私のアンビに関する色々
始めに
どうも〜
アンビグラムを始めて1年半になるつーさま!です。
時の流れは早いですねぇ
さて、最近はアンビグラムの記事を書くのが流行しているみたいなので、(主観)
この流れに乗って文章を書いてみようと思った訳でございます。
私自身、結構感覚で作品を作っちゃってるので、文字に起こせるか不安ではありますが…見て頂けたら幸いです。
アンビ制作の流れ
私のアンビ制作の流れとしては
単語探し
対応探し
清書
配色、背景の調整
という流れがほとんどです、
(この単語で作りたいな~)と思ったらこねこねしまくるってことですね。
下描きは基本的にアナログです、図地反転とかやってると脳の処理能力の限界を突破してる感じがして非常に面白いです。
デジタルでやるのも良いんですが、アナログの方が集中が保てて楽しく作れるんですよね~
「楽しく作る」これ大事です。
各アンビの解説とか
ここからは私の作ったアンビの中で、印象的なものをいくつかピックアップして、「どういう考え、思いで制作していったのか」を書いていきます。
多分長くなるのでコーヒー片手に見るのをオススメします、
私もコーヒー片手に記事書きます。
『物資』
私が初めて作ったアンビです。懐かし〜!
この頃は学校のプリントに書かれていた文字から着想を得てましたね〜
「勿/貝」から思いつき、「牛/次」に悩まされたのを今でも覚えてます。
自信満々に母に見せたら「物質?」なんて言われて凹んだりね…ははは…
いろんな意味で思い出深い初作品です。
『危険』
「物質」と同時公開した人生で2作目のアンビ。
なんというか…今の私には作れなさそうな対応してますね…
2文字の密度差をバッテンで上手いこと乗り切ってます。スゲー!
「険」の下側が可読性に大きく関わっていて、良いラインを探り探りで作ってました。
最近はこういう2文字の対応を作れてない気がするので、もっと気軽にアイデアを形にしていった方が良いかもですね。
『満腹』
私の代表作の内の1つ。
軽い気持ちで投稿したものがここまで伸びるとは思いもしませんでした(沢山反応頂いて嬉しかったです!ありがとうございます!)
「両」の両端で同じ形を使っているのと、"よんずい"になってるけど違和感が無い所がお気に入りポイントです。
ほぼ自然アンビなので解説とかもないんですが、この時のメッセージやいいねが、今の今まで私の原動力になっていると思います。
改めて感謝です!
『最終戦争』
月刊アンビグラム(2023-7月号)初参加作品。
もっとかっこいい感じにしたかったもののやり方が分からず、シックな仕上がりに。(今だったら影とかパースを付けたりしますかね~)
「最/戦/争」の\鏡像が見えたので「終」もどうにか行けるだろうと作り始めたら、どんどん沼にハマって抜け出せなくなってましたね。
シンプルですが、お気に入りの作品の1つです…!
『空論』
ゴリ押し!!!
「論」をほぼ黒塗りにし、形だけで見せようとした作品。
今見ると大分無理のある対応だと思いますが…面白味があって良いと思ってます!可読性は低いですが!!!
ただここから図地反転に興味が湧き、『ウルトラマン』『利点』『黒毛和牛』と、連続して図地を作っており、図地力が鍛えられた様に思います。
『アーケードゲーム』
月刊アンビグラム(2024-2月号)参加作品。
私の作った旋回型の中で一番好きな作品です!
「ケー/ゲ」は同じ形ですが、次に続く文字の位置で読ませ方を変えるとか、鏡像を用いていないこととか、お気に入りポイントが沢山あります。
作りながら、(良いワード思いついたな~)と思ったものです。
ただこれを作ってからというもの、カタカナの単語を見る度に、(旋回出来るか…!?)と考えるようになったのは、どうにかして貰いたいです…
『作画崩壊』
月刊アンビグラム(2024-4月号)参加作品。
一度\鏡像型で作ろうとし、挫折した本作品ですが、ア局(アンビグラム情報局)の方で沢山の方にアドバイスを頂き、回転重畳型として形にすることが出来ました!(ありがとうございました!)
各文字のバランスを取ろうとして崩れた字形が、むしろ題材と噛み合っているというのがとても気に入っています。
暗いテイストで仕上げてはいるものの、その実皆さんの温かみを感じられる作品です…!
『ことばのおばけがまどからみている』
月刊アンビグラム(2024-9月号)参加作品であり、私の代表作の内の2つ目です。
制作当初は4×4の16マスにピッタリハメるつもりだったんですが、どうしても無理だ!ってことで変態的な文字組に。
中心の「ば/け/ど/か」から角の「こ/み/る」、「と/ま/い」と対応できたので、そこからは「ば/の/お/が/ら/て」気合でこねこねし続けました。
中々に大変でしたが、結果的に皆さんを驚かせるような作品が出来たので、頑張って良かったなと思います!
『伏線回収』
月刊アンビグラム(2024-10月号)参加作品。
月ア作品ばっかりだな!?というのは置いといて…
横組み斜め鏡像図地です。凄いでしょ~(作例がめちゃ少ないんだとか)
「伏線
回収」と並べた時に、(「回」って/鏡像だよな~「伏/収」いけないかな~行けそうだな~!?)って感じで作りました。「線」は何とかなるやろの精神で…
カッコよく作れたので、作ったものの中でトップクラスに好きな作品です!
『説明』
ここに来て初めての敷詰回転型です。
敷詰の作り方が今まで全く分からなかったんですが、「月アを見る会 2024-10月号」でΣさんの話を聞いていて、「パーツごとに点対称を作れば良い」という事に気が付きまして…
そこから一気に視野が広がりました…!まだまだ成長できるぞ!やったね!
実際「月ア-11月号」のボツ案で、回転重畳型が3つも出来ましたからね。この型の可能性やばばです。
質問コーナー
ここからはTwitter(現X)で募集した質問に答えて行きたいと思います。
質問を送ってくれた皆さん、ありがとうございます!
沢山あるのでサクサク行きましょう!
「Q1.自信作は?」
「A.自身ある順で『伏線回収』『男女共通』『アーケードゲーム』辺り、
奇をてらうと『恐竜』ですね、良い対応してるので是非!」
「Q2.アンビのネタはどうやって見つけてますか?」
「A.日常生活で見た文字がネタになることが多いです!
お題があればそれに関連するワードを羅列して選んだりします。検索して探すことはほとんどないですね…更新頻度が低いのはそのせいかも」
「Q3.一番好きなor印象に残っている他の人の作品は?」
「A.めちゃめちゃ迷いましたが、やっぱり化学さんの『集合的無意識』ですかね…!いつかあそこまでカッコいいものを作れるようになりたいです」
「Q4.アンビ以外の好きなもの、こと」
「A.絵を描く事、Youtubeを見る事、ゲームだとウマ娘とかスプラトゥーンとかテラリアが好きです。むしろ今の私の大半がこれです。」
「Q5.アンビを作っている時の制作環境はどんな感じですか?」
「A.基本的に家のPCで、一度見た動画を作業用BGMとして流しながら作ってますね~あとはア局のボイスチャットをお借りしたりもします。何かしらの音が無いと集中出来ないのかもです」
「Q6.こういう技法面白いな、っていうのはありますか?」
「A.描かれてない部分を読み手に想像させるやつ!Jinanbouさんの『ロード中』とか、Σさんの『盗作』とか!
回転型で、文字は変わらないけどデザインが変わるやつも好きです!オルドビス紀さんの『こんな夢を見た』とか、サボンテさんの『虚空』とか!
いつか作ってみたいものです」
「Q7.今後挑戦してみたいことは?個人・界隈問わず展望があれば」
「A.かなり個人的なものになりますが…
ヤギちゃんのLINEスタンプとかショートアニメを作りたい!
せっかく沢山の方に認知して頂いているので、人気者にしてあげたいなと考えてます…!稲白やぎめ(通称ヤギちゃん)の成長も見守って頂けたら嬉しいです」
「Q8.アンビとの出会いと、描こうと思ったきっかけは?」
「A.記憶力よわよわなのでいいね欄を遡ってきたところ、Σさんの『良いお年をお迎えください』が、アンビとの出会いでした!
描こうと思ったきっかけは、プリントに書かれていた「物資」の「勿/貝」がめちゃ似てるな~と思ったからですかね。他の方のアンビは時々見ていたので、(作れそう)みたいな感覚が養われてたんだと思います。」
終わりに
今回自作品を振り返って、「ゆっくり作品を投稿して、ゆっくり成長して行ってるな~」と、しみじみ感じました。継続は力なりってやつですかね。
実際ここまで続けられているのは、見てくれる皆さんのおかげなので、感謝の気持ちでいっぱいです!改めて、いつもありがとうございます!
これからもゆるりとアンビグラムを作って行くので、温かい目で見て行ってもらえたらと思います。
それでは、またいつかの記事でお会いしましょう~