NFTを保有していたらお金も借りられる!?
NFTやDeFiという言葉を聞いたことがありますか?ちょっと難しく感じるかもしれませんが、今回紹介する内容を簡単に言うと「デジタルなシールを担保にしてお金を借りる方法」です。今回は、この仕組みについてわかりやすく解説していきます!
1.NFTとは
NFTは、デジタルアイテムの「本物の証明書」のようなものです。
例えば、「モナリザ」を想像してみてください。
「モナリザ」は、世界中でたくさんの写真や印刷物が存在しますが、実際のモナリザはルーヴル美術館に飾られているたった一つの本物です。
もしデジタル版のモナリザをNFTとして購入したとしたら、そのNFTがあなたの所有を証明します。誰でもデジタル画像をコピーできますが、NFTを持っているあなたがそのデジタル版モナリザの「本物のオーナー」であることが証明されるのです。
NFTについて詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。
2.DeFiとは
そして、今回のもう一つのキーワードは「DeFi(ディファイ)」これは「Decentralized Finance(ディセントラライズド・ファイナンス)」の略で、簡単に言うと、銀行を通さずにインターネット上でお金を貸したり借りたりできる仕組みです。
普通、お金を借りたいときは銀行に行くと思います。でも、DeFiでは銀行を通さずに、インターネット上で直接お金のやり取りをすることができます。これを可能にする技術が「DeFi」です。
3.どうやってお金を借りる?
ここからが本題です。
NFTとDeFiを組み合わせて、お金を借りる方法を3ステップでを説明します。
1.価値あるNFTを持っている
まず、あなたが価値のあるNFTを持っているとします。たとえば、すごくレアなデジタルアートやゲームのキャラクターがあるします。このNFTが「担保」になります。担保っていうのは、お金を借りるときの「保証」のようなものです。普通は家や車,ブランド物などを担保にするけど、NFTも担保にできるんです。
2.DeFiを使ってNFTを預け、お金を借りる
次に、そのNFTをDeFiという仕組みを使って預けます。そして、預けたNFTを担保にして、インターネット上でお金を借りることができます。
たとえば、あなたが10万円分の価値があるNFTを持っていたら、そのNFTを担保にして、5万円くらいのお金を借りることができるんです。DeFiでは、この貸し借りをインターネットを通じて安全にやり取りできます。
3.お金を返したらNFTが戻ってくる
借りたお金を返したら、預けたNFTがあなたの元に戻ってきます。逆に、もしお金を返せなかったら、そのNFTは相手のものになってしまいますが、ちゃんと返せば問題ありません。
4.DeFiの便利なところ
DeFiは、銀行がなくてもインターネット上で誰でもお金のやり取りができるのが便利なところです。しかも、24時間いつでも使えるし、普通の銀行より手続きが簡単です。なので、NFTを担保にしてすぐにお金が必要なときに、DeFiを使って簡単に借りれます。
5.まとめ
NFTとDeFiを使えば、インターネット上で特別なデジタルアイテムを担保にしてお金を借りることができます。DeFiは銀行に頼らずにお金を借りたり貸したりできる新しい仕組みなので、これからもっと便利になるかもしれません。NFTを持っていたら、上手く使って投資にお金を回したりできるので画期的な仕組みですね。