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【発売開始しました】 7/20(土)扇辰・兼好二人会

鶴川落語会初顔合わせの扇辰・兼好二人会、本日4/23(火)より発売開始いたしました。

扇辰・兼好チラシ

チケット取扱
鶴川落語会ホームページ
・町田市民ホール 042-728-4300、オンライン
・イープラス

まだ現時点では前方のお席のご用意が可能ですので、お申込みお待ちしております。多摩地区で扇辰・兼好の顔付はこれまでにないようですし、都内でもここ数年、コロナ後は開催されてないようです。ぜひお運び下さい。

今回の顔付を思いついた時、すでに他の会でも開催されたことがある顔付だったので「そうかー」と少々悩みました。同じ顔付で定期的に開催されている会がある場合、特に1時間圏内の移動距離の会場での開催の場合は、遠慮します。(元々うちが最初に始めた顔付で重なる場合は別です。)

しかし今回は、開催場所や時期等を調べて、コロナ以降定期的に開催されている顔付ではないこと、近隣での開催がないことなどを確認して(公表されている情報での確認になりますが)両師匠にご出演をお願いしました。

顔付は、興行主の生命線です。近隣の会の開催状況や時期に配慮するのが、お互いのためだと私は思っています。少々小うるさいことを言うようですが、最近の興行主の中には、簡単に他の会の顔付をそう遠くない会場や、同時期に開催したり、他の会が定期的に使用している会場でいきなり開催しようとしたり、荒っぽいやり方をする方が増えたなあと感じています。同じ会場にいろんな興行主の落語会がひしめき合っている・・・みたいなこと、ありますでしょ。別にルールじゃないんですけどね。以前は暗黙の了解、距離感への配慮みたいなものがあったんです。そういう縛りがあることを良いことだとは言いませんけど(新しい参入を妨げますから)
ただ節度を守るためには、頭の片隅に置いておいた方がいいことのように思います。今はホールも閉館や休館が続いているので、仕方ない面もあるんだろうなと言うことは理解しつつ、です。

会が増えるということは、その業界が豊かになる可能性を秘めていることだと思う反面、節操ない開催はお客様の分散や迷いに繋がると、少々危惧しています。商売は弱肉強食、客を呼べないところは潰れて然るべき論もわからなくもないですが、結局自分の会にも跳ね返ってくることなので、多少の下調べは必要ではないかと思う今日この頃です。

お客様にはあまり関係ない話で、愚痴っぽいことを書いてしまいましたが、最近気になっていたことです。あと、扇辰・兼好の顔付は、当会が初ではないこと、お調べした上で開催をすることもお知らせしておこうと思いました。

そして、今年度も当社の「らくご@鶴川」は、芸術文化振興会の芸術文化振興基金
の助成に採択されました。これからも楽しい良質な会の開催に努めてまいりますので、どうぞご贔屓のほど、お願い申し上げます。



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