無

私は何も変わっていない。
顔や言動が少し大人びただけで
何も変わってない
心は空っぽのままで
ずっとずっと空白の時間を私は生きてる

周りが変わって
大人になっていくだけで
私自身は何も変わっていない

でも、歳はとっていく
投げかけられる言葉にも責任がついてくる。
大人になりたいって思ってた子供の頃に戻りたいと何度思っただろうか

純粋に生きて
死ぬこともこの先待ってる辛い事も
何も知らずにただ生きていた
あの頃に戻りたいと

知らなくてもいい事を知って
経験したくないこともして
どん底に落とされてなお
生きてしまった私を
私はどうすればいいんだろう

あの時誰もいなかったら
私はこの世にいなかったかもしれない
でも、生きてしまった
この命は自分の為に生きるものじゃない。

それでも私は
分かっているのに悪あがきをして
大人になりきれない。
なったフリをして生きてる

仮面がいっぱい付いて
息苦しくなって
心が壊れかけてても蓋をして
精一杯吐き出しても
抑圧される。

生き苦しい。

助けてほしかった
支えてほしかった
でもあの時私はサインをだしてたつもりなだけで誰にも気付かれなかった
それは私の過ち

だから、私が誤った道を進んで
自ら飛び込んだんだ

それを誰かに助けてもらうなんて
烏滸がましい

でも、人は欲がでてきてしまうもので
落ちても落ちてもきっかけがあって
誤って這い上がってきてしまうと
欲がでてくるみたい

あぁ人間（私）って愚かだな。

生きる価値があるか無いか
自分が決められるとしたら
もう大人になりきれない
私には生きる価値は無い。

意味もなく生きてるなんて
何がしたいんだろう。

自分がじぶんで分からない

今何もしがらみが無かったら
迷わず解放されにいくのに