
【恋愛】彼を手放せなかったあなたへ
【505号】
今日は、過去の彼を手放せなかった私(ちょうぢょ)に向けて、未来の彼が手放せた私から手紙を書いてみたよ。
(「彼を手放せた」という前提で、こういう手紙を書いてみるのも、彼を手放すのに役立ったりするよ)
彼を手放せずに苦しんでるあなたへ
あなたが今、この手紙を読んでいるということは、きっと心のどこかで、彼の言葉を手放す勇気が欲しいと思っているのかもしれないね。
もしくは、手放したいけれど、まだその一歩を踏み出せずにいるのかもしれません。
そんなあなたに、少しだけ私の話を聞いてもらえたら嬉しいです。
私は、かつて彼の言葉に囚われて、ずっとそこから抜け出せずにいた一人でした。だからこそ、あなたの気持ちが痛いほど分かるのです。
彼の言葉、一つひとつを忘れられずに、何度も頭の中で繰り返していたよね。
「君のことは好きだけど、将来が見えない。」
「愛してるけどまだ一緒になれない。」
「今は、自分のことに集中したいんだ。」
その言葉が本当だったのか、それとも言い訳だったのか、どちらかなんて分からない。ただ、彼の言葉にこめられた何かを理解しようとして、必死だった。
それが正しいのか間違っているのかも分からないまま、何度も自分を責めてたよね。
泣きながら、「私には何が足りなかったんだろう?」って問い続けていたこともあった。もっと可愛くなるべきだったのか、もっと彼を自由にさせるべきだったのか。
それとも、もっと思い切り愛を伝えるべきだったのか。
どの答えを見つけても、心が軽くなることはなく、ただ「これ以上頑張れなかった自分」に失望していた。
でも、それが当時のあなたの全力だったんだよね。
何度も限界を超えて自分一人で、自分を支え続けてた。
それが、どれほどの孤独をもたらすかを私は知っています。そして、それを抱えたままの日々が、どれほど苦しいかも。
思い出しては泣いて、何も手につかない。泣き明かした翌日に仕事にいくのほんと嫌だった。
彼の言葉を何度も反芻し、「どうしてあの時もっとこうしなかったんだろう」「私には何が足りなかったんだろう」と、自己嫌悪のループに陥る。
そんな日々を送っていたことを思い出します。
彼を手放すということは、彼との思い出を無にするような気がして、恐ろしく感じるんだよね。私も一緒に無くなっちゃいそうな感覚っていうのかな。
彼が言ってくれた「好きだよ」って言葉を胸に抱え続けることで、彼がまだ自分の中に存在している気がする。
手放してしまえば、本当に彼が消えてしまうんじゃないか、そんな不安に駆られてた。
でも、もっと深いところにあったのは、自分自身を責める気持ちだったんだよね。
「なんで私じゃダメなの」「何が足りないの」「わたし愛されてないの」って。彼とうまくいかない現実から、私が編み出した言葉はこんな言葉たちだった。
そうやって自分の未熟さや足りなさを見つけ、それを糧に変えようとしていたのかもしれない。なんとしてでも再起してやる!みたいな。
でも実際には、ただ自分を苦しめ続けるだけだった。
それがイヤだった。ほんと彼を手放したかった。もう泣きたくなかった。どうやったら消えるのこの気持ちって。
だからやっと決心ついて、彼を手放そうって決めた。人生が前に進んでない感覚に耐えられなかったから。
それから、彼を手放すために、行動を起こしたよね。私の手放しはごちゃごちゃの毒素をデトックスするフェーズから始まった。
それは自分との向き合いの連続だった。
人に気持ちを聴いてもらったり、紙に書いてみたり、その中で思いっきり泣けてくることもあったよね。
そうすると、ちょっとずつ自分が本当はどう思ってたのかがわかってくる。どれだけ我慢してたのかってことも感じられるようになる。
自分の気持ちを言語化して、自分に向き合ってた時、ふと気づいたことがあったよね。
彼の存在を胸に抱え続けていたのは、彼を大切に思っていたからではなく、彼を失った自分を受け入れられなかったからだと。
自分が自分を受け入れてなかったから辛くて仕方なかったんだって。
それが認められたとき、なんだか解放された気がしたんだ。これが自分の中で言葉になったとき、彼の手放しに臨場感がわいてきたんだよ。
そこからまた、自分自身と向き合う時間が増えていった。
そして、ある瞬間にまた気づく。
「彼の言葉は、彼自身の経験や考え、価値観から生まれたもの。それはその場限りの彼の言葉であって、私の人生はそんなものでジャッジされない。
だから、彼の言葉をそのまま自分の人生に当てはめる必要はないし、そこに縛られる必要もない。
私の人生は、私が自分の想いや選択で作り上げていくべきものだから。自分の声に耳を傾け、自分の言葉で未来を描いていくことが、本当に自分らしく生きるために大切なことなんじゃない」
だから、私はわたしのために生きよう。
その日から私は、彼の言葉を手放すための具体的なステップを踏み出したよ。
まず、彼の言葉を紙に書き出してみました。そして、その下に、「私は、この言葉を手放します」と書いて、それを破り捨てたりした。
トイレットペーパーに書いてトイレに流したりもしたよ(笑)たったそれだけのことだけど、私の中に小さな解放感が生まれたよ。
本当に彼を手放せたと感じたのは、こんなことに気づいたもっとずっと先のこと。
彼への気持ちは長年かけて育ったものだから、それは一朝一夕で手放すものじゃなくって、グラデーションみたいに薄まってく感じだったから。
でも、「手放せた」と自分で自分を認められた瞬間は今でも覚えてる。
それは、「自分のことに集中して目標に向かってガムシャラに行動してたとき」。
その時、彼の言葉ではなく、自分の心が「今日も(目標にむかって)やってみよう」って思えてた瞬間だった。
彼のことを考えなくなってる自分に気づいた。
その瞬間、私は心の底から「彼を手放して本当に良かった」って思えたよ。
自分のことに集中して生きるってこんなに軽やかなんだって。彼や彼の言葉を手放したことで、私はようやく、自分自身の人生を歩むことができるようになったと思う。
だから、もしあなたが彼を手放せずに苦しんでいるなら、まずその気持ちを責めないであげてほしいな。
あなたがそれだけ彼を大切に思っていた証拠だから。誰かを大切に思えるその気持ちと彼は別物だよ。
その気持ちは、そんな感情が自分の中にあったんだって、あなたの中でちゃんと役割を果たしてきたんじゃないかな。
その感情はギフトだよ。十分受け取ったよね。
だから、そろそろ手放すための一歩踏み出してみてもいいんじゃない?
最初は怖くても、少しずつでいい。
気持ちをノートに書き出す、誰かに話す、深呼吸して「ありがとう」と言ってみる。
それだけでも一歩前進なんだから。
彼を手放した先には、新しいあなたが待ってる。コレはもう絶対。
自分の言葉で、自分の人生を語り始めた時、そこにはこれまで気づかなかった景色が広がってるよ。
あなたにはそれができる。私はそのことを知っています。
どうか、自分を信じて、小さな一歩を踏み出してね。私も、いつでも心の中であなたを応援しています。
ちょうぢょより
どうだったかな?ちょっと癒された気持ちにならなかった?
あなたも未来の自分になったつもりで、今のあなたに手紙を書いてみるの、感情のデトックスにもなるから試してみてね。
今日もあなたを幸せにする選択を。
↓↓↓
彼を手放すために、自分と向き合う一歩をふみだしたいあなたはコチラへ