自分を変えることができた/槙野蒼大
対馬トラッククラブ編集部です。
対馬トラッククラブは対馬で頑張る陸上選手を応援しております!インタビュー記事対馬高校陸上部の副主将 槙野蒼大選手です!
筋トレがしたくて陸上へ
「僕は中学はバレーボール部でしたが、高校の部活を決めるときに、ちょうど筋トレにハマっていたので陸上部に入れば筋トレもできるし、体力もつくくらいの軽い気持ちで入りました。」
槙野選手は趣味の筋トレが高じて陸上部に入って活動を始めることになります。
知らないんじゃなくて、知ろうとしていなかった
「陸上部に入ってからは陸上のこともわからないし、アップもどうしていいかわからないし、先輩からはよく怒られるし、本当にどうしようもないやつだったと思います。普段から何も考えないダメ人間だったと思います。」
「1年生の県高校駅伝の補欠として行った時に、中村脩希先輩に"槙野は何をしにここきた?ここにきた意味を考えなさい"と叱ってもらってそこから僕自身の今までの行動を振り返って考えるきっかけができました。本当にあの一言が大きかったです。それから少しずつ気づいたのが、自分が知らないことが多いというより、自分が知ろうとしていなかったことに気づきました。叱られてその人が気に入れないんじゃなくて、そこで一度考えると深く学ぶことができるんです。」
陸上部に入ったことで、知らないということを知る経験を知った槙野選手は部活動についてこう語ります。
絶対に他の部活ではできない経験がある
「陸上競技は自分の体力や記録の伸びが目に見えて結果がわかって成長がわかるので、とても良いと思います。対高陸上部に関しては、こんな根暗だった自分でも陸上部に入って180度変わることができたので、自分を変えたい人は陸上部に入って欲しいです。陸上部には他の部活では絶対にできない経験ができます。」
最後の県総体へ向けて
「後悔なく終わるためにベストを尽くして頑張りたいと思っています。これまで陸上をやってきてよかったなと一つでも思えるように取り組みたいです。そして、これまで両親含め関わってきた人たちに感謝したいですし、胸を張って自分が変わったと言える県総体での競技をしたいです。」
最後の最後まで変わり続けたいという気持ちをもった槙野選手の県総体での成長が楽しみです。