君『が』知らない物語
2015年の終了まで後30分を切った。ので、2015年の事をちょっとまとめておこうと思った。自己満足的なメモなのでちょっと控えておく。
3月頃、個人的な不祥事で職場で元居た場所から出て行く事になった。やらかした事諸々に関しては反省しているが、それ以上に償う方法を知らないので、言われるがままに異動して、言われるがままに仕事しながら現在に至っている。と、言っても事務に行く前の仕事に戻っただけなので、自分の中で切り替える事が出来たら別に問題は無い、と思っていた。
8月頃がピークだったと思う。冗談抜きで毎日仕事を辞める事と、全部投げ出して明日死ぬ、という事ばかりを考えていた。何を考えても暗い事しか投影されなくて、辛い毎日だった。9月に台湾に旅行に行く話が決まっていたので、それを行ったらもう誰も知らない何処かに消えてやろう、とそういう事ばかり考えながら仕事に向かっていた。
しかし、結論から言うと、台湾旅行は大層良かったのだ。全然違うのに、何処か自分のいる場所に似通った世界を見る事が出来た。それには正直言って結構救われたのだ。ここだけで無く、もうちょっと他のところも見てみたいな、という欲が少し出た。
11月だったか、11年前に酷い関係になって別れた元彼女と2人で会う事があった。2時間ほどモスバーガーで煙草吸いながら話をしてその辺を適当に散歩して帰った。何で会ったのか自分でもよく解らない。ただ今会っておかないと、前へ進む事は出来ないだろうな、という思いがあって会ってみる事にした。結果的に前へ進んだかのかは解らない。ただ、以前ほど四六時中憎んでいる、ような状態はちょっと良くなっているような気もする。
こう見るとおかしな1年だ。僕が精神的に強くなるべく色んな事を経験出来た1年だったのかもしれない。そんな中でスマートフォンのメモ帳に記し続けている、思いついた事のメモを読み返していると、やっぱり未だに何かを考えながら作っていく事は自分にとって楽しいんだなあ、と思う。
未だ五里霧中の毎日ですが、新しい名前でしばらく生きてみます。いずれ使っていた『あの名前』が登場する事があれば、それは何かしら進展があった事なのだ、とお考えいただければ幸いです。
私事ばかりの振り返りとなりましたが、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
筒井窮 拝