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僧侶なのに除霊ができない!? お客さんの悪質な要求や行為を減らす方法
こんにちは! つーばきです!
Twitterで、ある僧侶の「『僧侶なのに除霊もできないのか!?』と言われた事があるが、それって『蕎麦屋なのにラーメンも出せないのか!?』ってくらいめちゃくちゃな言い分だと思う」という投稿がバズっていました。
家族や友人など修行の邪魔になるものから離れて、仏教の修行をすることを『出家』といい、その修行中の人を『僧侶』と呼びます。
僧侶は、悪霊をはらうための職業ではありません。
しかし、僧侶に対する「除霊」の依頼は少なくないそうで、除霊の依頼がきたときは断るか、念仏を唱えた後に病院に行くことを勧める場合もあるんだそう。
なぜなら「除霊してほしい」と依頼するお客さんの多くが、精神的な病気だからです。
この他にも、一般的に僧侶のイメージが間違って広まっているのか「肉は食べれるの?」「お酒は飲める?」「結婚していいの?」などの質問も多いそうです。
ちなみに、一部のお寺を除いて3つともOKです。
江戸時代までは、浄土真宗という宗派のみ肉食と結婚が認められていましたが、1872年に政府から「僧侶は肉を食べたり結婚していいし、髪の毛も伸ばしていいよー!」という法令が発令されてから、特に制限はないそうです。
それでも「僧侶なのにSNSやっていいの?」というような質問もあるそう。
僧侶がSNSをやるのは自由ですが、多くの人が僧侶のことを知らないんですね。
僕も今回の記事を書くために調べるまで、何も知りませんでした。
今回の僧侶のバズったツイートをキッカケに、僧侶の正しいイメージが広まるといいですね。
こうした「間違ったイメージ」は、どの職業でもあると思っていて、特に閉鎖的な職業に多いと思っています。
例えば『風俗業』です。
メンズエステは、お客さんをリラックスさせマッサージをするお店なのにヌキを要求したり、ヘルスなのに本番行為を要求する人がいます。
お客さんは「◯◯ちゃんはやってくれたよ」などといって要求してきますよね。
他にも「風俗をやっている=エッチが好き」という間違ったイメージや、AVを真似た激しいプレイが女性を傷つける場合もあります。
お客さんのせいで苦しんだとしても、女性とお客さんとお店だけの話で終わってしまい、お客さんの間違った要求や行為は世に広まりません。
それもあって、お客さんの悪質な要求や勘違いはなかなか無くなりません。
風俗業界で働く一部の女性が、お客さんに対するクレームをSNSに投稿しても、理解してくれるのは業界人が多いです。
人によっては「しょうがない」で片付けられてしまう場合もあります。
しかし多くの業界人が、お客さんの悪質な要求や勘違いプレイを投稿したらどうなるでしょうか?
同じような投稿を何度も目にすることで、お客さんは間違った要求や行為をしにくくなるのではないでしょうか。
僧侶がSNSに投稿したことによって、僧侶のことを知る人が多かったように、風俗店を利用するお客さんの「間違った要求や行為」は、SNSや写メ日記を使って発信すると多くの人に広まりやすいと思っています。
また、あなたが「嫌な行為」を投稿することで、それをしようと思っていたお客さんがあなたを選ぶ確率を下げることにも繋がります。
なぜ禁煙の飛行機に「禁煙マーク」があるのかというと、昔は喫煙できたので今でも吸おうとする人がいるからです。
僕らが飛行機でタバコが吸えないのは当たり前だと思っていても、みんなにとっての当たり前ではありません。
風俗店を利用するお客さんも同じです。書かないと、言わないとわかりません。
SNSや写メ日記などを使って、嫌なことはイヤだと声を上げるのは大切なことだと思いました。
-おしまい-