君の瞳の奥に何人の男が消えていったことだろう
いまでも少女のまま 嵐に咲き耐える花を偲んでいるのかい?
僕の古い記憶が 春風に巻き上げられた埃のように叫び覚まされてくるよ
乾いた唇を重く閉ざした君がいた
震える指先さえ差し出さなかった君がいた
そう 消えていく一人だった僕は 結婚しました
そんな僕の便りは 君にはちっぽけな呟きにもならないだろう
おそらくいつまでも綺麗ごと 君の幸せを祈るのは
これからも僕は 気づき気づかされ 未来を見据えて歩いていくよ
もしいつしか君が大人になったと君自身との折り合いで分かりあえた時
素敵な噂が僕のこころにやってくるだろう
私 好きな彼がいるの と
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?