【恋愛】彼を理解できるのは私だけ症候群を脱け出す
【190号】
「彼を理解できるのは私しかいない」こう思ったら彼の思うツボ&沼恋愛のはじまりになる。
例えば、
忙しい彼、コミュニケーションをまともにとれない彼、愛情表現できない彼、恋愛に不器用な彼、女性経験きっと少なかったんだろうなな彼、遊び人な彼、お金遣いの粗い彼、仕事中毒の彼、お金儲け一筋の彼、
そんな生き方をしちゃうのは、愛を恐れてる彼だから。
だからこそ「そんな彼を理解できるのは私しかいない」「救えるのは私だけ」って思ったことないかな。
この時、彼が(意識してないだろうけど)紡ぎ出したストーリーの術中にはまっている。(というよりも自ら編み出してる)
それは
「彼を愛せるのは私しかいない」という”ストーリー”を生き始めるようになる、ということで。
その世界観の中で、あなたは、彼のことを救える、彼のことをわかってあげられる”特別なヒロイン”という役割が与えられる。
その役割は、あなたを時に不安のどん底に落とし、ある時は、お姫様気分にしてくれ、さらには、紆余曲折ある”愛の実現”に向かう勇者にしてくれる。
色んな感情を味わう。
特別なヒロインという生き方は、ジェットコースターにのってる気分で。
あまりにもジェットコースター要素が強いと、しんどくなって”中庸という生き方”がいいんだーって考えるようにもなったりして。
これらひっくるめてヒロインのストーリーを歩んでる。
これが”刺激”であり、彼の”エンターテイメント”の要素で。
ストーリーはエンタメであり、麻薬だから、それがほしくてたまらないっていう行動までさせちゃうようになる。
だから、彼がどんなひどいことをしても、”わたししかわかってあげられない”から、受け入れる、という選択をとってしまう。
気づいたら、恋愛が沼化している。
そうじゃない、幸せになるために恋愛してたはずなのに、沼化なんてしたくない!!!
よね。
だから脱け出す方法を考えよう。
”このそもそもの発端って何か?”
ここを理解してるかどうかで、どんなストーリーを生きて選んでいきたいか?を明確にできるようになる。人のストーリー上で踊らされないようになる。
その発端が「特別な人になりたい」、この気持ちにある。
「私しかいない」と”思いたい”。それを「私の存在理由」にしたい。だって彼の「特別な人」になりたいもん。
この「特別な人」になりたいという想いが強ければ強いほど、「私しかいない」という現実を証明したくなる。
「私しかいない」だから「私がやらねば誰がやる」という使命感に自分の中で変化させる。
使命という題目を与えられて、課題解決に燃えてしまうことになる。いばらの道も使命の一環として受け入れていく。音信不通がなんのその。だって私しかいないんだから。
この間を客観的に観察すると、彼は何もしていないし、仕事中毒だし、音信不通な彼のままで、何一つ変わらない。
でもあなたは使命も背負って、ますますしんどくなっていく。
もし、あなたが生きてるストーリーが苦しいばかりのものだったら、あなたは一度、そのストーリーから脱け出して、客観的に見る時間をとろう。
その時にあなたは自分にこう問いかければいい、
”彼の特別な人”になることが、あなたを幸せにするストーリーだろうか?
今の自分が、あなたを幸せにするストーリーなのか、ただのエンタメストーリーなのか、考えてみる。
ストーリーの数は生きてる人の数だけあるから、正しい、間違ってるなんてない。
だからこの質問は、あなたがどんなストーリーを生きたいのか?ということを自分の中に見つけていく”きっかけ”になる。
「私しかいない」というのは”思い込み”。
この思い込みも良い悪いではない。そう思いたいなら、そのストーリーを生き続ければいい。
「わたしは”わたししかいないというストーリーを生きている”」
これに気づけるだけで、あなたの世界の捉え方はさらに広がっていくし、別のストーリーも選択できるようになる。
今日もあなたを幸せにする選択を。