【蹴球攻略vol2.5】「勝負に勝ちたいなら出口から考えろ」fromジョッシュ・ウェイツキン
vol1で、サッカーとは「相手より1点多い状態で試合を終え勝負に勝つゲーム」である。
vo2で、サッカーは「得点」が最優先かつ最重要である。
としました。
実はこのようになった背景に、大元になったものがあります。
それがこちらの本です。
著者である、ジョッシュ・ウェイツキンはチェスの世界では“神童"と呼ばれ、その後に太極拳推手の世界選手権で優勝し、黒帯の柔術家でもあるという異色の経歴の持ち主です。
このジョッシュ・ウェイツキンさんが子どもの頃にチェスの指導を仰いだコーチの方針として、「出口から考えなさい」という教えがありました。
ほとんどの人は「オープニング」から学び、あれもこれもあってすごく楽しいけれど、結局大事なことはゲームの最後の部分であるということでした。
将棋も、櫓(やぐら)を組むとか振り飛車とか、いろんな戦法がありますが、それも必要なことでしょうけど、詰将棋をやると実力が上がると言いますよね。
僕はこの本が大好きなのですが、僕の中で何かを攻略するときは「その出口から考える」ということを念頭に置くようになりました。
つまり、実は
サッカーとは「相手より1点多い状態で試合を終え勝負に勝つゲーム」である。
サッカーは「得点」が最優先かつ最重要である。
と順番に考えたのではなく、
「サッカーって結局、ゴールを決めるスポールだよね」
「じゃあ、ゴールをどうすれば決められるかを考えるべきだよね」
ということがハシルケルラボの起点にはなっています。
この話には続きがあって、
「サッカーって結局、ゴールを決めるスポールだよね」
「じゃあ、ゴールをどうすれば決められるかを考えるべきだよね」
のあとに、
「そして、サッカーのプレーって'出口はキック'だよね」
というのも引っ付いてきます。
これはまた後ほど出てきますので、お楽しみに。
それではvol3に進んでみましょう。