【恋愛】いずれ無理がくるかもな…ってだましだまし進んでる恋
【297号】
今の恋愛を続けていて、ずっとぼんやりと思ってるけど、考えないようにしてることがないだろうか。
たとえば、
「いずれ無理がくるかもしれないけど、なんとかなるかな(我慢すれば)」
という気持ち。
この「いずれ無理がきそうだ」ということを放置すればするほど、のちのち自分を苦しめる原因になる。
彼と離れたくない一心で、自分の本音に目をつむってしまいそうなんだけど、目をつむった分、将来のどこかでその目を広げないといけなくなる日は必ずくる。
なぜなら、無理を続けると強制終了になるから。
具体的には、体調を崩す、仕事がうまくいかなくなる、人間関係でトラブルがおきる、といったことが発生する。
だから、明確に言葉にしてない「いずれ無理がきそうだ」の中身を、言葉にしておくこと、感じていることをちゃんと感じようとすること。
これが自分の本音と向き合う、ということにもつながるから。
自分の本音を言葉にするのは、意識にのせるため。言葉になってないものは意識しようがなく、意識できないものはどうしていいかわからなくなって、そして、その”わからない状態が怖くなっちゃう”から。
だから、”言葉にできた”はあなたを救う。
いずれ無理がきそうだ・・・今日はこの中身をひも解いていきたいのだけど、「いずれ無理がくるかもしれない・・・」と思えてしまうのは、それまでに無理を積み重ねているから。
例えば・・・
・聴いたら彼が機嫌が悪くなりそうなことを質問できない
例:体の関係だけなの?、どうして返信くれないの?、〇月〇日何してたの?わたしのこと好きなの?って聴けない
・本音を言えない
例:わたしばっかり尽くしてるの疲れた、雑にあつかわれるのがイヤ、なんでそんなに適当なの?って言えない
・コミュニケーションとれないまま過ごしてる
例:音信不通が普通な状態、お互いの価値観にふれるような会話はしたことない、LINEは逢うか逢えないかだけのやりとり、話を聴いてもらえたことは数回
・彼の雑な扱いを許してる
例:既読スルー、音信不通、嘘をつかれる、約束やぶられる、言ったこと覚えてない、彼の都合のいいときしか逢えない、をすべて受け入れてる
・彼には無理してでも合わせる
例:スケジュールは彼優先、彼のために週末は空けてある、彼が好きなファッションで身をかためる、彼がいる場所ならお財布がいたくてもでかけていく
・優先順位のつけかた、判断の軸はいつも彼
例:彼がよろこぶかどうか?で判断する、転職・引っ越し・予定の入れ方すべて彼に合わせて決定してる
こんなことを続けているとき、
一言で言うと”自分を偽って接してるとき”、
これが、いずれ無理がくるかもしれないな・・・の原因だったりする。
本当は、”このままの自分で接し続けるのしんどいし、やめたい”、のに。
彼がそれを求めてると思って、そうすれば彼はこっちを振り向いてくれると思って、やっちゃう。
この忖度まみれの行動がしんどいのだ。
こういうことを重ねていると、”本当の自分を出せる日がくるのかな・・・”って思ったりするけど、
その日はこない。
正確には、あなたが出すと決めなければこない。忖度をやめると決めなければこない。
「いずれ無理がきそうだ」というだましだましの状態に対処するには、本来のあなたで本音で彼と接するということを決めるしかない。
それで嫌われたら?
そもそも受け入れらないなら?
それはそれでイイ。むしろその答えがほんとは知りたかったことだったりする。
彼はあなたのことを受け入れる気がない。
彼はあなたのことを好きじゃない。
彼はあなたとまともに付き合う気がない。
ということがわかる。そうすると問いをたてることができる。
”本来のあなたを受け入れられない人と一生一緒にいたいと思えるだろうか?”
”まともに付き合う気がない人、コミュニケーションとりたくない人と一緒にいることはこの先わたしを幸せにするだろうか?”
嫌われる勇気をだせば、見切りをつけるための材料を見つけることができる。
我慢しつづけて、将来、強制終了するのを待つか、今、自分の選択で結論づけるか、あなたはどちらを選んでいきたいだろうか。
今日もあなたを幸せにする選択を。