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イベントレポート|焚き火ブックカフェ vol.4『良くしようとするのはやめたほうがよい』再び

こんにちは!本好き会社員「つつみけんいちろう」です!本好きでつながった仲間と月 1 回ほどのペースで開催している「焚き火ブックカフェ」の vol.4 のイベントレポートをお届けします。

焚き火ブックカフェって何ぞや?という話は、前回のレポートをご覧ください。

今回あつかう本は前回から引き続き「良くしようとするのはやめたほうがよい(村田由夫著)」です。

本当に「良くしよう」としちゃいけないの?

本書で最大のキーワードは「良くしよう」という言葉です。

生きていれば誰しもが良かれと思ってアドバイスをしたけど上手く伝わらなかったり、逆に良かれと思ってアドバイスをもらったものに反発したりという経験はありませんか?

自分も含めてイベントに参加した人が誰しも同じ経験をしているため、困っている・悩んでいる人に対して、どうしたらよいのか早速モヤモヤが募ります。

ある参加者の方からは「良くしようとした人に助けられている」「お節介な人がいるから世の中は平和なのでは?」という声も聞かれました。

確かに、新しいコミュニティに入りたての頃はお節介な人が周りの人に紹介してくれたりして、助かることもありますよね。

一つ見えたきたことは、こちらの考えを押し付けるのはなく「相手の鏡になる」のが大事そうだということ。

困っている人や悩んでいる人は「世間的に良い」とされているものに、自分を合わせようとして盲目的になっている可能性があります。

ギターを教えた経験がある方からは「正解を探している。音楽は表現なので間違いは無い。」という話をシェアしていただきました。

「世間的に良い」とされているものも、誰かが明確に定義したわけではなく、何となくそういうものがありそうと、みんなが幻想をみているのかも知れません。

実はたくさんある「よい」という言葉

「良」という漢字は穀物を選別する機械の象形文字だそうです。つまり何かの基準に照らし合わせて良し悪しを判断するわけです。

何気なく使っている漢字ですが、例えば「良い子」という表現をしてしまうと、世の中にはある基準があって「良い子」と「悪い子」という世界を作り出してしまいます。

でも実は「よい」という言葉にはたくさんの漢字が存在します。
良い、好い、佳い、善い、などです。

自分もよく「いいね!」と言ってしまうのですが、これが「良いね」だと何かの基準で選別している感じがして嫌だなと思っていたのですが、「好いね」だと「自分はそれ好きだよ」という意味になるなということに気づきました。

実はこの本のタイトルは「良くしようとするのはやめたほうが"よい"」と最後の「よい」はひらがなになっています。著者の方があえてこうした理由はわかりませんが、イベント参加者は何かのメッセージをタイトルから受け取って会はお開きとなりました。

次回の本は「希望の歴史」

次回の焚き火ブックカフェは 2022 年 5 月 15 日 10~12 時の開催を予定しています。次回、あつかう予定の本は昨年、話題になった「希望の歴史」です。

著者の方が YouTube でメッセージを配信しているので、どんな本か気になる方は覗いてみてください。全文を note に書き起こしているので、こちらもよろしければご覧ください。


イベントに興味がある方は、「C の辺り」までお問い合わせください。
https://be-inc.life/cnoataritop

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