ミニ四駆初心者必見!MSフレキの治具を使った簡単な作り方【CRAFT & CUSTOMIZINGの治具の使い方】

ミニ四駆に挑戦したいけどMSフレキの製作が難しそう…という方は多いのではないでしょうか。私もそう思っていました。

ですが先日、初めてCRAFT & CUSTOMIZINGさんの治具を使ってMSフレキを作ってみたところ、予想していたよりも簡単にMSフレキを作ることができました。

同じ治具を使えば初心者の方でも比較的簡単に精度の高いMSフレキが作れるのではないかと思います。

実際に私が製作した様子はYouTubeに公開していますが、本記事では初めての方でも安心して作れるよう、必要な道具や製作手順、ポイントを解説します。

YouTube動画とあわせて参考にしていただけると幸いです。

【本記事のポイント】

  • MSフレキとは

  • MSフレキ製作に必要な道具やパーツ

  • MSフレキの製作手順

  • MSフレキ製作のコツとアドバイス

MSフレキとは?

MSフレキの特徴と魅力

「MSフレキ」とは、MSシャーシをフレキシブルに動くよう改造して作るカスタムシャーシの一種です。バネを使って車体が車のサスペンションのような働きをすることでジャンプや段差の多いコースで安定した走行を実現します。

MSフレキを選ぶメリットとデメリット

【メリット】

  • コース適応力:ジャンプや段差の多いコースでも安定

  • スムーズなコーナリング:シャーシが柔軟に動くためカーブに強い

【デメリット】

  • 製作の難易度が高い:初心者には少し複雑な加工が必要

  • パーツが増える:通常のMSシャーシに比べ、準備するパーツや道具が多い

MSフレキ製作の難易度は高いです。しかし、以下の専用治具を使えば時間はかかるものの意外と簡単に作ることができます。

MSフレキ製作に必要な道具やパーツ

本記事のやり方でMSフレキを作るためには以下の道具を揃えておく必要があります。

※ 私が使っている道具の商品URLは動画の概要欄をご覧ください。

【道具】

  • CRAFT & CUSTOMIZINGの治具

  • タミヤ薄刃クラフトのこ

  • 5.5mm径のドリル

  • MSシャーシの支柱加工道具

  • ニッパー

  • ヤスリ

  • ドライバー

【パーツ】

  • MSシャーシ

  • バネ×4

  • 大ワッシャー×4

MSフレキの製作手順

製作手順は以下のYouTube動画のとおりです。

この動画ではMSフレキ製作におけるパーツの加工と組み立てを詳しく紹介しています。動画の目次を活用しながら同じような流れで作れば初心者の方でもハードルがかなり下がるのではないかと思います。

動画の主な流れと手順

  1. オープニング(0:00)

  2. 作業開始(1:23)

  3. センターシャーシのカット(1:44)
    シャーシ中央部を正確にカットし、可動性を確保します。CRAFT & CUSTOMIZINGさんの治具はリヤ部分をV字型にカットできるのが特徴です。

  4. バネ受け部分のカット(6:11, 9:42)
    前後ユニットの不要部分を丁寧に切り取ります。動画では私が失敗した箇所もそのまま公開していますので参考にしてみてください。

  5. バンパーカットと底上げ加工(12:32, 13:40)
    マシンの前後にギミックバンパーを取り付けるなら既存のバンパーはカットしておく必要があります。その際に底上げ加工をしておくとギミックバンパーを取り付ける高さが上にあがりバンクスルーしやすくなります。ちなみにCRAFT & CUSTOMIZINGさんの治具では2mmの底上げ加工ができます。2mmでは足りないという方は他の治具を併用する形となります。

  6. 座ぐり加工と支柱の細工(23:03, 24:59)
    最後にバネ取り付け用の穴を広げ、支柱のサイズを細く調整します。バネ取り付け用穴の拡張時はドリルで貫通しないように気をつけてください。貫通してしまうとバネが収まらず下に落ちてしまいます。また支柱を細く調整する作業は通称「タルバネ」と呼ばれるバネを使う場合は必要ありません。動画内では普通のバネをを使っているため支柱を細く削っています。

  7. 組み立てて動作確認(26:50)
    作業が終わったらマシンを組み立ててきちんとフレキが稼働するか確認します。うまく動作しない場合は原因を調べて改善します。

MSフレキ製作のコツとアドバイス

注意すべきポイント

  1. シャーシのカットは慎重に行う
    薄刃クラフトのこを使う際はゆっくりと正確に切断しましょう。

  2. 動画と治具の説明書を併用する
    治具の説明書をベースに、動画で実際の作業を確認しながら進めると失敗が減ります。

  3. 治具に正確に固定する
    CRAFT & CUSTOMIZINGの治具に正確に固定して切断しましょう。

  4. 切断後の粉を落としながら作業する
    シャーシを切断するとシャーシや治具に粉が付着します。粉が治具の隙間に入ったまま作業を進めると精度が悪くなる恐れがあるため粉を落としながら作業を進めましょう。

  5. シャーシの隙間が広がりすぎない程度にバリを取り除く
    シャーシを切断したり不要な箇所を切除した際に残ったバリが影響してフレキがうまく稼働しないことがあります。シャーシの隙間は広げすぎるとガタが出るので注意が必要ですが、フレキの稼働に影響しない程度にバリを取り除きましょう。

総括

MSフレキの製作は一見すると複雑ですが、動画を見ながら進めることで初心者でも十分に作成可能です。動画と記事が参考になれば幸いです。

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