Google Optimizeがサ終!無料で使える後継サービス「VWO」の魅力とは?
2023年9月末 「Google Optimize」がサービス終了
サービスLPのA/Bテストを、マーケターとデザイナーで高速実施&分析していくために
弊社では、Google純正の無料ツール「Google Optimize(グーグルオプティマイズ)」を使用しておりました。
かれこれ4年ほど「Google Optimize」を使用し続けている中で予々、
全然アップデートがないな…大丈夫かな…とは思っていましたが
遂にUA終了→GA4移行のタイミングでサービス終了となることが発表されました。
推奨後継サービス「VWO」とは?
「VWO」は「Google Optimize」がサービス終了に伴い、Googleが推奨していた後継A/Bテストツール3選のうちの1つです。
2010年にインドにあるWingify社がリリースし、Domino's、HBO、eBay、Disneyなど2500以上のブランドに提供されているとのこと。
他の選択肢は?
「VWO」の他にも選択肢はあります!
弊社もまずはGoogleが推奨していた「AB Tasty」と「Optimizely」の資料請求をしました。
それに加えて国産の「Karte Blocks」については営業の方から直接お話を伺いましたが、
無料プランがあるのが「VWO」だけだったので、まずは「VWO」を使う運びとなりました。
「VWO」で実現できること
「Google Optimize」でできたことは大体できます🙌(良かった)
「VWO」の使い勝手
とはいえ使い勝手はやっぱ純正ツールのほうがいいんではないの?
と思われる方もいっぱいいらっしゃるかなと思いますが、(僕もその1人)
実際に触ってみたところ、
結論「VWO」の方が使いやすかったです!
最初インドのサービスと聞いて「ローカライズとか大丈夫なのかな?」と不安になっていましたが、完全に杞憂でした。
英語ベースですがブラウザ(Chrome)の日本語翻訳さえ駆使できれば、UIはとってもわかりやすいですし、
テスト目標の設定やパターンのカスタマイズもGUIで簡単!
プレビューの動作も安定的で、読み込みも早く、コンバージョンの反映も5分以内にはされるため、非常に安心感があります。
無料プランの制限
下記あたりの条件で引っかからなければ、無料でも十分使える可能性が高いです!
販売代理店による、A/Bテストツール選定のポイント
VWOに加えて、前述のOptimizelyやAB Tastyの取り扱いもしているギャプライズ社は、
10年以上前からABテストを様々なクライアントに対して累計7,500回以上提供されてきた中で、
「実際に触って確かめた」ABテストツールの比較結果をもとに、ビジネスにフィットしたABテストツールの選定ポイントとして以下6つを挙げています。
以上6点を見た時に、今弊社が求める要件を満たしているのが「VWO」でした。
【参考】 ABテストツールの「失敗しない選び方」完全ガイド 〜無料から有料までプロが徹底比較〜
注意事項
上記のABテストツールの選定ポイント④に「ページ読み込み速度への影響」とありましたが、
こちら書き換えられるDOMだけ、一瞬チラついてしまうことがあるかもしれないので、皆様の環境下での影響にご注意の上お使いください。
また、GTMで埋め込むとそのチラつき度合いが大きくなってしまうようなので、直書きでHTML<head>内のなるべく上部にVWOのタグを埋め込むことが推奨されています。
【参考】ABテストツールによる、表示速度への影響を限りなく小さくする方法
何かあれば追記します!
ここまでまとめましたが、実際の運用の中で問題が発生することもあると思いますので、本記事に追記します。
詳しい方はぜひコメントやTwitter上で教えてください🙏