見出し画像

若者の約8割が『マスク依存』マスクに依存し続けるとよくないのか?


こんにちは! つーばきです!


コロナ禍になってから、SNSで「ノーマスクが怖い」という趣旨の投稿をよく見かけるようになりました。


マスク生活が長引いている今、素顔を見られることに抵抗を感じている人が増えているそうです。


渋谷駅周辺の会社で事務員として働く24歳の女性は「マスク姿だと2割増しで美人に見える。マスクを外したときに『残念な顔』だと思われたくない」と投稿していました。


また、入社2年目の男性会社員は「マスクを外して話す機会が少ないので、未だに半分以上の同僚の顔を知りません。ふとした拍子に見えた上司の顔が想像と違って驚きました。自分も同じことを思われているのではないか…」という不安の気持ちを投稿していました。


4,000人を対象に行ったある調査では、約7割以上が「コロナ後もマスクを着け続けたい」と回答しました。


特に30代以下の男女では、約8割以上がそのような回答だったそうです。


理由としては「顔を隠すことで対人不安が和らぐから」という回答が多かったです。


実際に「お店でパスタを食べるときにマスクを外したら、近くの席の男性たちから『あ、微妙』と言われて、外では一生マスクを外せません」と、サイテイな男性たちのせいでトラウマになってしまった女性もいます。


本当にサイテイです。


こういった人たちの声を聞いている(見ている)と、コロナ渦になり『マスク依存』の人が増えたように感じますが、実はコロナ禍前にも一度増えています。


なぜなら、2009年に『新型インフルエンザ』が世界的に流行したからです。


都市部を中心に日常的にマスクをつける人が増えて、今のように『マスク依存』になる人が増えたのです。


しかし、このときにマスク依存していた人は段々と減っていきました。


なぜなら『ADHD』や『うつ』を公言する人が増えてきて、世間で「自分と違う事情の人も理解しよう」という考えが広まったからです。


マスクに依存している人たちは「世の中には、自分以外にも色々な悩みを抱えている人がいるんだ」と思えて、段々とマスクを外せるようになったそうです。


で、はじめに書いたように2020年にコロナが大流行して、またマスク依存の人が増えています。


それに対して、相手の表情が読み取りにくいからマスク依存は良くないという投稿も見かけます。


たしかに、仕事内容などによっては外した方がいい場合もあるかもしれません。


しかし、ある心理学の専門家は、マスクで顔が隠れるので、他者からの不愉快に感じる言葉や態度から守られていると感じる心理的効果が働く。と言っていました。


マスクが表情を隠してくれるおかげで、コミニュケーションを取るのがニガテな人でも話しやすくなるそうです。


例えば、緊張する場面で顔が真っ赤になっても、マスクが隠してくれるので安心して話すことができたりします。


現在、ハゲ隠しのために帽子を被る人を『帽子依存』とは言いません。


体型のコンプレックスを隠せるオーバーサイズの服を着ている人を『オーバーサイズ依存』とも言いません。


それと同じように、常にマスクをつけているから『マスク依存』などと言う人がいない世界の方が、僕は嬉しいです(今回はわかりやすくするためにマスク依存と書きました)


自分と違う部分を悪く言う世界ではなく、様々な人が認められてもっと自由でもっと楽しい世界であってほしいです。



-おしまい-

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?