【恋愛】「信じたい」という言葉がでてきたらその恋愛はアウトな理由
【473号】
彼から連絡ない・・・。それでもわたしのことを好きだといってくれた「彼のことを信じたい」
もしそう思ったことがあったなら、あなたは今、辛い状況にいるかもしれない。
どうしてそんなことがわかるのか?
それは、あなたが「信じたい」と思ったから。
もし彼と向き合いたい、彼のことをちゃんと知りたい、この恋愛をなんとかしたい、と思うなら「彼のことを信じたい」という言葉はつかってはいけない。
「信じたい」
あなたがあなたに、この言葉を繰り返すたびに、脳内で唱え続けるたびに、あなたはあなたを苦しめることになる。
どうしてか?
「信じたい」にはあなたを沼恋愛につきおとす力があるのだ。
「信じたい」と思った瞬間、あなたがやめてしまったことがあると思う。
それは「彼を疑うこと」だ。
やめてしまったことは、
「連絡こないけど、仕事だと思う(他の女と逢ってるかもなんてそんなこと考えちゃダメだよね)」だったかもしれないし
「なんで土日は逢えないんだろう(アレ、既婚?まさかね・・?)」だったかもしれないし
「LINEじゃなくてフリーメールなのなんでだろう(LINEできない事情がある・・?)」だったかもしれない。
そのあと、彼につっこみを入れればよかったのだろうけど、疑うなんて「嫌われるかもしれない」。その恐怖のほうが大きくて心のうちにしまってしまうのだ。
そして、信じたい、信じるとなった瞬間、「疑うことをやめて」、思考停止のスイッチが入ってしまう。
そしてそれに反するような周りの友や人の言葉が耳から入ってこなくなる。だって自分が信じてるものを否定されることがつらいから。
疑うことをやめてしまったと同時に、あなたはもう一つ、大事なことをやめてしまったはずで。
それが「彼のことをちゃんと知る」ということで。
どうして土日は逢えないのか?
どうして既読スルーなのか?
どうして私から逢おうっていってもあってくれないのか?
どうして音信不通なのか?
どうして家に呼んでくれないのか?
おそらく、あなたから見て、彼は謎だらけじゃないだろうか。こんなミステリアスな人いないな、何考えてるのかわからないな、みたいな。
それは、彼のことをほんとは何も知らなかった、だけかもしれない。
信じた瞬間、彼のことをそれ以上知ろうとしなくなるのだ。だって、ほんとのことがわかるのが怖いから。彼がダークでダーティな塊だったら嫌だから。
ほんとのこと聴いて彼が不機嫌になったり、嫌われたりするのが嫌だから。
そんな怖いものを、あなたは本当に「信じたかった」だろうか?
きっと、あなたが信じたかったのは「彼」じゃない。
あなたが信じたいのは「彼を好きな自分の気持ち」だったんじゃないだろうか。
彼を通じて気づいた、自分の中にあったその気持ち。そんな気持ちがあったことが嬉しかったのだ。
そんなあなたの気持ちをうけとめてくれないから、つらい。
それで「わたしは愛されない・・・」と落ち込みがちなのだけど、そうじゃない。
あなたは愛をぶつける相手の選択をまちがえただけなのだ。ザルに水を注ぎつづけてる、みたいなもので。
あなたは誰かを愛する力がある、ということがわかったはずだ。これが彼を通じてあなたがえたものだ。
それを受け止めてくれない相手を、むげにしつづける相手を、傷つけてることが平気な男を、あなたが信じたいものを否定する男を、まだ信じたいと思えるだろうか。
愛のベクトルを向ける先を変えるときがきたよ。
今日もあなたを幸せにする選択を。