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ジレンマと津軽三味線

三味線のみならず、お稽古事や習い事、習慣としていることって、『いつ』やっていますか?

私は『コロナ禍』によりテレワークの増加によって通勤時間が三味線時間に置き換わり、そのまま習慣化しました。そのはずでした。。。

テレワークが日常となり、いつでも『働ける』ことがわかると、仕事量も変化します。通勤に充てていた時間に仕事が割り込んでくるのですが、これが厄介で。

我が家は『楽器禁止』の物件でして、本来は三味線そのものを自宅で弾くこと自体NGなのですが、試行錯誤した結果、音が漏れない方法を編み出して『こっそり練習する』のです。この試行錯誤には工夫が施されておりまして。

朝は8:00以降、夜は20:00までと制限時間を設けて住宅街に少しでも音が漏れないようなそれなりに外が騒がしい時間を狙って演奏をしています。朝はご近所さんが掃除洗濯を始める時間、夜は比較的テレビや音楽を楽しんだり、外を歩く方も談笑を楽しむほどそこそこ賑やかなので、三味線の音くらいであればかき消してくれます。

それでもちょっと音漏れが気になるなぁという時は、我が家のテレビを若干大きめにしてダミーノイズを作った上で、演奏をするなど涙ぐましい(笑)努力をしております。

前段でも書いた通り、すでに習慣化してしまいましたから、三味線弾けない=非日常になりましめていまして、ちょっとイライラするほどに。😣

朝は7:30頃から三味線をケースから出し、駒をセットして爪弾きで調弦しておき、8:00と同時に練習を開始、業務開始のギリギリまで練習をして出したまま業務につきます。お昼休憩は食事も取らず、練習、業務終了後はすぐまた練習して片付けて終了。1日のトータルが約2時間強(間に休憩や師匠の動画振り返りなどがあるため)になるくらいに練習量でした、この春までは。。。

私の業界は夏から冬にかけて繁忙期を迎えます。当然業務ボリュームが格段に増えるので、普段の時間では足りません。三味線が目の前にあるのに、弾けない。三味線弾いたら、仕事間に合わないし、くいっぱくれてしまう、そんなジレンマと日々闘っています。そりゃもう精神衛生的に悪いですよね👎

マーフィーの法則然り、三味線を出しておくと残業確定するという謎のジンクスまで登場してもう発狂寸前です!!せめて爪弾きで練習できるスペースを探さなければと、今日も東奔西走して『場所探し』を。まさか楽器のハードルをこんなところで感じるなんて、というお話しでした。言い訳していないで、練習しなきゃなぁ。😩

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