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岡橋氏研修
私(原田)が作業している(通称)三津五郎現場では当初予定していた境界外を通るルートの許可が下りず、境界内でまとめる必要が出た為、
ルートの再踏査を指導して頂きました。
岡橋師匠は作設後の道が見えてるかのようにスタスタ先を歩いて行ってしまい灌木を伐りながらだと追いつきません。
「この木にテープを巻いて」(その木が道の路肩になるという目印にピンクテープを巻きます)
と指示を受けるものの…。
自分には見えていないものが知識や経験を重ね、見えている感覚なのだろうと今は着いて行くだけ…。
先の傾斜がきつかったり思っていたルートが厳しいとなると地形図を見直し、戻って改めてテープを巻きなおしたり。
今回、施工の技術だけでは良い作業道は出来ない、
「壊れない作業道作り」は綿密な踏査ありきだと改めて感じた研修でした。
まず、地形図を頭に入れイメージを作る。実際に山に行くと等高線だけじゃ再現しきれていない部分を確認し修正。
その山に合わせ、その山が活きる美しいルートを描く。
実際、作業道開設にあたり岩や水等の問題が出る場合もあり途中でルート変更する場合もあるため先行伐採はしない。
自然に合わせてフレキシブルに対応でき無駄な伐採はしない。
山にダメージを与えない必要最小限の作業道。
作業道があると山の手入れがしやすくなる。
綺麗な山を引き継ぐ為に。
奥が深くて、面白い。
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