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【来場御礼】柳家小はぜ勉強会其の四十六 

昨日10/12(土)柳家小はぜ勉強会其の四十六〜勉強会ですが、負けませんっ!〜
たくさんのお運び、まことにありがとうございました!

10/12小はぜ勉強会46演目

ネタ下ろしは「壺算」「ろくろ首」でした。
壺、屑。滅多に書かない漢字を書いて、勉強になりました。

壺算、寄席の定番とも言える噺ですが、最近あまり聞く機会がありませんでした。小はぜさんの壺算は瀬戸物屋の描き方が丁寧で、気の毒だけど可笑しい、そんな壺算でした。紙屑屋は言わずもがな。テンポも大事ですが、品も大事な噺です。

与太郎は馬鹿です。頭が悪いのではなく、馬鹿なのです。頭が悪い風に描くと、笑えなくなります。与太郎は馬鹿だけど、達観しているところもあります。そこが与太郎が与太郎である所以であり、人間味やおかしみを感じられて、落語的笑いにつながると思っています。昨日の「ろくろ首」を聞いて、そんなことを考えたりもしました。小はぜさんの与太郎はその辺りの線引きが絶妙で、極端にならないところが良いなあと思った次第です。

次回は12月7日(土)で、通常の勉強会より1週間早い開催ですが、お運びをお待ちしております。鶴川落語会販売分は残席僅少、町田市民ホール販売分はまだご用意があるようです。師走の小はぜさんもどうぞお楽しみに。

小はぜさんの真打昇進がそう遠くないわけで、そろそろ鶴川でやれることを・・・町田で何か・・・と画策しております。発表できる段階になりましたらお伝えしますので、ご期待ください。

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