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出来ない事が出来るようになると、、、(Ver.2)
津和野ヤモリーズの大賀です。
僕が津和野にくるきっかけとなったのが、2016年に埼玉県飯能市で開催されていた「自伐型林業」の講習会です。
わざわざ住んでいた岡山県から月1で埼玉に通うというかなりアホなことをしていました(暇だったので)。
その講習会で作業道づくりを担当されていたのは、津和野ヤモリーズの師匠でもある清光林業の岡橋清隆さん。
そのときに撮影した作業道づくりのムービー、今になって熱心に見ています。
これを見ると、しっかり木の裏側まで盛土と転圧を繰り返しているのがわかります。何をやっているか、1年たった今ようやく理解できました。
・・・
津和野に来てはや9ヶ月。
現場で僕がやっているのは、チェーンソーワーク(支障木の伐採、造材)を中心に、作業道を開設するためのバックホーのサポートです。
チェーンソーワークはだいぶ上達した気がします。「6ヶ月である程度の形になる」というのが僕の感覚。
なのでここから先は、意識的に課題を持って取り組まないと上達しない、というのも実感です。
チェーンソーとは対象的に、バックホーの操作はまだまだです。
やれば上手くなる
ここ最近、バックホーで実際に作業道をつくる機会をもらいました。
始めの頃は「前進・後進」もおぼつかないくらい。こんなんで本当に道がつくれるようになるのか...。検討もつきませんでした。
けれどこれもチェーンソーと同じで、操作するたびに感覚がつかめてきてます。
いまは「旋回しながら移動して、アームを木と木の間に入り込ませる」みたいなことも、ゆっくりですができるようになりました。
つまり、やれば上手くなります(やらないと上手くなりません)。
「どうやって道が出来上がっているのか?」も見えるようになる
バックホーの操作ができても、道のつくり方がわかってないと、何をどうしていいかわかりません。
いままで散々、先輩たちがバックホーで道をつくっているのを見ていました。正確にいえば「見ているつもり」でした。
はっきり言って、何をどうやっているのか、見るだけでは自分の中で説明できません。気づいたら道が出来上がっている、という印象です(ほんとに)。
自分で「こうかな?」と見よう見まねでやってみて、その結果から「確かあれをやってたなー」と振り返ることで、そこで初めて理解が進みます。
いくら本を読んで勉強しても、できるようにはならないのと同じです。
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チェーンソーワークにくらべてバックホーはこれからなので、ものすごく伸びしろがある(はずだと信じます)。
日々変化していくこと、それ自体がとても楽しいです。
過去記事>>出来ない事が出来るようになると、、、(written by 細谷さん)
書いた人:がっちょ(大賀)
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