趣味が変わっても生活が変わっても
産休に入って3週間ほど経ちました。正確に言うと、今は有給消化期間。もうすぐ本当の産休に入ります。
目覚ましをかけなくても毎朝6時ごろには起きている。息子を保育園に送り終えると、仕事が終わった、と感じる。迎えに行く時に仕事が始まる、と感じる。今まで(働きながら育児)がダブルワークだったなとつくづく思う。ようやくシングルワークになった。世の中のワーキングマザー(ファザー)達はすごいですよ。
日中は文字通り休んでいることが多い。YouTubeを観たりスマホを見たり。プールにたまに行く。
日中休めるおかげで、息子と一緒にいる時間は息子のことをちゃんと見られている。もうすぐ一人っ子が終わってしまう息子を目一杯甘やかしてあげられる。仕事をしていた時は息子と一緒にいる時間も他のことを考えていることが多かった。見ているようで見てなかった。
今月は夫は出張でいないことが多く、1人で面倒を見ることになる。妊娠後期ワンオペ保育はまあまあきつい。頑張らざるを得ないことが多いので、「頑張らない」を目標にしている。
SNSを無為に見ている時間を少しでも減らしたくて本を手元に置いている。最近読んだ本。
小説で面白かったのは「トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー」。ゲーム製作を舞台にした話。最高です。
「嫌われる勇気」は、家にあったけど読んでなかった本。確かに面白かったけど、アドラーってこれ心理学なのか?既に実践できているようなことも多くて、でも興味深くてゆっくりゆっくり読んだ。あとはここには入ってないけど「母の友」という雑誌をよく読んでいる。
日記を毎日書くのをやめた理由の一つに、育児のことを悪く書いてしまうんじゃないかという懸念があった。育児なんてしたくない、子供がいなかったら〇〇できたのに。本来の自分ではなくなってしまった、一時的にこんな大変なことをやらされている、そういうニュアンスを含んでしまうのが怖くて、やめた。(単純に忙しくなったからという理由ももちろんある)
でも最近は、母になった私と、今までの私が融合しつつある。納得して受け入れられつつある。私の人生に「母」という属性がようやく馴染んできた。今までの私と、現在の私が地続きであることが分かってきた。ある日突然母になって今までの私が失われた訳ではなくて、ずっと私なんだ、ということが分かってきた。
育児も、つらいことをやらされている訳じゃなくてただ自然に子供と生活しているんだな、と思えるようになった。趣味が変わっても生活が変わっても、それは自然の流れ。私が私であることは変わらない。当たり前のことかもしれないけれど、最近ようやくしっくり来たのでした。
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