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薪タワー(holz hausen)

どうも!
天気がどんよりジメジメでテンションの上がらない5期生原田です。。。

さて、今回は薪の積み方について話していきたいと思います
とりあえず完成写真をどうぞ!

カバー画像と一緒です(笑)
日本じゃあまり見ないこの積み方、私は薪タワーなんてダサダサネーミングで読んでますが、一般的なのは『holz hausen』です!

holz hausen

ドイツの伝統的な積み方で、ヨーロッパ、アメリカでは有名な積み方のようです
見た目のインパクトがすごいのはもちろんですが、割と機能的で、煙突効果で風の流れができ乾燥が早い、薪を積むためのラックがいらない、倒れにくい、乾燥具合が分かる等いいこと沢山です。
2mの正方形の土地があれば建つので、薪ユーザーの皆さんはやってみてください!

holz hausenの建て方

1.土台作り

先ずは建てるための下準備です。

この様に平らな場所を用意して、円を書きます!
この時、下がコンクリだったら良いですが土だと湿気が上がってくるので、ブルーシートを引くといいでしょう!今回はその上にパレットを並べてます。

円の大きさは直径2mにしました!高さは2m程になります
ちなみにドイツでの伝統的なサイズは直径3m高さ3mらしいです(上はどうやって積むのだろう。。。)

2.建設

土台ができればいざ建設です!

1段目はこの様にぐるっと一周薪を並べます

2段目以降は1段目の薪を枕にして内側に傾くように置いていきます。
この内側への傾斜が重要です!!!

段数が上がると薪がだんだん水平に戻ってくるので、水平になる前に枕を入れて常に内側に傾くようにして下さい!
でないと。。。

こうなります(泣)
ですので内側への傾きは最重要です!
ここだけ抜かりなく行えば崩落はない筈です

円の中ですが、薪を縦にして詰めていって下さい!
綿棒とか爪楊枝のイメージです。
この写真ではなんにも考えず突っ込んちゃってます(笑)
縦に詰めることで、より煙突効果を生み出し風の流れをを作るのでやっておくほうがいいでしょう。
面倒なら私のように投げ込むだけでもokです!
後は2.5mぐらいの棒があれば、1.5 mから10cm刻みで印をつけて真ん中に立てておきましょう!
今後積む際の目印になるのと、完成後に役に立ちます

そしてどんどん高さを上げていきます!
1.5mぐらいまではこのまま積み上げていきます。
何度も言いますが内側傾斜を心がけましょう

残りの0.5mは屋根になります。
ここからは、中心部を高く作り茅葺き屋根の様に積んでいきます。
こっちの写真もいい例じゃないです。。。
屋根として使うのは樹皮のついた平べったい薪がベストです!
それを樹皮を上にして並べていきます。
これによって雨が内側に入るのを防ぐのでシートをかける必要がありません!
(冬になって崩すときが来たらシートをかけましょう)
holz hausenで検索して他の人の屋根の形を見てみてください!

完成です!
さてここで、最初に立てたポールが活躍します! 
自分が建てたholz hausenの高さを記録してください。薪は今後乾燥してどんどん縮んでいきます。
そして最初の高さより20%低くなったとき薪はバッチリ燃える乾燥薪になってるのです!!!

お片付けをして、2棟目建設中です。
崩れた薪タワーはいずれ復活させます。。。いずれ。。。

と言うわけで薪タワー(holz hausen)の紹介と建て方講座でした!
国内ではまだ馴染みのない積み方ですかどんどん流行ってほしいです!
それでは5期生原田でした〜

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