ラグビーでパントキックを蹴れる人がサッカーのキックを蹴れるようにするためにはどうすればいいのか
Q:サッカーのキックとラグビーのパントキックって違うんでしょうか?
ハシルケルラボのメンバーのKさんからの質問です。
その方はラグビー出身で、ポジションはスタンドをやっていてパントキックは結構蹴れるみたいです。
パントキックは蹴れるのに、サッカーのキックはうまく蹴れないということでのご質問でした。
これに明確な答えはまだ持ち合わせてないんですが、
とKさんは仰っていたので、これを足がかりにするといいと思いました。
斜め上45°方向に蹴るということは、ボールがめっちゃ飛んでいく角度なわけですが、40°、30°、20°と、まずはこの角度を小さくしていくといいと思います。
そうすることで、サッカーのシュートを打ち込む角度に近づいていき、サッカーのキックの感覚に近づけられると思います。
ただ、パントキックと地面に置いてるボールのキックの最大の違いはまさに「地面がボールに置かれている」ということで、ボールの下に空間がありません。
つまり、パントキックのように下から足先を蹴る方向に真っ直ぐ持っていき蹴り上げるような動作はできません。
同じ動作をするとどうなるかというと、地面を盛大に蹴ることになります!ボールの下はすぐに地面ですからね(笑)
なので、サッカーのシュートするキックって身体も足も斜めに傾きます。いわゆるインステップです。
もしパントキックを皮切りにしてサッカーのキックを習得したいなら先ほどお伝えした角度を小さくしていくことをやるといいと思います。
あとは、「サッカーのパントキック」を練習するといいと思います。
サッカーのパントキックはいろんな動画がYoutubeに出てますが、パッと僕が思いついたのはジャイアントカズキさんですね。
身体を傾けて、足先もボールに対して斜め・横に傾けて蹴ります。
これをやることで、サッカーのキックの感覚が入っていくと思います。
キックの理論的な話、体の構造的な話であれば、田所さんのnoteや本が参考になります。
そもそものご質問は、
Q:サッカーのキックとラグビーのパントキックって違うんでしょうか?
だったので、
手荒くまとめてしまうと、
ラグビーのパントキックはまっすぐ蹴る
サッカーのキックは斜めに傾いて蹴る
という違いがありますよということですね。
ご参考までに。