画材屋さんで夢を見る

昔クレイアート用に購入したアクリル絵の具セットだけでは表現できないものが出てきたので、今日、画材屋さんで絵の具やメディウムを買い足してきました。

絵を描く目的で画材屋さんに入るのはたぶん初めて。十年くらい文ばかり書いてきたし、自分には絵の才能なんてないと思って生きてきたから、今こうして自信満々で絵を描いていることがすごく不思議。

カラフルな筆ペンセットやカラーチョーク、切り絵用の黒い紙、金箔? や銀箔? などなど、これまで触れる機会のなかった画材がたくさんあって目移りしちゃった。

自分のテンションが上がる場所がひとつ増えた。家の近所にもあるみたいだから、気分転換したくなったら遊びに行こう。

欲しい画材はいっぱいあったけど、家にあるものを組み合わせて遊ぶ余白を残しておきたいから、今回は直近で欲しいものに絞って購入したよ。

なんかね、ガラスのフレームに入れられた絵を眺めてたら、ふいに、「私もそのうちこういうのに入れて絵を展示できるようになりたいな」って思いが浮かんできた。
私、そんなこと夢見てるんだって、びっくりした。

夢見ることができるってことは、叶えられるってことだから。きっと来年くらいにはそんなことしてるんだろうなって、口元がちょっぴり緩んだり。

あと、何をするのかはまだぼんやりしていて見えないけど、舞台の上に立ちたいのだ。
音や光の中で自由に描きたい。一人で演じるんじゃなくて、観客の人と談笑しながら作品を作り上げていく感じ。

そこにフックをかけて、また少しずつ、遊びながら、今日夢に見た現実を形作っていくのだ。

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水流苑まち(つるぞの・まち)
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