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違和感と曖昧さに包まれる『路空コーヒースタンド』
こんにちは!最近、オシゴト湘南のマーケティング部長を拝命した(?)、つつみ けんいちろうです。
まだまだ小さい2児の親なので、毎朝の食事時間は嵐のように過ぎ去るため、コーヒーを味わう時間がありません(泣)
※毎日、嵐を味わえるのは嬉しいんですけどね(笑)
そんな自分が久しぶりに、ゆっくりコーヒーを味わったんです。
それが、みなさんに紹介したいオシゴト『路空コーヒースタンド』です。
値段を自分で決めるコーヒースタンド
みなさんは自分で買うものの値段を、自分で決めたことはありますか?自分は35年生きてきて、初めて「値段を決める」という行為をしました(笑)
売りものの値段を決めたことはあっても、買うものの値段を自分で決めたことは無い人が多いんじゃないでしょうか?
これがなかなかに面白いんです!!事前に色々、シュミレーションをしていたのですが…
・スタバとかのコーヒーって、●●●円くらいだよなー
・でも、ホテルのラウンジだと、もっと高いよな…
・1万円払ってみたら、どうなるんだろう?
・逆に1円にした時って、何が起こるんだ??
・コーヒーの原価と人件費を考えると、●●●円は最低はらわないとダメかな…
とまだ、コーヒーを頼んですらいないのに葛藤する自分。
普段、意識しないものに向き合ってみる
「値段を自分で決める」というシステムは、コーヒースタンドを営むReiさんの『普段意識もしないもの、言われるがままに従っていることに向き合ってみる。』というTAKURAMI(※)なんです。
※オシゴト湘南では、マイプロジェクトをTAKURAMI(企み)と呼んでいます。
Reiさんの自分の印象は「違和感を大切にする人」。
Reiさんは「性別って、なんで男女の2つしかないのか」ということに対して、ずっと違和感があったそうです。現在は、ご自身の性別を「Gender-fluid」とおっしゃられています。
「Gender-fluid」を、つつみ的な理解で言語化すると、以下のようになります。
「世の中的な、男性の要素と女性の要素を持っていて、場面によって、どちらかが出てきたりする。でも、男性・女性というくくりでは無い要素もあって、fluid(固まっていない)という名の通り、流動的。」
fluid(固まっていない)ので、そもそも言語化するのが、ナンセンスではありますが、こんなイメージです。
言われてみると、「確かにー!何で男女しかないんだー!?考えたことなかったー!」って、なりませんか?(笑)
「当たり前」で「固定化」される世の中
子供の頃はむじゃきに、「それってなんでだっけ?」と言えていたことが、時間の経過とともに、「そういうもんだよね」と受け入れちゃっていることって、ありませんか?
人間の脳は楽をしたがるので、カテゴライズしたり固定化すると楽なんですよね。もちろん、何でもかんでも「それってなんでだ?」って考えていると、脳がオーバーヒートしちゃうので、オススメはしません(笑)
でも、自分の中でどうしても違和感が拭えないことって、誰しも抱えていると思うんです。それを、世の中では「当たり前」だからって、「固定化」しちゃっていませんか?
日常の中で忘れてしまった「違和感」を思い出しに、Reiさんのコーヒーを飲みに行ってみませんか?二者択一ではない、「曖昧さ」を楽しむのも、たまにはいいですよ。
ちなみに、自分がコーヒーにつけた値段は内緒です(笑)
Reiさん&『路空コーヒースタンド』情報
『路空コーヒースタンド』は、毎週木曜日の13時-17時(※)にコワーキングスペース・チガラボ内にOPENしています。
https://chiga-lab.com/
※2021年6月時点の情報です。今後、変更になることもあるので、詳しくはチガラボのイベントページをご確認ください。
Reiさんのことを、もっと知ってみたいな!と思った方は、ご本人のnoteも是非ご覧ください。
https://note.com/michinosolajini0