9/22 えいがさき感想

今日(9/22)、1週間丸々空いて、お台場でえいがさきを観た。期間が空いた(?)こともあって結構新鮮な気持ちで観られた気がする。
早速感想諸々をキャラ別、箇条書きで書いていくぞ。

しずく

・ランジュの開幕サーブの被弾ケア早すぎて好き。結構したたかな面もあるんだなとなった。
・Rise Up High!のステージだったり首里城ステージのPR動画をいち早く回したりと、意識的にGPXに勝ちに行ってる姿勢が他のメンバーより強いイメージを抱いた。先行で印象に強く残るパフォーマンスをするのはバトルでの戦略として実際にあるので、水着姿でのステージは結構そういう意図もあるのでは…?と。曲もノりやすいキャッチ―な印象があるので、ファンの心を確実に掴むぞ!という想いを感じた。首里城のPRも少し芝居がかった感じがあったし、このPRを期に自分自身も知ってもらおう!という魂胆は少なからずありそう。
・ただこれは小賢しさの類とは全く違って、競技者としての誠実さ/まっすぐさの表れだと思う。なんとなくだけどこの姿勢はスクスタ2nd seasonのしずくと重なったかな。僕がしずく推しになったのはこのまっすぐさが大きいので、えいがさきでは僕の思うしずくの良い部分が出てるなーと嬉しくなる。(ただ小賢しいだけだったら寂しくなっちゃったりしないからね)
・MVの情報量…小悪魔♡LOVE!?エイエ戦サー?!っていまだになるもんな。その他諸々繚乱をはじめとしたポスター群だったり「読ます気ないだろ!!」と言いたくなる量の背景文字だったり…ほんと、映像を1フレームごとに流しながらとかじゃないと全部把握できんよ。はよBlu-rayで欲しいわ。
・彼方ちゃんと水族館に行った際「自分の想像をこうやって伝えられるのは同好会の皆のおかげ」みたいなセリフにかなり食らってしまった。「ノックの音が聴こえたら」時点ではまだ自分の気持ちを伝えることに躊躇があったしずくがこうやって成長して、おまけに面と向き合って感謝の気持ちを伝える場面が見られるなんてね…感動したよ。
・あなたの理想のヒロイン→オードリー→やがてひとつの物語をありがとう

彼方

・水族館でステージをする前に将来の夢をかなり具体的に語ってるシーンのピアノの劇伴が凄く好き。水族館の景色と相まって綺麗なんだけど、切ないんだよね。デザインの勉強とか調理師の資格とか、そういう夢に向かうことと高校卒業は切り離せないわけで、それを一年生のしずくの前で語ってる姿はなんというか、卒業からの一時の別れを想像してしまった。いずれくる未来だからね…
・かすみんが「ニジガクは人数が多いから票が割れる!!」と嘆いたときに、彼方ちゃんだけ唯一かすみの方でなくしずくの方を見てる。お姉ちゃんだから周り見る力に長けてるし、そういう優しさがあるよなと思う。スクスタでもエマと果林の橋渡し役買ってたり、そういう子なんだろうな。
・競い合う相手だけど気持ちが一緒だって思えるように…という想いを込めてお揃いのサンゴのアクセサリーを買って渡すのもいいよね。この優しさは2期12話をなんとなく思い出した。このときのテーマは歩夢の「いつかは離れ離れになってしまうかもしれない」という悩みだったけど、今回は「結果が出る勝負で競い合わなければいけない」という悩みだった。何というか、これに共通する彼方ちゃんの優しさは、清濁併せ吞んだ上で生まれる優しさって感じがする。裕福とは言えない家庭の長女ってこともあって、避けられない問題は存在するっていう事実を同好会で一番肌感覚で分かる子なんじゃないかなと思う。だからこそその問題、悩みにどう捉えればいいか/どう向き合えばいいかを真摯に考えて、自分なりの前向きな答えを出す努力ができるのかも。もちろん元々彼方ちゃんが持つ強さがあってこそのものだとは思う。

エマ

・この子は天性の人当たりの良さがあるな…と思った。例えば天との初対面で、自然と椅子に座ったとき。個人的に「ただ通りすがっただけじゃなくて、しっかり腰を落ち着けてあなたと話がしたい」というコミュニケーションの意志表示のように見えた。もし無意識にそうしてたら…と思うと凄い。
・人当たりの良さともう一つ、コミュニケーションにおけるさりげない強引さもあると思っていて、そこもエマらしさだなと思う。例えばエマが小糸と天のやりとりを初めて見て尋ねた言葉が「友達なんだよね?」なんだけど、僕だったら「友達なの?」から始める。エマにとってあの二人は友達なんだという確信があるから、"友達ではない"という選択肢はない。そこの確認はスキップしていいのだ。僕はこの短縮、距離の詰め方は怖くてできないから初見の時少しおおっ…となった。天に小糸と解散した理由を聞き出すときもそうだ。エマはこのとき「ゆっくりでいいから」と言った。「言いたくなかったら言わなくてもいい」ではない。言わせる選択肢しかない。エマの中で「天と小糸の問題は話さないと解決しない問題だし、力になってあげたい。放っておけない。」という気持ちが相当強いのだと思う。
・そしてエマはそうやって人の気持ちに深く踏み込むだけでなく、自身が寄り添えるところまで寄り添う優しさ、強さがある。それがCara Tesoroのステージだと思う。そりゃもちろんファンに歌を届けるっていうのもあるけど、あくまで天に寄り添うステージ、前を向かせるステージだなと思う。1期5話のときに続いて、エマのソロステージは目の前にいるたった一人のための全力でステージなんだよね。本当に芯が強いし、優しいなと思う。この優しさはホテルを後にしようとしたランジュを引き留めたときにも感じたなー。
・Cara Tesoroガチで好き。曲単体でも最近で一番刺さってるまである。イントロとかの癖のある変拍子とエマの真っすぐな歌声がコントラストになってて聴いててめちゃめちゃ気持ちいい。おまけに天の「三線はここで溜めた方がいい」とかのストーリー上の会話も踏襲したつくりになってるのがアニソンとしても出来過ぎてる。三味線パートが立ってるから天ちゃんをしっかり感じられてユニット曲になってるのが最高。…ただ曲名意識してなくて読み方さっきまでわからんかった笑「カーラ・テゾーロ」って言うんすね。"Cara"は「大事な人」"Tesoro"は「宝物」らしい。イタリア語…そりゃ読めんわ。正直まだ音作りに意識が行ってて歌詞と向き合えてないからそっちにも気を向けていきたい。
・かすみんが山羊と戯れてる配信を見てる最後らへんに「ん?」みたいな反応してるのは何?気のせい?
・パジャマがエロくで可愛くて好きです。

ランジュ

・正直ランジュに泣かされると思ってなかったのでPHOENIX初見時涙腺ゆるゆるになりながら一人ビビってた。
・ランジュの「一番にならなければいけない」という矜持を持ち続けてる姿、同好会の皆の大切に想う姿がどっちもこの歌に込められてて流石にアツい。だってどっちもランジュらしさだと思うから。Aメロの歌詞から見える強さがなかったら同好会に新しい風を吹かすこともなかっただろうし…。ここら辺の歌詞にめちゃめちゃ食らって改めて「自分ってランジュの強い部分に思ってた以上に惹かれてたんだな~」と気づいたのも良かった。
・この"強さ"パートがあるからこそ「今私を包むたくさんの音色が~」のとこの温かみがダイレクトにきてヤバい。ここら辺思い返しながら「13色の魔法」読み返したらよりPHOENIXが好きになった。
・MVのかすみん☆ワンダーツアーのとこ、ランジュいないしランジュ目線なのかな?この日がランジュにとって特別な日になってるのが、いいよね~。(ランジュがいないのは友達に言われてから気づいた。歌詞に気を取られてMV全然見られてなかった、、)
・一日目ホテルの部屋で、侑からの連絡メッセージが来てみんなが集まったとき、侑も作曲を頑張っていることを知ったランジュの顔が好き。2期5話で「作曲を頑張るならなんで同好会にいるの?今のあなたは同好会に自分の夢を重ねてるだけ」的なことを言ってたことを思い出すとグッとくる。侑が自分のやりたいことに向き合っているのが嬉しいんだろうな~。
・ランジュママと和解したあとの「条件…いや、お願いがあるの」の言い直しがいじらしくて好き。(このお願いって歩夢と同じ時間帯でステージをして、なるべくの同条件で勝負したい的なやつなのかな?)

歩夢

・PHOENIXのアウトロがフェードアウトしなからの繋ぎがさぁ!
・「バラバラだったお互いの心をぶつけ合ったらその先はどうなるのかな?」「それでも皆前に進み続けるんだよ」みたいな歩夢と侑の会話の上でのStellar Streamのサビ前歌詞「紡いだ未来できっとまた出会う」が良すぎる。恐らく侑の言う通り皆前に進み続けたら、多分一時はまたある程度バラバラにはなるんだと思う(卒業/進路的な意味で)。けど、それぞれ頑張ってたらまた出会える、再開出来ることを信じてる…そんな感じの歌詞だと思う。実際社会人になったら、会おうと思ったら会えるからね。学生の頃みたいに当たり前のように出来るわけではないけど、それも新しい形として大事なものになると思う。これは実経験に基づく予想。
・とはいえMVの砂時計だったり曲中の時計の針の音だったり、時間の不可逆さの演出をドンと突き付けられるとウッ、、という気持ちになる。完結編が"完結"したらどうなっちゃうんだ、自分。
・侑ちゃんのぬいぐるみとの2ショットをかすみんに見られた時スマホを投げてあたふたしてるのが1期2話のオマージュっぽくて好き。
・「大好き!!!」進化版みたいな劇伴、毎回ヤバすぎ感情感情感情になる。ここのシーンも良いよね。ランジュの「私はスクールアイドルになるために海を渡ったけど、歩夢はスクールアイドルを伝えるために海を渡った」っていうセリフ、劇伴と相まって凄くドラマだなと思う。初「大好き!!!」の1期1話で一歩を踏み出して、今そのトキメキを伝える側になるまで成長したの、凄すぎないか。そして、「歩夢に憧れてスクールアイドルになる子が出てくる」というランジュのセリフにかなり食らった。これ、映画の表題「続け!ときめき──。」じゃん、、。歩夢たちに憧れてスクールアイドルになる子が出てくるなら、この後もスクールアイドルの歴史は続くんですよ。

かすみ

・飯食いすぎ
・僕は4DXがえいがさきお初だったので、かすみんが地団太踏んだり動いてるときに椅子が愉快に動かないと物足りなくなってしまう。てかかすみん、全体的に動きがコミカルでいいよね。驚いたときに帽子が宙に浮くのが特に好き。
・小糸が「どうせ私たちのステージなんて見てくれる人がいないんだから…」って言ったときめちゃめちゃ嫌そうな顔するのが好き。かすみんの魅力が詰まったシーンだなと思う。自分の可能性を自分で否定する姿ってかすみん一番嫌いそうだからね。
・優しさと恐れ知らずさを併せ持つからこそ、ランジュママに真っ向から啖呵切れたんだろうなと思う。肉しっかり平らげた上で「ランジュに会いにいきますよ!」って言えるのは流石にかすみんだけでしょ。ステージ披露は無かったけどある意味一番の功労者かも。
・これはTLで見て「確かに!」となったやつなんだけど、かすみんの動画がバズって他SNSからファンが流れてきた結果、GPXのファン投票人口が増えるみたいな展開があったらめちゃめちゃ面白い。いよいよガチ・MVPになってしまう。

・沖縄来た時ちょっと焼けてる?
・そもそも歩夢を案じて沖縄来る行動力、、。歩夢→侑の矢印もそうだけど、侑→歩夢の矢印も相当デカいよね。まあ歩夢に会いたいがあまり遠方での家族旅行途中離脱するような子だもんな…。
・沖縄で再開した後の会話で歩夢が「ねえ、覚えてる?」で始まるのが少し懐かしかった。1期10話では、この切り出し方で始める会話は微妙な感じで終わってた気がするけど、今回は「ランジュちゃんのこと?」とツーカーな感じになってるのが対照的でいいなと思った。そもそも歩夢、よくこういう切り出し方してるのかな?多分してそう。
・侑がコンクール用に作曲してる曲が3幕で全体曲として使われるとかあったら泣いちゃう。

その他

・序盤回想の部室の机に置いてある吹き出し、「○」の反対が「×」じゃなくて「ヤダ!」なのがウケた。
・小糸と天の部室に伝伝伝みたいなやつあったの、これまでの文化のリスペクトやな~と言う感じがする。

とまあここまで書いてきだわけだけど、「えいがさきで一番好きなセリフは?」と聞かれたら、天の「こいとーと食べるアイスが好き」だったりする。日常の、何気ない一日一日の積み重ねが天と小糸の関係を作ってきたことがこの一言に詰まってるんだよな。決して周りから見たら特別ではない何気ない日が、当人にとっては大事なものになっている…みたいな考え方が好きなので、このシーンはもう最高ですよ。

てな感じでもうね、えいがさき最高ですわ。本当は昨日寝る前ぱっと10数分で箇条書きで今思ってること書くか~的なノリで書き始めたんだけど、結局書ききれずに翌日持ち越ししてしまいました。

いや本当に、昨日えいがさきを観て良かった。
昨日はミリオンのドラマCDリリイベだったそう。だけど予定入ってたから見送ったんだよね。ただその予定がめちゃめちゃ早く終わったから、結果的に自分はリリイベ行けたっぽいんだよな。この瞬間ただただリリイベを干しただけの暇人が誕生してしまったわけだけど、だからこそこうやってえいがさきを改めてゆっくり観られた。そしてゆっくり観られたからこそ、こうやって感想を一旦形にしたいな…と思えた。この一日でえいがさきが一段と好きになったと思う。いい一日だった。

22日分はこんな感じで〆(今日分書く感じ出しといて結局書かないとかは全然ありそう)。 ではまた~

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