【下書き】大人からサッカーを始めた人が、頭を使ってサッカーが上手くなっていくロードマップ(現状の研究結果)
1、技術がなくても楽しめるように
2019年の秋ごろからサッカーを始めたプレーヤーに「サッカーが上手い人になる最短経路」を提示
「目的はゴール」という感覚を身につけてもらう
GKなしの2vs1(2ゴール)をメインに、状況を見て常にゴールを狙う判断力を鍛える
また、スペースがなければ技術が発揮でないことを伝え、なるべくGKとの1vs1を作れるように動くことを推奨する
「目的はゴール」「GKを1vs1の状況を作る」「スペースを見つけ、スペースを使う」ことを推奨した成果により、技術がなくてもカウンターなどで得点ができるようになる
またキックはサッカーにとって出口となるプレーなので、その精度を上げる基本的な練習も提供する
2、技術向上の欲求が高まっていく
技術がなくても得点ができるようになったことで、技術向上の欲求が高くなっていく
得点の機会でミスをすることで「キックがうまくなりたい」「トラップがうまくなりたい」「ドリブルがうまくなりたい」と思うようになる
ゴールが決められることで楽しくはなるが、パスや守備など得点以外でのプレーの向上の欲求も高まる
そこで、インサイドキックの蹴り分け、ボールの守り方、ボールの運び方、ボールを持ったときの駆け引きなど、相手がいることを前提にした技術練習を提供する
3、技術が高まることで状況を把握できるようになる
技術が高まっていくと、例えばボールを自分の思ったところに置けるようになる。すると周りを確認できるようになる。
またここまでプレーした経験によってパターンが自分の中に作られて、状況を確認できる余裕ができてくる
4、状況に合ったプレーを実行するための技術の必要性に気づく
状況を把握できるようになると、プレーのイメージが湧いてくる。例えば遠くの味方が見えるようになれば、ロングキックを蹴れたらいいのになと思えるようになる。(すでに1で「目的はゴール」と伝えているので、ゴール前のスペースへ走り込む、ゴール前のスペースを確認する感覚もあり、チームがゴールを奪うシーンを予知できるようになってきている)
これまでに見えていなかった状況を把握できるようになったため、今の自分よりもレベルの高いプレーの選択がイメージできるようになってくる
5、どうプレーしていいか分からない状況に出くわす
イメージはできるがうまくプレーができないという状況だけでなく、高いレベルでプレーすることで(例:ウルトラビギナーからビギナーへ)、どんなプレーをすればよかったのかが分からない状況にも出くわすことになる
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