけではない


食事の最初に野菜を摂る「ベジファースト」は、血糖値の急上昇を抑え、満腹感を高めることで、結果的に体重管理に役立つとされています。

しかし、これだけで痩せるわけではなく、適切な食事量やバランス、運動習慣も重要です。

10. 鉄分の王様と言われている「ひじき」は鉄分は多くない


以前は「鉄分の王様」と称されたひじきですが、製造時に使用する釜が鉄製からステンレス製に変わったことで、鉄分含有量が大幅に減少しました。

そのため、現在のひじきは鉄分が豊富とは言えません。

11. ビタミンCは、風邪の発症リスクを低下させない


ビタミンCの定期的な摂取は、一般的な人々において風邪の発症リスクを低下させる明確な効果は示されていません。

しかし、マラソン選手やスキーヤーなど、強い肉体的ストレスを受ける人々では、ビタミンCの摂取が風邪の予防に寄与する可能性があります。

また、ビタミンCを日常的に摂取することで、風邪の症状の重症度や持続期間を軽減する効果が報告されています。

12. お金が貯まりやすいのは、現金派?キャッシュレス派?


複数の調査によれば、キャッシュレス決済を利用する人は現金派よりも貯蓄額が多い傾向があります。

たとえば、JCBの2018年の調査では、キャッシュレス派の年間平均貯蓄増加額は87.6万円で、現金派の32.5万円を大きく上回っています。

また、2023年の調査でも、キャッシュレス派の毎月の平均貯金額は31,470円で、現金派の23,918円を上回っています。

これらの結果から、キャッシュレス派の方がお金を貯めやすい傾向があると考えられます。

13. 物価データはどうやってデータを集めているの?


物価データは、総務省統計局が毎月実施する「小売物価統計調査」によって収集されます。

この調査では、全国の指定された市町村において、調査員が店舗や世帯から商品の小売価格やサービス料金を収集します。

これらのデータは、消費者物価指数(CPI)の算出など、物価に関する基礎資料として活用されています。

14. 週休3日制にすると会社は儲かる


週休3日制の導入は、従業員のワークライフバランス改善や生産性向上をもたらす可能性があります。

たとえば、日本マイクロソフトでは週休3日制の試験導入により、生産性が約40%向上したと報告されています。

しかし、業務内容や企業文化によって効果は異なるため、導入前に慎重な検討が必要です。

15. 日本における110番通報は、約3秒に1回


この主張はおおむね合っておりますが、念のため、
・Perplexity
・ChatGPT Search
・ChatGPT o1-preview
・Felo
・Genspark
でファクトチェックを実施いたしました。

■Perplexity

東京都警視庁によると、110番通報は約17秒に1件の割合で受理されており、年間約187万件の通報があります。

なお、全国では2022年1月から11月の期間で784万件余りの通報があり、そのうち約19%が緊急性の低い通報でした。

■ChatGPT Search

日本の110番通報は、2023年1月から11月までに約930万件受理され、これは約3.4秒に1回の割合です。

したがって、「約3秒に1回」という表現は、実際のデータよりやや頻度が高く示されています。

■ChatGPT o1-preview

日本の110番通報が約3秒に1回というのは事実です。年間約1,000万件の通報があり、この統計と一致します。

■Felo

日本での110番通報は、実際には約3.4〜4.5秒に1回の割合で発生しており、年間約900万件の通報があります。

また、携帯電話からの通報が全体の70%以上を占めています。

■Genspark

日本における110番通報は、年間約700万件で、平均すると約10秒に1回の通報が行われています。

したがって、「約3秒に1回」という主張は誤りです。

16. エスカレーターの横に鏡をつけると盗撮被害が減る


エスカレーターの横に鏡を設置することで、利用者が背後を確認しやすくなり、盗撮行為の抑止効果が期待されています。

この手法は行動科学の「ナッジ理論」を応用したもので、各地の駅で実証実験が行われています。

17. 犯罪が多いのは金曜日


警察庁の統計によると、侵入窃盗は金曜日に最も多く発生し、日曜日が最も少ないことが確認されています。

また、ひったくりや痴漢も金曜日の夜に多発する傾向があります。

これは週末前で人々の警戒心が緩むことが一因とされています。

18. 12月は特殊詐欺が増える


警察庁の統計によれば、特殊詐欺の認知件数は12月に増加する傾向があります。

年末の忙しさから注意が散漫になりやすいため、詐欺被害に遭わないよう十分な警戒が必要です。

19. 一年で一番事故が起きるのは、12月の金曜の夕方


警視庁の令和3年の統計によれば、交通事故は金曜日に最も多く発生し、特に18時から22時の時間帯に他の曜日よりも60件以上多くなっています。

また、薄暮時間帯の死亡事故は10月から12月にかけて特に多く発生しています。

これらのデータから、12月の金曜の夕方は交通事故が増加する傾向があると考えられます。

20. 渋滞の時、一番早いのは、左車線である


渋滞時の車線選択について、一般的な認識とは異なり、左車線(遅い車線)が実際には早く進む可能性が高いことが研究で示されています。

ただし、車線変更による時間短縮効果は限定的で、80分の渋滞で約4分の短縮に留まります。

また、頻繁な車線変更は事故リスクを高める要因となります。

21. 横断歩道を12度傾けると事故が減る


愛知県警は、横断歩道を車道に対して約12度斜めに設置する「鋭角横断歩道」を導入し、歩行者と車両の事故防止に効果を上げています。

設置前後の各1年間で、交差点およびその付近での歩行者・自転車関連の人身事故が17件から7件に減少しました。

22. 最も人を殺している生き物ランキング


ビル&メリンダ・ゲイツ財団の2014年の報告書によれば、年間で最も多くの人命を奪う生物は蚊で、約72万5,000人が犠牲となっています。

次いで人間自身が約47万5,000人、ヘビが約5万人と続きます。

上記のデータは、蚊が媒介するマラリアなどの感染症の脅威を示しています。

23. カワセミのくちばしの形が新幹線の開発に役立っている


カワセミのくちばしの形状は、500系新幹線の先頭デザインに応用され、走行抵抗を30%減少させ、トンネル通過時の騒音問題を解決しました。

24. フクロウの羽がパンタグラフの設計に役立っている


新幹線500系の開発において、フクロウの羽根の縁にある「セレーション」と呼ばれるギザギザ構造をパンタグラフに応用し、騒音を約30%削減することに成功しました。

25. ヨーグルトの蓋には、ハスの葉っぱの構造が応用されている


ヨーグルトのフタには、ハスの葉の撥水構造を模倣した技術「トーヤルロータス」が採用されています。

これにより、フタ裏にヨーグルトが付着しにくくなっています。

26. 美術館の反射防止フィルムには、蛾の眼の構造が応用されている


美術館で使用される反射防止フィルムには、蛾の眼の表面にあるナノレベルの微細な突起構造「モスアイ構造」が応用されています。

この構造は光の反射を抑え、展示物の視認性を高める効果があります。

27. 船底の塗料には、マグロの特性が応用されている


船底塗料には、高速で泳ぐマグロの皮膚構造を模倣した低摩擦防汚塗料が開発され、船体の摩擦抵抗を低減し、燃費向上やCO₂排出削減に寄与しています。

28. 紙の辞書で調べものをすると記憶に残りやすい


紙の辞書を使用することで、ページをめくる手作業や視覚的な配置が記憶の定着を助けるとされています。

また、調べる過程で関連語に触れる機会が増え、学習効果が高まるとも言われています。

一方、電子辞書は検索速度や持ち運びに優れていますが、紙の辞書のような記憶定着効果は得にくいとの指摘もあります。

29. コンピューターの数が多い国ほど数学の学力が低い


「コンピューターの数が多い国ほど数学の学力が低い」という主張に関して、OECDの調査によれば、学校でのコンピューター使用頻度が高い国では、読解力や数学、科学の成績が必ずしも向上していないことが示されています。

しかし、他の研究では、教員のICT活用が生徒の学力向上に寄与するとの結果もあります。

したがって、コンピューターの普及度と数学の学力の関係は一概に言えず、ICTの活用方法や教育環境によって影響が異なると考えられます。

30. オンライン授業は、倍速視聴でも理解度は下がらない


オンライン授業の倍速視聴に関する研究では、1.5倍速や2倍速での視聴でも理解度に大きな差はないとする結果が報告されています。

しかし、再生速度が2.5倍速以上になると理解度が低下する傾向が示されています。

また、学習者の個人差や教材の難易度によっても影響が異なるため、倍速視聴が常に理解度に影響しないとは言い切れません。

31. マーカーを引いたり、一夜漬けは、あまり効果がない


教科書にマーカーで線を引く方法は、重要箇所を視覚的に強調し理解を深める効果が期待できますが、漫然と行うと学習効果が低下する可能性があります。

一夜漬けの学習は、短期的な集中力向上や時間の有効活用といった利点があるものの、睡眠不足による注意力低下や長期的な記憶定着が難しいといったデメリットも存在します。

したがって、これらの学習法は効果が全くないわけではありませんが、使い方や目的によって効果が変わるため、適切な方法で活用することが重要です。

32. 睡眠時間が短いと、海馬が小さくなる傾向がある


研究によれば、平日の睡眠時間が長い子どもは、短い子どもに比べて海馬の体積が大きい傾向があります。

しかし、睡眠時間の長さと海馬の体積の因果関係は明確ではなく、他の要因も影響している可能性があります。

33. スーパーが繁盛するのは、25日(給料日)より15日


スーパーマーケットの来店者数は、給料日である15日や25日の夕方に増加する傾向があります。

特に、偶数月の15日は年金支給日でもあり、午前中から多くの来店が見られます。

また、生活保護支給日の1日も売上が伸びる日として知られています。

34. 人は44歳と60歳で急激に老ける


スタンフォード大学の研究によれば、人間の老化は44歳と60歳の前後で急激に進行することが明らかになりました。

これらの年齢では、代謝機能や免疫調節などに大きな変化が生じるため、生活習慣の見直しが重要とされています。

35. 数え年で男性の42歳、男女ともに61歳は厄年である


男性の42歳と女性の33歳は「大厄」とされ、特に注意が必要とされています。

また、男女ともに61歳も厄年とされています。

ただし、地域や宗派によって異なる場合があります。

36. 「平均寿命 − 今の年齢 = あと何年生きるか」は間違い


平均寿命から現在の年齢を引いて残りの生存年数を求める方法は誤りです。

平均寿命は0歳児の平均余命を指し、年齢が上がるほど平均余命も延びます。

厚生労働省の「令和5年簡易生命表」によれば、0歳時の平均余命は男性81.09年、女性87.14年です。

また、各年齢における平均余命は下記の数値が正しいものです。

・0歳→81.09年(男性)、87.14年(女性)
・20歳→61.45年(男性)、67.48年(女性)
・30歳→51.72年(男性)、57.65年(女性)
・40歳→42.06年(男性)、47.85年(女性)
・50歳→32.60年(男性)、38.23年(女性)
・60歳→23.68年(男性)、28.91年(女性)
・70歳→15.65年(男性)、19.96年(女性)

厚生労働省


37. 医者は、自分の誕生日には、手術を失敗しやすい


複数の研究によれば、外科医が自身の誕生日に手術を行うと、患者の術後30日以内の死亡率が他の日よりも高くなることが示唆されています。

具体的には、誕生日に行われた手術の死亡率は約7.0%で、他の日の5.6%と比較して1.3%高い結果となっています。

この差は、外科医が誕生日に注意散漫になりやすいことや、手術を早く終えようと急ぐ可能性が影響していると考えられます。

38. 日本は、世界で一番ティッシュペーパーを消費する国である


日本人1人当たりのティッシュペーパー年間使用量は約17~23箱で、これはアメリカの約3倍に相当し、世界で最も多いとされています。

この高い消費量の背景には、花粉症患者の多さや、食事後の口元を拭くなどの習慣が影響していると考えられます。

39. スマホを持つ手で世代がわかる


スマートフォンの持ち方には世代間で違いが見られます。

20代では右手で持つ人が多い一方、40代以上では左手で持つ人が増加します。

これは、固定電話を左手で持ち右手でメモを取る習慣が影響している可能性があります。

40. 日本のプラスチックリサイクルは、リサイクルではない


日本では、廃プラスチックの約6割が「サーマルリサイクル」として焼却され、熱エネルギーを回収しています。

しかし、これは資源の再利用ではなく、海外ではリサイクルと見なされないことが多いです。

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