【恋愛】努力よりも消耗が上回るなら手放しだね
【491号】
「彼に好かれるためにもっと自分磨きしよう」
「いつ呼ばれても大丈夫なように普段から万全に準備しておこう」
「下着も新調…しちゃう??ぽちっ」
こんなこと以外にも、外見だけじゃなく、内面も磨こうと、頑張り屋のあなたは努力して、自己投資したり、研鑽を重ねてこなかっただろうか。
資格の勉強してみたりとか。仕事も昇進するために邁進してみたりとか。
つとめて明るくふるまってみたりとか。人を笑わせてみたりとか。
そして(おそらく)彼好みにしあがったであろう姿を鏡で見るけど、一向に稼働しないままの服を眺める。クローゼットの服もぱんぱんに膨れたもんだ…。
それでも…彼からの反応がイマイチだったり、物理的に会えなかったりすると…
「まだ足りない・・・?」「何が足りない・・・?」
って思ってしまう。
これなのだ。この言葉なのだ。
「まだ足りない?」この言葉が頭の中にでてきたら、それは”消耗している証拠”だ。
足そう足そうとして、服やコスメや教養を足そうとすればするほど、あなたの心は消耗していってないだろうか。
なぜなら、何かを足そうとするとき、「私は足りない」から足そうとする。つまり、あなたは「私は足りない」を強化してしまってる。これがしんどいの。
足せば満たされると思って足すのに、内面で起こってるのは渇きや消耗だったりする。
でもこの構造がわからないから、足せば満たされると思って足し算しつづける。
そしていつか、足し算の努力よりも消耗の方が大きくなって、しんどいものを背負ってるような感じができあがってしまう。
このときに大事な問いはこう。
「わたしは”足りない”って思えるような恋愛を私は続けたいだろうか?」
「わたしは”足りない”って思ってしまうような人と付き合うことが私の幸せだろうか?」
あなたが消耗のループに入ってるなって思うなら「私に何か足りないのかな?」って思わない。
なので今日の処方箋は頭の中でまわす問いを変えることと、もう一つ、物理的に手放してほしいものの提案があって。
それは「彼のために」って思って集めたもの。それって結局「ほんとはほしくなかった」ものだったりする。
ちょうぢょの過去だったら…
スカートも、ふりふりのトップスも、ほんとはほしくなかった。
何のためにやってるかわかんない勉強も、ほんとはほしくなかった。
ロングヘアも、ほんとはほしくなかった。
ピンクのコスメも、香水も、ほんとはほしくなかった。
”足りない”の渦中は「ほしい」って思って足したものだったけど、ほんとは必要ないものばかりだった。
あなたの中にも、ほんとはほしくないものないかな?
って言われてもよくわからない…ってなる人は、自分にこう聴いてみよう。
「彼のために集めたものはどれか?」
それを問答無用で手放そう。
なぜならそれは「あなたが足りない」を証明してしまうアイテムだから。
特級呪物になる前にクローゼットや棚からメルカリに出品するか処分してみてね。
今日もあなたを幸せにする選択を。