風俗業界で働く女性の“働き方改革”とは?
こんにちは! つーばきです!
自動販売機の横にあるボックスって〈カン・ビン〉と〈ペットボトル〉で投入口が2つに分かれていますよね。でも、中では一緒になるそうです。
じゃあ、なぜ投入口を2つに分けるのでしょうか?
それは、カン・ビン・ペットボトル専用の投入口があることで、それ以外のゴミを捨てない心理的効果がはたらくからです。
そもそも、自動販売機の横にあるボックスは、ゴミ箱ではなく『リサイクルボックス』です。
しかし、日本のリサイクルボックスには、紙コップやレジ袋などのゴミが多く混ざっているので、人の手によって取り除かれます。
最近、あなたが入れたスタバの紙コップやタバコの吸い殻も、今ごろ誰かが取り除いてくれています。
そんな労力を少しでも減らすために、リサイクルボックスの入り口は2つに分けられているんですね。
ちなみにですが、日本のカンのリサイクル率はすごく高くて、スチール缶は92%、アルミ缶は93.6%にもなります。
これは、リサイクルに関わった全ての人の努力によるものですが、全国の飲み物のメーカーさんや飲み物に関係する企業が集まった『連合会』は、もっとリサイクル率を上げたいそうです。
素晴らしい考えです。
連合会は、ゴミを入れてほしくないから「リサイクル目的に空き容器だけを集めています」というステッカーを貼ることにしたそうです。
でも、最近わかったことですが、実は日本にはカンタンな文章を読む(理解する)だけでも難しいと感じる人が、数千万人もいます。
だから、僕が思ったのは『リサイクルボックス』や『リサイクル用』という大きな文字のステッカーの方がわかりやすいんじゃないのかな? ということです。
日本人がリサイクルという言葉に感じる印象ってクリーンなイメージがあって、リサイクルボックスだとわかっているのに汚いゴミを入れる人って少ないんじゃないのかな。
ゴミ箱だと思ってる人が多いから「ゴミならなんでも入れていいやー!」ってなってるのでは?
で、風俗業界にも似たようなことが言えますが、風俗店の禁止事項には、チクスト・ガシマン・本番行為・暴力などのことを『女性が嫌がる行為は禁止』と書いてあります。
その書き方だと、女性がムリをして演技してくれているのを「感じてる」と勘違いしているお客さんには伝わらないんじゃないかな? と思います。
お客さんの目に入りやすいように、待合室に『STOP! 激しい指の出し入れ』や『乳首をとらないでください!』などと書いたポスター(張り紙)を貼ったり
電話や受付の際に「最近増えてるんですけど、勘違いプレイにはお気をつけ下さい笑」ってユーモアを交えて伝えられたら
今よりは、女性のカラダを守ることに繋がるんじゃないかな?
サラリーマンの働き方改革は労働時間などについてですが、風俗業界で働く女性にとっては、お客さんの行き過ぎた行為がツラいことなんじゃないかな? って思います。
お店の人が「お客さんの行為を否定したら、利用者数が減る」ってことを恐れてこのままだと、風俗業界で働く女性はいつまでもガマンし続けなければなりません。
今は、それまで知る機会の少なかった女性側の本当の気持ちを、SNSを通して知ることができます。
これだけ、ガシマンなどでツラい思いをしている女性が多いのだから
全国の風俗関係者の皆様は、集客だけではなく、風俗業界で働く女性の働き方改革も考えてみてくれませんか?
-おしまい-