【読書記録】Missing9〜11 座敷童の物語
2022年74〜76冊目。
魔女が帰還し、魔導士が復活して役者が出揃いました。
自分に欠けたところを補ってくれるという童子様をめぐる怪異を追いつつも、魔女の目的は何かというシリーズ全体の大きな流れにそってストーリーが展開されます。
ストーリーが二重になっているせいか怪異調査に集中できず怖さという点ではややイマイチな印象です。
ただ儀式に使う花で埋め尽くされた溜池や寮のほぼ全ての窓に怪異の痕跡がみえた場面など大きなことが進行していることは感じられ物語もクライマックスに向かっていることを強く感じさせるエピソードでした。
最終巻まで残り2冊となり、無事刊行も決まった本作を楽しんでいきたいですね。