ドライブで出かけた福島で楽しいだけじゃなく、最高だった!と言う話
11月3日(水)の事
出かけた先で思わずオッ!と驚くような経験ってありませんか?
予定に入っていなかった事なんで、いわばサプライズなんですかそんな時は逆に満足度が上がってしまいます。そんな体験を同じ日に2つ!福島の裏磐梯に紅葉を見に行った時に体験しました。
一つは「新宮熊野神社 長床(ながとこ)」
高速道路のPAでたまたま手にした会津を紹介する資料の中で絶景として紹介されていた場所なんですが、パンフを見ると昭和38年に国の重要文化財に指定され、建立年次は不明との事。
ただ、解体調査の結果によると形式・技法等から平安末期の建立と言われているそうで、どんだけ!!古いんだって思ってしまう建物なのですが、その姿・雰囲気そして目の前にある樹齢約800年と言われるイチョウの樹が素晴らしかったです。
残念ながらイチョウの葉が黄金色になっていなかったので、パンフ写真のような光景は見れなかったのですが、これからいかれる人は是非おすすめです。
で、「新宮熊野神社 長床(ながとこ)」が面白いって思った事が、国の重要文化財ほどの貴重な物って触れる事も出来ないのが普通じゃないですか?
でもここは中に入れます。つまり重要文化財を歩けるのです。そんな訳で妻は遠慮なくこんな感じになりました(※実は後で私も…、夏はここで昼寝がしたい)
そして「新宮熊野神社 長床(ながとこ)」で是非見てもらいたい場所がもう一つ。それが参道脇にある宝物殿。
展示数は多くないんだけど、特に建物奥の真ん中に展示されている高さ約3mにもなる「木造文殊菩薩騎獅像」と「木造文殊菩薩騎獅像」に向かって左に展示されている展示品(メモが無い…)が素晴らしいのです。
まず「木造文殊菩薩騎獅像」ですが、鎌倉時代初期の作と言われているのも驚きますが”デカイ”、そして”姿がカッコイイ”。
※http://aizu33.jp/cultural_assets/176/
漫画の北斗の拳や歴史漫画の主人公が登場して来そうなイメージで男ならなんとなくスゲーって感じると思いますよ。
そこで「木造文殊菩薩騎獅像」と向かって左に展示されている展示品の素晴らしくユニークだなと感じる所なんですが、この2つの展示物実は後ろが見れるのです。つまり360度見れるのです。
案外、姿をまるまる見れる機会って無くないですか(私だけ?)。
なので、今回は後ろでじっくりと拝見させて頂きました。獅像の後ろ姿なんて…獅はこんな感じで見えているんですね…
※撮影しても良いものか分からなかったので画像がない
もう一つのサプライズは「長谷川橋梁」
ここは「新宮熊野神社 長床(ながとこ)」からの帰り道に出会った場所。
山道を下りながら走っていた先に見えたんだけど、風情というかレトロ感と言うかものすごい存在感を感じます。
後でネットで調べてみると、1913年(大正2年)完成のとっても古い橋なんですね。隠れた西会津のSL観賞スポットとしても紹介されているので、私が知らなかっただけで案外有名なスポットなのかもしれません。
で、この通りかかったタイミングで橋梁の下に多くの撮り鉄さんがカメラを向けていたんです。西会津はSLが走る事は知っていたので、もしかしたらSLが来るんじゃない?と妻と話をして結果少し待ってみましょう…という事になり、撮り鉄さんと真逆の位置で待機。
いや~今日は運が良い!
待機することほんの数分で、踏切が鳴り始めたんです。もうすぐSLが来るんじゃないって期待値Maxでスマホをスタンバイ。いい絵が撮れるやんって思っていた時に現れたのが、動画の映像です。
いや、普通やん…
撮り鉄さんから見れば貴重な車両なのかもしれないだけど、全く鉄道の知識がない私からみれば普通の車両にしか見えん。
今思えば、SLらしい”シュポー”的な音も聞こえなかったし、なのでむなしく樹々の中に消えて行く電車を見つめていたのですが、でも、撮影した動画は逆光ですけどなかなか良かったのでこれはこれで満足しました(でも橋幅がものすごく細く見えるので心配になります)。
と、最後にオチがついた福島のプチドライブ。
予定していた五色沼の散歩や喜多方ラーメンは達成。たけど、温泉や他の観光が出来なかったからまた別の日に楽しみたいと思います。
11月3日のアルバム
五色沼
新宮熊野神社 長床(ながとこ)