【恋愛】苦しいのは片想いだから
【448号】
「彼は今頃何をしてるんだろう?」
「どうして連絡ないんだろう?」
「わたし何か嫌われるようなことしたのかな?」
彼が音信不通だと、この3つの問いが頭の中をぐるぐるしはじめることってないだろうか。
その疑問がずっとぬぐえない。彼もその疑問に答えてくれることもない(というか聴けないし、そもそも音信不通)
”わたしたち付き合ってたよね?”と思い起こす。
たしかに、約束した。付き合おうと。
だから、信じてやまなかった。わたしたちは両想いって。そして、疑問を片手に持ちつつも、ずっと彼を待ち続けていた。
この時点では気づいてなかった自分の状況があった。
それに気づかなかったから、長い間、彼を手放せなかった。
それに気づくのに長い時間を要してしまって、気づけば、世間で言うところの結婚適齢期なんて大昔の話になっていた。
”わたしは何に気づいていなかったのか?”
それは「わたしは彼に片想いしている」ということを認めることだった。
うっすら疑問にもちつつも、ずっと考えないフリをしていたこと。ハッキリさせたくなかったこと。
”付き合ってるから両想い”
”体の関係があるから両想い”
”「愛してるよ」って”言われた”から両想い”
ではない。
言葉一つで、どんな関係でも作れるし、どんなことでも言える。(仕事ができて、よくしゃべる彼ならこんなこと朝飯前でできちゃう)
言葉の上に成り立った関係ほど不安定なものはない。
ちょうぢょは、彼のことを見ているようで、何もみていなかった。
連絡なし。
逢おうとしない。
コミュニケーションとれないし、とらない。
=信頼関係の構築なし
こうして、彼との関係から生み出されるものは、いつも「不安」「不安定」「焦り」「恐怖」「寂しさ」だった。
こんな状態なのに、”両想い”って思いこんでいたのだ。(一瞬の彼とのキラキラした時間がそう思わせるに十分だった)
彼にはそもそも私に対しての気持ちがなかったのだ(=だから彼から具体的な行動もなかった)
「気持ちがない」という彼の気持ちを無視していたのは私だったのだ。
そして私自身も、わたしの「つらい」っていう気持ちを我慢させ続けた。「のりこえ続けること」を強いた。
その結果が、両想いだと勘違いした”こじらせ片想い”だった。
片想いかどうかを教えてくれるのは「彼の言葉」じゃない。自分が着地してる状態と感情があなたに教えてくれている。
苦しければ、片想い。
安定していれば、両想い。
あなたの中にある答えを認めることが、彼を手放すためのキーになる。
今日もあなたを幸せにする選択を。