ハイブランドのリメイク品をインスタで販売するのはセーフ?それともアウト?
こんばんは! つーばきです!
最近まで、高級ブランドのロゴを使ったリメイク品のヘアゴムが、インスタで「かわいい」「おしゃれ」などと話題になっていました。ヘアゴムに使われた高級ブランドは、創業185年を誇る「エルメス」です。
185年前といえば、日本だと「大塩平八郎の乱」が有名でしょうか。中学校の日本史で習ったので、なんとなく聞いたことがある人も多いと思います。
当時、日本では非常に多くの人が飢えで苦しんでいました。その頃の日本の人口は約3,000万人と言われていますが、餓死したひとの数は30万人もいたそうです。100人に1人が食べるものがなくて亡くなっていたわけですから、非常に深刻な状況だったのはおわかりいただけると思います。
ところが、江戸幕府(いまで言う日本政府)は本気で庶民を助けようとはしませんでした。策を講じてはいたのですが、幕府や米を売る商人は自分たちの利益優先で動いていたのです。だから大塩平八郎さんらは庶民に食べものを与えるために反乱を起こしたのです。
ちょうどその頃、フランスで誕生したのが高級ブランドのエルメスです。
元々は馬具用の品を作っていた話は有名ですよね。時代が進み、人々が馬から車を利用するようになると、上質な皮を使ったカバンやサイフなどを作るようになっていきました。
はじめにも書いた通り、このエルメスのロゴを使ってリメイクしたヘアゴムが、インスタで話題になっていました。「なっていました」と書いたのは、いまはこのヘアゴムが販売されていないからです。
ヘアゴムは、エルメス好きの女性が購入した、正規品のスカーフやネクタイを使ったリメイク品です。スカーフの生地からエルメスのロゴの部分を切り取り、ボタンを包んでヘアゴムにつけていました。
女性はこれをインスタを通して販売していました。スカーフ1枚(約6万円)から160個のヘアゴムを作ることができたそうで、ボタンやゴムなどほかの材料費を合わせると1個600円で作ることができたそうです。女性はこのヘアゴムを1個2,000円で販売していました。
ところが、これは違法なのです。リメイクしたものを自分で使う分には問題ないのですが、誰かに売ると犯罪になります。そのため女性は逮捕されてしまいました。
この女性は2019年7月から今年の2月までに、ヘアゴム、クリップ、ボタンなど約1800点をインスタで販売し、売り上げは1,300万円にのぼるとみられています。ものすごい人気だったんですね。
ちなみに、リメイク品の販売は2000年代から増加傾向にあります。各ブランドがフリマサイトや販売サイトに削除を依頼したコピー品やリメイク品の件数は、昨年だけでも58万件以上になるそうです。
10年前なら人に気づかれてはいけないタブーな行為とされていた「副業」ですが、ヤフー、ライオン、三菱地所やメガバンクを中心に、2020年以降多くの企業が「副業を解禁」しています。
昨年行われた調査では、副業・兼業を行うひとは812万人で、2020年より100万人も増えたそうです。もしかすると、それも影響してリメイク品の販売が増えているのかもしれませんね。
日本人の平均年収はアメリカの約半分で、さまざまな物が安いイメージのある韓国よりも低いです。30年間も平均年収が上がっていないのですから、物価が上がり円安(円の価値が低い)が進むいま、収入を増やすために副業をするひとが増えるのは当然のことかもしれません。
このまま経済的に苦しいひとが増え続けると、また大塩平八郎の乱のようなことが起きてしまうかもしれません。なんとかして、物価の上昇と共に賃上げもしてほしいものです。
最後になりますが、風俗業界はいま特に稼ぎやすい時期です。これがいつまで続くのかはわかりません。例年通りなら夏の繁忙期は8月いっぱいで終わるでしょう。
いまは貴重な期間なので、稼げなくて悩んでいる女性は下記のLINEかDMから相談してもらえたら嬉しいです。
https://line.me/ti/p/dbJXLoldJa
もしかすると、時期やお店だけではなく働き方に原因がある場合もあるので、その場合は一緒にお話して原因を改善していけたらと思っています。
ご相談お待ちしております。
今日はここまで。それではまた。
- おしまい -
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?