#112 「一応」の弊害
コロナ災害の振り返りがなされずに時が過ぎゆくことを憂いている。
コロナをさんざん煽った専門家は、謝罪するどころか、何事もなかったかのように、またTVに出演している。
コロナワクチンの薬害についても、誰も間違いを認めない。ましてや、次のワクチンへの準備が着々と進む。
そして病院では、いまだにコロナへの特別扱いが終わらない。
コロナが増えてきたので、気を付けましょう。マスクをつけましょう。蜜をさけましょう。面会時間を制限しましょう。そして、医療者としての自覚をもって行動しましょう。もう聞き飽きたし、散々である。
当初からお話ししている通り、COVID-19は空気感染であり、人間の行動を制限したところで流行は抑えられない。いたって普通に生活すればよいだけ。検査も必要ない。症状が悪化したら、その時は病院でしかるべき対応をしてもらえばよいだけ。
なのに・・・
一応、検査をしておきましょう。
一応、マスクをつけましょう。
一応、面会制限しておきましょう。
一応、注意報を出しておきましょう。
そんな言葉が並ぶ。
ちょっと待って! 「一応」って言うけど、その先の弊害をちゃんと考えたことある??
「一応」やっとけば自分の身は守られる気がするかもだけど、相手はどうなるわけ。それはしっかり考えたうえで、行動しようよ。
「一応」はやめよう。せめて医療者や専門家は、それをやめようよ。
科学的な根拠と、職業人たる経験から、しっかりと判断しようよ。
コロナ災害当初となんら変わっていない。いまだにこんなことを話すことも悲しい。
みなが、コロナ災害の振り返りを今一度していただきたい限りだ。