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【布教】元気な人ほど読んでほしい漫画を紹介
良い意味でどうでもよくなる作品たち
どうも、末端社員です。
この記事を執筆している2023年12月時点で休職中な私だけど、この機会にぜひ読んでほしい漫画作品をご紹介。なんというか良い感じで力が抜ける読後感がいい作品たち。
紹介する作品のテーマとしては、仕事やらなんやらに対してやる気がなくなって休みたいと思っている人はもちろんだけど、今元気に人生を頑張っている人にほど読んでほしいかもなぁって思う。そんなやつ。
働かないふたり
もう個人的に大好き過ぎて新刊がでるたびに1巻から読み直している作品。
個人的な受け取り方としては、働かなくていいんだ・・・!というよりは働いていなくても人生楽しんでいいんだな!ニートだから不幸とかそういうことじゃないんだよな。とふんわり広い視野を持たせてくれる作品。
基本がギャグ路線なんで爆笑ポイント(主役の二人が友人たちとバカやってることがほとんど)が多すぎて腹を抱えて腹筋が筋肉痛確定。
ほんわかするエピソードもあるし、シリアスなエピソードもあるけど、この二人を中心にいろいろな人の人生や表情を見ることができるそんな作品。
とにかく無心で読んで笑いたい人におすすめ。なにげに30巻も続いているのもすごい。
ちひろさん
これはシリーズの続きであり、前作「ちひろ」を読むとさらに楽しめる。
元風俗嬢の主人公が、型破りで破天荒でサバサバしている性格なのに本人はその生い立ちやらなんやらで深い闇を抱えているところの二面性の表現もすごい。
だからこそあらゆる言動に説得力があり、漫画本でありながら教訓が得られる作品。昔の知人たちもなかなかに深い人生を歩んでいたり、新しく出会った人たちも何かしらちひろさんの登場によって救われている。でも本人は生きたいように生きているだけ。
個人的に好きなのは、居酒屋で飲んでいるときに、頑張りすぎてもがいている後輩に愛の説教をしているシーン。
「頑張っても頑張ってもどんどん周りにおいてかれる、マラソンランナーみたいな気分でしょ」
「いいのよ みんなに置いてかれちゃえば」
「自信がほしいって言ったわよね? 他人の背中ばかり追いかけてたら
一生自信なんか手に入らないわよ」
「そのくだらないマラソンに勝つ唯一の方法はね 走るのやめちゃうことなのよ それしかないの」
もうね。このシーン描いた作者さんすごいって思ったし、ちひろさあああああああんってなるのよ。別に人生に絶望してないし悲しくもないのに、この作品を読んでるとところどころでジワッとうるんじゃう。
全9巻で完結しちゃってるけど、たまに読み返したくなる良作。
違国日記
この作品をどう紹介すればいいか正直分からない。ただ読めばなんとなくわかってくる、そんな作品。
中学卒業間近に両親を事故で亡くした少女と、亡くなった姉夫婦の娘である少女を、葬式での他の親戚の対応を見かねて、その場で少女を保護することにした小説家の叔母との生活を描く。
とにかく少女や叔母の葛藤、人間模様が定まっていないところがずっと読んでいたい感じ。やっぱりこの作品も登場人物のほとんどが何かしら自分の両親や生い立ち、LGBTQ的な部分で事情を抱えている人がいる。
正直、何度か読み直さないと全部は理解できないかもしれない。でも頭空っぽにして読んでほしい作品。こちらも完結済みなのでぜひ一気読みしてほしい。
まとめ
適度に重たい内容のストーリーもあるけど、一気に読んで頭を空っぽにしたり、今一度自分の立ち位置を振り返りたくなる作品たち。
恋愛ものや異世界冒険ものもいいけど、たまには単純に笑ったり、逆にいろいろ考えさせられたりする作品もいいものだ。
繰り返すが、日々を頑張っている人にほど読んでほしい。
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