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【漫画感想】ハコヅメ その6遺体は語る

ハコヅメシリーズには、笑えるエピソード、ぐっとくるエピソード、勉強になるエピソードいろいろあるけど、ハコヅメの中で最初に”泣けた”のはこの回だった。

義父の介護に疲れた母、聖子ちゃんのねぎらいの言葉のシーンで、母に感情移入が止まらずずっと泣いていた。
大人になると、人に認められることって極端に減るもんな・・・誰に見てもらえるわけでもないのに、丁寧な行いをできる人は本当にすごい。
後日談で、息子の優太が真面目に学校に通うようになったのもよかった。
実際には、ぐれてた息子が簡単に真面目になるような展開はなかなかないかもしれないけど、子供の心にストレートに届くのは、親の背中と嘘のない心からの言葉(聖子ちゃんからの敬意)だよなあって思った。
警察官も、検視業務を滞りなく終えていれば何も問題ないはずけど、”余計な言葉”を伝えるのって、仕事への誠実さって感じで好きだな。

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